- 英
- diabetic maculopathy
- 関
- 糖尿病網膜症
UpToDate Contents
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- 1. 糖尿病性網膜症:スクリーニングdiabetic retinopathy screening [show details]
…be used in patients with previously diagnosed severe NPDR, proliferative diabetic retinopathy (PDR), ME, radiation retinopathy, retinal vein occlusion or in patients with a history of laser treatment, …
- 2. 糖尿病性網膜症:分類および臨床的特徴diabetic retinopathy classification and clinical features [show details]
… The Wisconsin Epidemiologic Study of Diabetic Retinopathy is one of the most comprehensive studies documenting the natural history of retinal disease in diabetic patients. Ninety-nine percent of clinicians …
- 3. 糖尿病性網膜症:予防および治療diabetic retinopathy prevention and treatment [show details]
…treatment of diabetic retinopathy will be reviewed here. The screening, pathogenesis, and clinical features of diabetic retinopathy are discussed elsewhere. The prevalence of diabetic retinopathy increases …
- 4. 最新の診療アップデートpractice changing updates [show details]
…Evaluation (CREDENCE) trial, designed to evaluate renal outcomes in diabetic patients with nephropathy, enrolled over 4400 diabetic patients with estimated glomerular filtration rate (eGFR) ≥30 mL/min…
- 5. Cultural aspects of palliative carecultural aspects of palliative care [show details]
…life-sustaining therapy that the medical providers consider to be minimally burdensome: for example, a diabetic man in his 60s who has a life-threatening limb infection. His life could be saved with amputation…
Japanese Journal
- 一般演題(口演)「光凝固治療」 硝子体術後の糖尿病黄斑症にナビゲーションレーザーを行った効果の検討 (第56回 日本網膜硝子体学会総会)
- 佐藤 裕之,市川 一夫,加賀 達志,吉田 則彦,横山 翔,森 俊男,松田 泰輔,三田村 勇人,佐藤 裕也
- 眼科臨床紀要 11(9), 683-687, 2018
- NAID 40021683558
- 10 OCTによる糖尿病黄斑症治療効果の判定(Ⅰ.一般演題, 第42回新潟糖尿病談話会)
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- 目と健康シリーズは、眼の病気について、患者のみなさんに学んで頂くために企画された、わかりやすいテキストです。3.糖尿病黄斑症についてまとめてあります。
- バイエル薬品・参天製薬による、網膜疾患(目の病気)のサイトです。糖尿病網膜症、糖尿病黄斑浮腫について、病気のメカニズムや症状、検査、主な治療法など、幅広くご紹介しています。
- バイエル薬品・参天製薬による、網膜疾患(目の病気)のサイトです。糖尿病網膜症、糖尿病黄斑浮腫の治療の主なポイントや、抗VEGF治療薬やステロイド薬治療など4つの代表的な治療法についてご紹介しています。
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- diabetic retinopathy, DR
- ラ
- retinopathia diabetica
- 同
- 糖尿病性網膜症
- 関
- 糖尿病、福田分類
[show details]
疫学
- 糖尿病の有病率は740万人(2002年の厚生労働省統計)で、糖尿病網膜症はその30-50%が罹患している。
- 罹病期間が10年以上の糖尿病患者の約50%が何らかの網膜症を有し、全糖尿病患者の少なくとも1%が失明。
- 糖尿病性網膜症は、未治療で経過した場合、7年で50%、20年以上で90%以上が発症する。25年以上では網膜症を有する患者の25%が増殖網膜症となる。
遺伝形式
病変形成&病理 SOP.138
- 細小血管 = 内皮細胞 + 基底膜 + 周皮細胞
- 糖尿病により細小血管が傷害される。
- 1. 基底膜の肥厚と周皮細胞の消失 → 周皮細胞の消失により血管壁は薄くなり、脆弱化が進行する。
- 2. 内皮細胞の増殖 → これにより毛細血管瘤が形成
- 3. 2.がみられるころに、血管網膜関門の破綻により硬性白斑が形成される
- 4. 1-3.により血流障害、血栓形成をきたし血管床閉塞を生じる
病理変化
分類
眼底所見による分類
- SOP.138-139
[show details]
- 2. 前増殖網膜症:病変が進行し毛細血管の閉塞が進行している状態
- 新生血管:毛細血管の閉塞に続発した虚血性変化。最初は網膜内で発育。
- 軟性白斑(綿花様白斑):毛細血管の閉塞に続発した虚血性変化。神経線維層の梗塞。網膜神経線維の虚血による軸索の膨化(CBT QB vol2 p.495)。網膜表層は白色の混濁を呈し、境界は硬性白斑よりも不鮮明。
- 火焔状網膜出血、静脈異常、網膜内細小血管異常(IRMA)。(出典不明)
- 3. 増殖網膜症 :血管床の閉塞が拡大し網膜虚血が進行し、網膜硝子体に血管新生を発症したもの
- 新生血管増殖:網膜内から内境界膜を貫き、網膜表面~硝子体に向かって成長していく
- 硝子体出血:新生血管により網膜と後部硝子体膜とが癒着し、この状態で硝子体剥離が生じると、新生血管が牽引され破綻する。
- 増殖膜の形成:
- 牽引性の網膜剥離:硝子体剥離だけでなく、網膜を剥離して牽引性の網膜剥離を生じる。
- 網膜前出血。(出典不明)
David分類
- DMR.200
- 1. 単純糖尿病網膜症 :毛細血管瘤、点状・斑状出血、火焔状出血、少数の軟性白斑
- 2. 増殖前糖尿病網膜症:多発する軟性白斑、網膜内細小血管異常、静脈異常、無灌流域
- 3. 増殖糖尿病網膜症 :新生血管、硝子体出血、線維血管性増殖組織、牽引性網膜剥離 ← 網膜の中ではなく、網膜上の新生血管
参考
- http://www.nmckk.jp/pdf/thesis/JJCD/024/007/JJCD_024_007_1051.pdf
国試
[★]
- 英
- diabetes mellitus (SP), DM
- 関
- 糖尿病治療薬
- first aid step1 2006 p.first aid step1 2006 p.256,423
定義
- インスリンの不足
病型
- インスリン分泌の低下
- 血中インスリン濃度:低
- 遺伝や生活習慣病に関係なく発症。治療はインスリンの注射
- インスリン受容体や細胞内情報伝達系の質的・量的変化
- 一般に血中インスリン濃度:高
- 肥満、喫煙、運増などが関連
- 中高年に多い
- 運動療法と食事療法
参考1
- NIDDM:インスリン不要
- NIDDM:高血糖是正にインスリン必要
- IDDM:ケトーシス防止や生存にインスリン必要
症状
-
- 血糖値が170-180mg/dl以上で尿糖陽性となる。
- 血糖150mg/dlでも尿糖陽性であれば腎性尿糖が疑われる
- 口渇、多飲、多尿
- ケトーシス、アシドーシス体重減少
合併症
- 多発神経障害(広汎性左右対称性神経障害)
- 単神経障害
- 栄養血管の閉塞による脳神経障害
- 外眼筋(動眼神経、滑車神経、外転神経)麻痺、顔面神経麻痺
医療系の雑誌より(日経カデット11月?)
表5 糖尿病患者にみられる筋骨格系症状を呈する疾患と臨床的特徴
糖尿病との関係
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疾患
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臨床的特徴
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糖尿病が直接病因に関与する疾患
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糖尿病性手関節症(diabetic cheiroarthropathy)
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コントロール不良の糖尿病に多い。原因不明の皮膚硬化が徐々に進行し、手指の屈曲拘縮を来し手全体に及び、強皮症と誤診される。手指を合わせることができない(Prayer徴候)。
|
シャルコー関節
|
頻度は低い(1%)が、長期糖尿病コントロール不良患者に多い。通常、足根中足関節などの中足部が多く、足底表面、前足部、中足部に潰瘍形成の合併を認めることがあり、骨髄炎との鑑別が困難な例あり。
|
糖尿病性骨溶解(diabetic osteolysis)
|
原因不明の足趾の末節骨や基節骨の骨吸収が起こリ、足痛の原因となる。X線ではickedcandy変形を呈し、骨髄炎との鑑別が困難。
|
糖尿病性筋梗塞
|
外傷、感染、腫瘍がなく大腿部などに急激に増大する疼痛を伴う腫瘤を認める。生検は出血の危険があるため行わない。通常1~2カ月で自然寛解する
|
糖尿病性筋萎縮症(diabetic amyotrophy)
|
糖尿病性末梢神経障害の一型。大腿前部の痛みで、時に脱力や萎縮が非対称性に起きる。CPKの上昇はなく、脳脊髄液で軽度蛋白上昇以外の有意な所見はない。神経伝導速度.筋電図では神経原性変化を認め、筋生検では炎症細胞浸潤を伴わない筋線経の萎縮あり。
|
直接の関係は不明だが糖尿病患者に頻度が高い疾患
|
癒着性関節包炎(凍結肩または五十肩)
|
糖尿病患者の10-33%にみられる。長期2型糖尿病を有する女性に多く、肩の痛みと可動域障害を呈する。約半数が両側性だが非利き手側で症状が強い。炎症反応やX線異常を認めず、数週~数カ月で自然寛解する。
|
複合性局所疼痛症候群1型(complex regional pain syndrome CRPS)
|
四肢の疼痛、皮膚色変化、皮膚温の変化、浮腫、可動域制限などの症候を呈するまれな症候群。
|
手掌屈筋鍵炎
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糖尿病患者の5-33%に認められる。長期に罹患した女性に多く、利き手側の母指に頻度(75%)が高いが、どの指にもみられる。
|
Dupuytren拘縮
|
手掌筋膜の短縮と肥厚(有痛性結節)を生じ、第4、5指の屈曲拘縮を呈する。1型糖尿病で長期に罹患した患者に多いが、血糖コントロールとの関係はない。
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手根管症候群
|
手根管症候群の全患者の最大15%に糖尿病を認める。
|
広汎性特発性骨増殖症(diffuse idiopathic skeletal hyperostosis DISH)
|
2型糖尿病患者の約20%にみられ、50才以上の肥満患者に多い。頭部、腰部のこわばリ、関節の可動域制限を呈する。全身の腱付着部痛を呈することもある。
|
その他
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感染性関節炎や骨髄炎
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血糖上昇による免疫力低下が感染症リスクを上昇させることによる
|
診断
血糖値検査による分類
正常 糖尿病型
空腹時血糖値 <110mg/dL ≧126mg/dL
and or
75g OGTT2時間値 <140mg/dL ≧200mg/dL
- 正常型であっても、食後1時間値が180mg/dL(10.0mmol/l)以上の場合には、180mg/dl未満のものに比べて糖尿病に進展する可能性が高いので、境界型に準じた取り扱い(経過観察)を行う(参考1)。
診断基準
- 参考2-4
- 1) 初回検査で、①空腹時血糖値≧126mg/dl、②75gOGTT2時間値≧200mg/dl、③随時血糖値≧200mg/dl、④HbA1c(国際標準値)≧ 6.5%のうちいずれかを認めた場合は、「糖尿病型」と判定する。別の日に再検査を行い、再び「糖尿病型」が確認されれば糖尿病と診断する。但し、HbA1cのみの反復検査による診断は不可とする。また、血糖値とHbA1cが同一採血で糖尿病型を示すこと(①~③のいずれかと④)が確認されれば、初回検査だけでも糖尿病と診断してよい。
- 2)血糖値が糖尿病型(①~③のいずれか)を示し、かつ次のいずれかの条件がみたされた場合は、初回検査だけでも糖尿病と診断できる。
- 糖尿病の典型的症状(口渇、多飲、多尿、体重減少)の存在
- 確実な糖尿病網膜症の存在
- 3)過去において、上記1)ないしは2)の条件がみたされていたことが確認できる場合には、現在の検査値が上記の条件に合致しなくても、糖尿病と診断するか、糖尿病の疑いを持って対応する必要がある。
- 4)上記1)~ 3)によっても糖尿病の判定が困難な場合には、糖尿病の疑いをもって患者を追跡し、時期をおいて再検査する。
- 5)初回検査と再検査における判定方法の選択には、以下に留意する。
- 初回検査の判定にHbA1cを用いた場合、再検査ではそれ以外の判定方法を含めることが診断に必須である。検査においては、原則として血糖値とHbA1cの双方を測定するものとする。
- 初回検査の判定が随時血糖値≧200mg/dlで行われた場合、再検査は他の検査方法によることが望ましい。
- HbA1cが見かけ上低値になり得る疾患・状況の場合には、必ず血糖値による診断を行う。
[show details]
- 以前の記事
- 1. 以下のいずれかの検査を行い、基準値を超えていれば糖尿病型と判定
- (1)空腹時血糖値 :≧126mg/dl
- (2)75g OGTT2時間値:≧200mg/dl
- (3)随時血糖値 :≧200mg/dl
- 2. 1.で2回続けて(別の日に行う。異なる検査項目が好ましい)糖尿病型と判定されるか、1.で1回糖尿病型と判定されかつ、以下の条件を満たすとき、「糖尿病」と診断する
- a. 糖尿病の典型的症状が存在すること
- b. HbA1c≧6.5%
- c. 糖尿病性網膜症が存在すること
- d. 過去に糖尿病型を示した資料(検査データ)がある場合
予後
- 糖尿病の死因の一位は心筋梗塞(Q book p.259)。
USMLE
高血圧と糖尿病を合併する病態
参考
- http://www.uemura-clinic.com/dmlecture/newcriteria.htm
- http://d.hatena.ne.jp/bonbokorin/20100608/p1
- 3. 糖尿病の新しい診断基準を7月に施行 日本糖尿病学会-糖尿病NET-資料室
- http://www.dm-net.co.jp/calendar/2010/010167.php
- 4. 委員会報告 糖尿病の分類と診断基準に関する委員会報告 2010
- http://www.jds.or.jp/jds_or_jp0/uploads/photos/635.pdf
[★]
- 英
- macula lutea (KH), macula, yellow spot
- ラ
- macula retinae
- 同
- 中心窩 fovea centralis
- 関
- Henle線維層
黄斑部の機能評価
黄斑疾患
硝子体手術
薬物療法/レーザー療法
硝子体手術/薬物療法/レーザー療法
[★]
- 英
- sis, pathy
[★]
- 英
- glycosuria、glucosuria