IgA腎症
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- iodineの化学記号
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Japanese Journal
- IgA腎炎のIgA subclassと補体活性化の関係
- 久野 敏,竹林 茂夫,岩崎 宏,松下 操,藤田 禎三
- 日本小児腎臓病学会雑誌 16(1), 15-20, 2003
- … IgA腎炎ではメサンジウムのIgA1沈着が補体活性系の副経路を活性化し,IgA2沈着がレクチン経路を活性化することを我々は報告した。 … 今回の結果よりIgA腎炎ではIgA1沈着が副経路を活性化し,IgA2沈着がレクチン経路を活性化することを再確認できた。 …
- NAID 130000077676
- アンギオテンシン2(A2)受容体拮抗薬(カンデサルタン)により著明な蛋白尿の改善を認めた腎移植後再発IgA腎炎の三例
- 白柳 慶之,橋本 恭伸,奥田 比佐志,清水 朋一,古賀 祥嗣,徳本 直彦,田邊 一成,東間 紘
- 日本泌尿器科學會雜誌 91(3), 381, 2000-03-20
- NAID 110003071138
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- 感染後に発症するので、急性発症した場合のIgA腎症との鑑別診断に迷うことがあります。 また、その他の腎炎(膜性増殖性糸球体腎炎、ループス腎炎)でも急性糸球体腎炎と同様の腎生検所見(管内増殖性糸球体腎炎)を呈することが ...
- IgA腎症の本質はなにか? IgA腎症は血尿と蛋白尿(初期には陰性のこともある)を呈する慢性糸球体腎炎の半数以上を占める頻度の高い疾患です。現在、末期腎不全のため透析導入が必要となる患者数としては糖尿病性腎症の次に多い ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- IgA nephropathy, immunoglobulin A nephrophathy
- 同
- IgAメサンギウム腎症 IgA mesangial nephropathy、免疫グロブリンA腎症 イムノグロブリンA腎症 immunoglobulin A nephropathy、IgA腎炎 IgA nephritis、IgA糸球体腎炎 IgA glomerulonephritis、Berger's disease、バージャー病 ベルガー病 ベルジェ病 Berger's disease Berger disease Berger病 Berger nephropathy
- 関
- 一次性糸球体疾患。
[show details]
- first aid step1 2006 p.385(Glomerular pathology)
定義
- → 同様の症状を示す、紫斑病性腎炎(Henoch-Schonlein purpura)、肝硬変、肺疾患とは区別する!!
疫学
- 日本-原発性糸球体腎炎の50-70% (約40%とする文献もある)。フランス-原発性糸球体腎炎の約20%
- 発症年齢:小児から成人まで認められる。20歳代に好発。男性が若干多い(男女比 3-6:1)
- 若年の新規透析患者の原因(約40%)として重要である。 → 透析導入原疾患の第2位
- 慢性糸球体腎炎のなかで最多(約半数)。
病因
- 免疫複合体型腎炎
- IgAを含む免疫複合体が糸球体に沈着し → 補体を活性化 → 腎炎
- 抗原:細菌、ウイルス、食物蛋白など
- begin as an episode of gross hematuria that occurs within 1 or 2 days of a nonspecific upper respiratory tract infection
病態
- 抗原と結合したIgAからなる免疫複合体が糸球体内皮下とメサンギウム領域に蓄積し腎炎像がみられる。(PRE.245) → 炎症により部分的に糸球体が破綻し血尿をきたす?
- 糸球体腎炎症状が主であって、蛋白尿は軽度。ネフローゼに至ることは稀
病理
- メサンギウム増殖性糸球体腎炎の像が見られる。
- 光学顕微鏡:メサンギウム増殖
- 蛍光顕微鏡:IgAが顆粒状にメサンギウムに沈着。C3, IgG, IgMの沈着が見られることがある
[show details]
メサンギウムにIgAが沈着する疾患
検査
- 蛋白尿は血尿に比べ軽度 ← ネフローゼ優位ではない?
診断
鑑別診断
治療
- 参考2
- 1. ACE阻害薬、アンジオテンシン受容体阻害薬
- 2. 糖質コルチコイド
- 3. 免疫抑制薬
- SPE.596
- 組織障害が軽い例:抗血小板薬、柴苓湯、ACE阻害薬、ARB
- 組織障害が強い例:副腎皮質ステロイド、抗凝固薬、抗血小板薬、免疫抑制薬の組み合わせ。
予後
- 著明な蛋白尿や腎機能低下をきたさない患者は完全に寛解するかもしれないが、ほとんどの患者ではゆっくり着実に進行する。
- 蛋白尿の持続 ± 高血圧 ± 血清Crの上昇 を下している患者は20年の経過で20-30%が末期腎不全に陥り、そのほかの20%は腎機能が低下する。
- 予後不良の腎組織像は、(稀)半月体の形成、糸球体の瘢痕化、尿細管質の萎縮、および間質の線維化である。
予後予測因子
- YN.E-43
- 血圧>160/95 mmHg、血清Cr>1.5 mg/dL、Ccr<50、尿蛋白>2g/日
予後不良因子
- 蛋白尿の持続、高血圧、高血清Cr、血清蛋白低値、高度な腎組織障害
参考
- http://www.jsn.or.jp/jsn_new/iryou/free/kousei/pdf/44_7.pdf
- 2. [charged] Treatment and prognosis of IgA nephropathy - uptodate [1]
国試
[show details]
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- 英
- immunoglobulin A
- 同
- 免疫グロブリンA γA gamma A
- 関
- 免疫グロブリン Ig
概念
基準値
- 110-410 mg/dl (臨床検査法提要第32版)
臨床関連
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[★]
- 関
- 炎光、炎症
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- 英
- nephritis
- 同
- 糸球体腎炎 glomerulonephritis GN
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免疫グロブリン immunoglobulin