- 英
- glucose tolerance test、GTT, carbohydrate tolerance test, sugar tolerance test
- 同
- グルコース負荷試験、糖負荷試験、耐糖能検査
- 関
- 経口ブドウ糖負荷試験
[show details]
目的
- 糖尿病の診断のための検査
- 先端巨大症の診断のための検査:ブドウ糖負荷時に正常ではGH分泌低下、先端巨大症ではGH高値を維持
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 経口ブドウ糖負荷試験によるテストステロン濃度の変化と美人投票ゲーム
- 松葉 敬文/佐藤 淳/蔵 研也/青木 貴子/村上 弘/加藤 大輔
- Review of economics and information studies 12(1・2), 39-50, 2011-09-30
- NAID 110008904333
- 空腹時血糖およびHbA1cからみた耐糖能異常の診断
- ペグビソマント投与前後の耐糖能の変化を経口ブドウ糖負荷試験にて検討した先端巨大症の3症例
- 亀田 啓,永井 聡,三好 秀明,近藤 琢磨,澤田 享,中垣 彩,耒海 公彦,〓 圭龍,平井 愛見子,田島 一樹,野本 博司,三次 有奈,清水 力,吉岡 成人,小池 隆夫
- 糖尿病 54(8), 686-690, 2011-08-30
- NAID 10029746753
Related Links
- ブドウ糖を飲んだ後に血糖値がどのように推移するかをみて、糖尿病かどうかを判定を しようというのがブドウ糖負荷試験(GTT)です。なお、糖尿病には、1型糖尿病( インスリン依存型)と2型糖尿病(インスリン非依存型病)があります。
- 経口ブドウ糖負荷試験(けいこうブドウとうふかしけん、Oral glucose tolerance test, OGTT)は、糖尿病の診断方法のひとつ。糖尿病が疑われる患者に対し、短時間に一定 量のブドウ糖水溶液を飲んでもらい、一定時間経過後の血糖値の値から、糖尿病が 存在 ...
- 1.前夜9時以後絶食として、朝まで空腹のまま来院 2.空腹のまま採血し、血糖値を 測定する 3.ブドウ糖75gを溶かした水を飲む(糖負荷) 4.ブドウ糖負荷後、30分、1 時間、2時間後に採血し血糖を測定する 5.糖尿病型、正常型、境界型のいずれかに 判定 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 56歳の男性。筋力低下と空咳とを主訴に来院した。半年前から階段やバスのステップの昇降が困難になり、最近、空咳が出現した。半年間で体重が5kg減少した。身長174cm、体重58kg。体温37.5℃。血圧140/72mmHg。両側上眼瞼に紫紅色の浮腫を認め、両肺下部にfine cracklesを聴取する。徒手筋力テストで上腕二頭筋、上腕三頭筋、腸腰筋および大腿四頭筋は両側とも4/5。尿所見:蛋白(-)、糖1+。便潜血1+。赤沈56 mm/1時間。血液生化学所見:AST 398 IU/l、ALT 120 IU/l、LD <LDH> 1,275 IU/l(基準176~353)、CK 5,700 IU/l (基準40~200)。免疫学所見:CRP 2.2 mg/dl、抗核抗体320倍(基準20以下)。
- 対応として適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103D031]←[国試_103]→[103D033]
[★]
- 56歳の男性。町の健康診断で高血圧を指摘され来院した。特に自覚症状はない。入院歴はない。喫煙は20歳から1日30本である。飲酒も20歳から始め、この15年間は1日ビール大ビン1本と日本酒2合とを飲む。血圧140/88mmHg。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血清生化学所見:空腹時血糖123 mg/dl、総コレステロール218mg/dl、γ-GTP100単位(基準8~50)。
- この患者への対応で誤っているのはどれか。
- a. 自宅安静が必要であることを説明する。
- b. 経過観察が必要であることを説明する。
- c. 節酒指導を行う。
- d. 禁煙指導を行う。
- e. ブドウ糖負荷試験を予約する。
[正答]
※国試ナビ4※ [096F027]←[国試_096]→[096F029]
[★]
- 58歳の男性。健康診査で初めて高血圧を指摘され来院した。自営業。喫煙歴はない。飲酒はビール中ビン1本/日を20年間。身長168cm、体重75kg。血圧148/92mmHg。尿所見と血清生化学所見とに異常を認めない。
- 初診時の対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
- a. 降圧薬を処方する。
- b. 血圧の経過をみる。
- c. 禁酒するよう指導する。
- d. 体重を減らすよう指導する。
- e. ブドウ糖負荷試験を実施する。
[正答]
※国試ナビ4※ [101G021]←[国試_101]→[101G023]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [100G102]←[国試_100]→[100G104]
[★]
- 英
- acromegaly
- 同
- 先端肥大症 末端肥大症、マリー症候群 Marie syndrome
- 関
- 成長ホルモン、難病
[show details]
概念
- 下垂体前葉より成長ホルモンが長期間、過剰に分泌されるために骨、結合組織、内臓の過剰発育をきたす疾患。
- 特定疾患治療研究事業の対象となる難病
病因
診断基準
- (参考1)
- (1)主症候(注1)
- ①手足の容積の増大
- ②先端巨大症様顔貌(眉弓部の膨隆、鼻・口唇の肥大、下顎の突出など)
- ③巨大舌
- (2)検査所見
- ①成長ホルモン(GH)分泌の過剰:血中GH値がブドウ糖75g経口投与で正常域まで抑制されない。(注2)
- ②血中IGF-1(ソマトメジンC)の高値(年齢・性別基準値の2SD以上)。(注3)
- ③CTまたはMRIで下垂体腺腫の所見を認める。(注4)
- 副症候および検査所見
- (1)発汗過多
- (2)頭痛
- (3)視野障害
- (4)女性における月経異常
- (5)睡眠時無呼吸症候群
- (6)耐糖能異常
- (7)高血圧
- (8)咬合不全
- (9)頭蓋骨および手足の単純X線の異常(注5)
- 確実例:1(1)①から③の1項目以上を満たし、かつ1(2)①から③すべての項目を満たすもの。
- 可能性を考慮:ブドウ糖負荷でGHが正常域に抑制されたり、臨床症候が軽微な場合でも、IGF-1が高値で、1(2)③を満たすもの。
- (注1)発病初期例や非典型例では症候が顕著でない場合がある。
- (注2)正常域とは血中GH底値1ng/ml(リコンビナントGHを標準品とするGH測定法)未満である。糖尿病、肝疾患、腎疾患、青年では血中GH値が正常域まで抑制されないことがある。また、本症では血中GH値がTRHやLH-RH刺激で増加(奇異性上昇)することや、ブロモクリプチンなどのドパミン作動薬で血中GH値が増加しないことがある。さらに、腎機能が正常の場合に採取した尿中GH濃度が正常値に比べ高値である。
- (注3)健常者の年齢・性別基準値を参照する。栄養障害、肝疾患、腎疾患、甲状腺機能低下症、コントロール不良の糖尿病などが合併すると血中IGF-Iが高値を示さないことがある。IGF-Ⅰの基準値としては別添の資料を参考のこと。
- (注4)明らかな下垂体腺腫所見を認めない時や、ごく稀にGHRH産生腫瘍の場合がある。
- (注5)頭蓋骨単純X線でトルコ鞍の拡大および破壊、副鼻腔の拡大と突出、外後頭隆起の突出、下顎角の開大と下顎の突出など、手X線で手指末節骨の花キャベツ様肥大変形、足X線で足底部軟部組織厚heelpadの増大=22mm以上を認める。
負荷試験のまとめ
病態
- 参考2
- 甲状繊維状:甲状腺は肥大するが、甲状腺ホルモンの量は正常である事が多い。一方で、下垂体腫瘍により中枢性の甲状腺機能低下症をきたす患者が少数存在する。
- 心血管系:高血圧(43%の症例に存在)、心肥大(高血圧、およびGHの直接的効果)、心筋症( → 拡張障害 + 不整脈 )、心不全(3-10%の症例)、弁膜症(心エコー上、30%の症例でAR, 5%の症例でMRが見いだされた)
- 睡眠時無呼吸
- 代謝:インスリン抵抗性を伴う高インスリン血症による糖尿病は10-20%の症例で見られ、耐糖能異常は50%の患者で見られる。
- 結腸の腫瘍:結腸粘膜上皮細胞の増殖におけるIGF-Iの関与、PPAR(peroxisome proliferator-activated receptor)遺伝子の発現低下が腫瘍発生のメカニズム?
検査
負荷試験の結果の見方
- QB-D253
- (1) QB.D-254 参考1 → 増加しない
QB.D-254
- ブドウ糖負荷試験:GH→ (正常:↓) ← コントロール不能?
- TRH、LH-RH:GH↑ (正常:→?)
- インスリン、低血糖、L-dopa負荷:GH→ (正常:↑) ← 十分にGHが分泌されているから、これ以上反応できない?
治療
- 方針:手術療法(腺腫摘出術)が第1選択となり、手術が不可能な例や拒否例、残存腺腫により高GHである例などで薬物療法を行う
- 経蝶形骨洞下垂体腺腫摘除術(ハーディ手術):トルコ鞍内に限局している例
- 経前頭骨下垂体腺腫摘除術:トルコ鞍上に進展している例
- 定位的放射線照射:従来の外部照射に比べ良好な治療成績が得られているが、放射線障害による下垂体機能低下が問題となっている。
治療効果の判定
- 足底部軟部組織厚heelpadは治療によって減少し、治療効果の判定に用いられる。(QB.D-253)
- IGF-1は治療効果の判定に有用、らしい。
参考
- http://www.nanbyou.or.jp/entry/287
- 2. [charged] Causes and clinical manifestations of acromegaly - uptodate [1]
[★]
- 関
- glucose tolerance test
- 同
- glucose tolerance test
[★]
- 同
- 75gOGTT
- 関
- 経口ブドウ糖負荷試験、糖尿病
耐糖能評価
- 空腹時血糖値とOGTT 75g 2時間値を用いて耐糖能の評価を行う。
- 正常 :空腹時血糖値<110 mg/dL かつ OGTT 75g 2時間値<140 mg/dL
- 境界型 :正常と糖尿病型のいずれにも当てはまらないもの
- 糖尿病型:空腹時血糖値≧126 mg/dL もしくは OGTT 75g 2時間値≧200 mg/dL
- OGTT 75gにおいて、いずれか2つ以上の基準値を満たせば妊娠糖尿病とする。
- 空腹時 :≧100 mg/dl
- 1時間値:≧180 mg/dl
- 2時間値:≧150 mg/dl
[★]
- 英
- oral glucose tolerance test, OGTT, oral glucose tolerance
- 関
- グルコース負荷試験、経口グルコース負荷試験。糖尿病、血糖値、HbA1c
[show details]
- 糖尿病の鑑別診断法の一種
- 慢性膵炎を疑う場合に、膵臓の内分泌機能を評価する場面でも用いられる、はず。
[★]
- 英
- intravenous glucose tolerance test, IVGTT IGTT
[★]
- 英
- cortisone glucose tolerance test, CGTT
[★]
- 英
- examination、test、testing、assessment、trial、exam、examine
- 関
- アセスメント、計測、検査、検定、試み、査定、試行、調べる、診断、治験、調査、テスト、判定、評価、検討、影響評価、実験デザイン、研究デザイン、データ品質、対応群、スコアリング法
循環器
肝臓異物排泄能
カルシウム
ビタミン
血液
- ショ糖溶血試験:(方法)等張ショ糖液に血液を加える。(検査)溶血の存在。低イオン強度では補体の赤血球に対する結合性が増し、発作性夜間血色素尿症 PNHにおいては溶血をきたす。スクリーニング検査として用いられ、確定診断のためにはハム試験を行う。
- ハム試験 Ham試験:(方法)洗浄赤血球に塩酸を加え、弱酸性(pH6.5-7.0)条件にする。(検査)溶血の存在。発作性夜間血色素尿症 PNHにおいては弱酸性条件で補体に対する感受性が亢進するため
産婦人科
内分泌
視床下部-下垂体-糖質コルチコイド
高血圧
- 立位フロセミド負荷試験:(投与)フロセミド、(検査)血漿レニン濃度:フロセミドでhypovolemicとし歩行負荷で交感神経を興奮させレニンの分泌を促す。原発性アルドステロン症の場合、レニン高値のまま無反応。
膵臓
膵外分泌機能
腎臓
ガストリノーマ
感染症
[★]
- 英
- load、charge、load
- 関
- 荷電、チャージ、電荷、荷重、帯電、負担、ロード
循環器
PT.291
前負荷 preload
- 心室の拡張終期に心室にある血液量、すなわち拡張終期容量(EDV)
後負荷 afterload
[★]
- 英
- grape、grapevine
- ラ
- Vitis vinifera
- 関
- ブドウ属、ブドウ科
[★]
- 英
- tolerance test、load test、challenge test
- 関
- 誘発試験