- 英
- L-arginine
- 化
- 塩酸L-アルギニン L-arginine hydrochloride
- 商
- アルギU
- ESポリタミン、アミカリック、アミグランド、アミノレバンEN、アルギニン、イムネース 、イワコールラブ、セフェピム塩酸塩、セフォチアム、テルフィス、トリゾンラブ、トロンビン、パセトクール、パンスポリン、ヒカリレバン、フィブリノゲンHT、プロテアミン、マキシピーム、ユニカリックL
- 関
- アルギニン
WordNet
- the 12th letter of the Roman alphabet (同)l
PrepTutorEJDIC
- lira(イタリアの貨幣単位リラ)
- liter[s]
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/10/31 08:49:45」(JST)
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L-アルギニン |
|
|
IUPAC名
(S)-2-Amino-5-guanidinopentanoic acid
|
|
識別情報 |
CAS登録番号 |
74-79-3 |
PubChem |
6322 |
ChemSpider |
227 |
UNII |
94ZLA3W45F |
KEGG |
C02385 |
ChEMBL |
CHEMBL179653 |
IUPHARリガンド |
721 |
- O=C(O)C(N)CCC/N=C(\N)N
C(CC(C(=O)O)N)CNC(=N)N
|
- InChI=1S/C6H14N4O2/c7-4(5(11)12)2-1-3-10-6(8)9/h4H,1-3,7H2,(H,11,12)(H4,8,9,10)
Key: ODKSFYDXXFIFQN-UHFFFAOYSA-N
InChI=1/C6H14N4O2/c7-4(5(11)12)2-1-3-10-6(8)9/h4H,1-3,7H2,(H,11,12)(H4,8,9,10)
Key: ODKSFYDXXFIFQN-UHFFFAOYAT
|
特性 |
化学式 |
C6H14N4O2 |
モル質量 |
174.2 g mol−1 |
特記なき場合、データは常温(25 °C)・常圧(100 kPa)におけるものである。 |
アルギニン (arginine) は天然に存在するアミノ酸のひとつ。5-グアニジノ-2-アミノペンタン酸(5-グアニジノ-2-アミノ吉草酸)のこと。略号は R あるいは Arg。示性式 (H2NC(=NH)NHCH2CH2CH2CH(COOH)NH2) で表される。英発音に基づき、アージニンともいう。
目次
- 1 性質
- 2 生合成
- 3 多く含む食品
- 4 関連項目
- 5 外部リンク
|
性質
荷電極性側鎖アミノ酸。塩基性アミノ酸の一種で、蛋白質を構成するアミノ酸としては最も塩基性が高い。非必須アミノ酸ではあるが、成長期には摂取が必要。糖原性を持つ。
尿素回路の中間体であり、投与によりアンモニアの生体内解毒を助ける。尿素回路内で、アルギナーゼ (EC 3.5.3.1) によりオルニチンと尿素に分解される。アルギナーゼの欠損により高アルギニン血症になる。
条件付必須アミノ酸の1つ。外傷・褥瘡・感染などの侵襲下においては、充分な補給が望ましいとされる。免疫反応の活性化、細胞増殖促進し、コラーゲン生成促進などにより、創傷や褥瘡の治癒を促す。
生合成
クエン酸回路のケトグルタル酸からアルギニンの生合成が始まる。ケトグルタル酸からグルタミン酸が合成され、N-アセチルグルタメートに変換され、この物質がN-アセチルグルタメートキナーゼによりN-アセチルグルタメートリン酸へと変換させる。次に、N-アセチルグルタメートリン酸はオルニチンに変換され、オルニチントランスカルバミラーゼによりシトルリンに変換された後、アルギニンとなる。
多く含む食品
ヒストンやプロタミンといった、核蛋白質での含量が高く、魚類プロタミンでは全体の3分の2がアルギニンになっている。食物では、肉類、ナッツ、大豆、玄米、レーズン、エビ、牛乳などに多く含まれる。
関連項目
外部リンク
- アルギニン - 「健康食品」の安全性・有効性情報 (国立健康・栄養研究所)
タンパク質を構成するアミノ酸 |
|
ヒトの必須アミノ酸 |
トリプトファン - リシン - メチオニン - フェニルアラニン - トレオニン - バリン - イソロイシン - ロイシン - ヒスチジン
|
|
ヒトの非必須アミノ酸 |
アラニン - アルギニン - アスパラギン - セリン - アスパラギン酸 - システイン - グルタミン - グルタミン酸 - グリシン - プロリン - チロシン
|
|
語句 |
アミノ酸合成 - アミノ酸の代謝分解 - アミノ酸発酵 - 必須アミノ酸 - ペプチド - コドン - GABA - ケト原性アミノ酸 - 糖原性アミノ酸
|
|
主要な生体物質
ペプチド - アミノ酸 - 核酸 - 炭水化物 - 脂肪酸 - テルペノイド - カロテノイド
テトラピロール - 補因子 - ステロイド - フラボノイド - アルカロイド - ポリケチド - 配糖体 |
|
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ウィキメディア・コモンズには、アルギニンに関連するカテゴリがあります。 |
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 坊垣 知佳,張 燃,ヘリ セティアワン [他]
- 日本予防医学会雑誌 = Journal of preventive medicine 10(1), 9-17, 2015-04
- NAID 40020496442
- 症例報告 脳卒中様発作急性期の頭痛発作に対してL-アルギニンが無効でミダゾラムが有効であったMELASの1例
- 辻河 高陽,横井 聡,安井 敬三 [他]
- 臨床神経学 = Clinical neurology 54(11), 882-887, 2014-11
- NAID 40020269956
- ミトコンドリア心筋症と代謝治療 (特集 心不全と代謝)
- 非動脈炎性虚血性視神経症の動物モデルを用いた治療の試み
- 中馬 秀樹,前久保 知行 [共同研究],河野 尚子 [共同研究他]
- 日本眼科学会雑誌 118(4), 331-361, 2014-04
- NAID 40020064370
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
エイムゲン
組成
製法の概要
- 本剤は、アフリカミドリザル腎臓由来細胞(GL37細胞)でA型肝炎ウイルスを培養し、高度に精製し、不活化後安定剤を加え、凍結乾燥したワクチンである。
- なお、本剤は製造工程でウシの血液由来成分(血清)、ウシの膵臓由来成分(デオキシリボヌクレアーゼI、リボヌクレアーゼA)、ブタの膵臓由来成分(トリプシン)を使用している。
組成
- 本剤を添付の溶剤(日本薬局方注射用水)0.65mLで溶解した液剤0.5mL中に次の成分を含有する。
有効成分
不活化A型肝炎ウイルス抗原(HAV抗原)
添加物
乳糖水和物
添加物
D-ソルビトール
添加物
L-グルタミン酸ナトリウム
添加物
L-アルギニン塩酸塩
添加物
ポリソルベート80
添加物
塩化ナトリウム
添加物
リン酸水素ナトリウム水和物
添加物
リン酸二水素カリウム
添加物
塩化カリウム
禁忌
(予防接種を受けることが適当でない者)
- 被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合には、接種を行ってはならない。
- 明らかな発熱を呈している者
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
- 本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者
- 上記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある者
効能または効果
- 本剤を添付の溶剤(日本薬局方注射用水)0.65mLで溶解し、通常、0.5mLずつを2〜4週間隔で2回、筋肉内又は皮下に接種する。更に初回接種後24週を経過した後に0.5mLを追加接種する。 免疫の賦与を急ぐ場合には、0.5mLずつを2週間隔で2回、筋肉内又は皮下に接種する。しかし、長期に抗体価を維持するためには3回目の追加接種をすることが望ましい。
他のワクチン製剤との接種間隔
- 生ワクチンの接種を受けた者は、通常、27日以上、また、他の不活化ワクチンの接種を受けた者は、通常、6日以上間隔を置いて本剤を接種すること。
- ただし、医師が必要と認めた場合には、同時に接種することができる(なお、本剤を他のワクチンと混合して接種してはならない)。
慎重投与
(接種の判断を行うに際し、注意を要する者)
- 被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を慎重に行い、予防接種の必要性、副反応、有用性について十分な説明を行い、同意を確実に得た上で、注意して接種すること。
- 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する者
- 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた者及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある者
- 過去にけいれんの既往のある者
- 過去に免疫不全の診断がなされている者及び近親者に先天性免疫不全症の者がいる者
- 本剤の成分に対してアレルギーを呈するおそれのある者
薬効薬理
- マーモセットにA型肝炎ウイルスを感染させると、トランスアミナーゼが上昇し、発症するが、あらかじめ不活化A型肝炎ワクチンを接種して、能動免疫を与えておいたとき、発症が予防された4)。 ワクチンによって能動免疫を獲得したマーモセットの免疫グロブリン画分でマーモセットを受動免疫したとき、発症が予防された5)。
★リンクテーブル★
[★]
L-アルギニン塩酸塩(L-アルギニン)、L-イソロイシン、L-トリプトファン、L-トレオニン、L-バリン、L-ヒスチジン塩酸塩水和物(L-ヒスチジン)、L-フェニルアラニン、L-メチオニン、L-リシン塩酸塩(L-リシン)、L-ロイシン、グリシン
[★]
L-グルタミン酸、L-アルギニン
- 関
- 他に分類されない代謝性医薬品
[★]
L-アルギニン
- 関
- arginine
[★]
- 英
- -nitro-L-arginine methyl ester
- N(G)-nitro-L-arginine methyl ester
- 関
- NG-ニトロアルギニンメチルエステル、Nω-ニトロ-L-アルギニンメチルエステル
[★]
- 英
- N omega-nitro-L-arginine methyl ester
- 関
- NG-ニトロアルギニンメチルエステル、N(G)-ニトロ-L-アルギニンメチルエステル
[★]
- 英
- N-monomethyl-L-arginine
[★]
- 英
- arginine, Arg, L-arginine, R
- 関
- アミノ酸、リジン、ヒスチジン、オルニチン回路、オルニチン、アミジノ基。グルタミン酸アルギニン
-CH2-CH2-CH2-NH-C-(NH2)NH
- グアニジウム基がついている(グアニジンはNH=C(NH2)2)
- ヒゲ三本+グアニジウム基と覚える。
- 生体内ではグルタミン酸からオルニチン(-CH2-CH2-CH2-NH2, リジンより炭素が1つ少ない)から尿酸サイクルを経て合成される。側鎖の根もとからの炭素源期の数は3つ
[★]