エパルレスタット
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
エパタット錠50mg
組成
- エパタット錠50mgは、1錠中にエパルレスタット50mgを含有する。
添加物として、カルナウバロウ、カルメロースCa、コポリビドン、酸化チタン、ステアリン酸Mg、タルク、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、D-マンニトールを含有する。
効能または効果
- 糖尿病性末梢神経障害に伴う自覚症状(しびれ感、疼痛)、振動覚異常、心拍変動異常の改善
(糖化ヘモグロビンが高値を示す場合)
- 通常、成人にはエパルレスタットとして1回50mg(本剤1錠)を1日3回毎食前に経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
重大な副作用
- 血小板減少:血小板減少があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。
- 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全:劇症肝炎、著しいAST(GOT)・ALT(GPT)の上昇等を伴う肝機能障害、黄疸、肝不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような場合には投与を中止し適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- エパルレスタットは、細胞機能障害を誘発すると考えられているソルビトールの細胞内蓄積を抑制することにより、糖尿病性末梢神経障害における自覚症状および神経機能異常を改善する。
- 作用機序は、ポリオール代謝系においてグルコースからソルビトールへの代謝に関与するアルドース還元酵素を特異的に阻害することによる。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 5-[(1Z,2E)-2-Methyl-3-phenylpropenylidene]-4-oxo-2-thioxo-3-thiazolidineacetic acid
分子式
分子量
融点
性状
- エパルレスタットは黄色〜だいだい色の結晶又は結晶性の粉末で、におい及び味はない。テトラヒドロフランに溶けやすく、N,N-ジメチルホルムアミドにやや溶けやすく、メタノール、エタノール(99.5)に溶けにくく、水にほとんど溶けない。光に対して不安定である。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- epalrestat
- 商
- エパタット、エパルドース、キナルドース、キネアドール、キネグルコ、キネスタット、キネダック、キネックス、キネルダー、キャルマック、サイロフト、モネダックス
- 関
- アルドース還元酵素阻害薬、糖尿病治療薬、薬理学
概念
適応
- 糖尿病性末梢神経障害に伴う自覚症状(しびれ感,疼痛),振動覚異常,心拍変動異常の改善(糖化ヘモグロビンが高値を示す場合)
重大な副作用
- 血小板減少があらわれることがあるので,このような症状があらわれた場合には,投与を中止すること.
- 2. 劇症肝炎,肝機能障害,黄疸,肝不全(頻度不明)
参考
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3999013F1282_1_01/3999013F1282_1_01?view=body