フルオシノロンアセトニド、フラジオマイシン硫酸塩
- 関
- 鎮痛,鎮痒,収歛,消炎剤
WordNet
- the 6th letter of the Roman alphabet (同)f
PrepTutorEJDIC
- farad / forte
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
デルモランF 軟膏
組成
成分・含量
(1g中)
- 日局 フルオシノロンアセトニド 0.25mg
日局 フラジオマイシン硫酸塩 3.5 mg(力価)
添加物
- ビタミンC、プロピレングリコール、ラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ブチルパラベン、サラシミツロウ、流動パラフィン、ワセリン
禁忌
- (次の場合には使用しないこと)*フラジオマイシン耐性菌又は非感性菌による皮膚感染*細菌・真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患(疥癬、けじらみ等)[感染症を悪化させるおそれがある。]*本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者*鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎[穿孔部位の治癒の遅延及び感染のおそれがある。]*フラジオマイシン、カナマイシン、ストレプトマイシン、ゲンタマイシン等のアミノアミノグリコシド系抗生物質及びバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある患者*潰瘍(ベーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷[皮膚の再生が抑制され、治癒が遅延するおそれがある。]
効能または効果
適応菌種
適応症
- ・深在性皮膚感染症、慢性膿皮症*・湿潤、びらん、結痂を伴うか、又は二次感染を併発している次の疾患:
- 湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)、乾癬、皮膚そう痒症(陰部・肛門部)、掌蹠膿疱症
- ・外傷・熱傷及び手術創等の二次感染
- 通常、1日1〜数回直接患部に塗布又は塗擦するか、あるいは無菌ガーゼ等にのばして貼付する。
なお、症状により適宜増減する。
重大な副作用
- 眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障を起こすことがあるので注意すること。*大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、後
のう
白内障、緑内障等があらわれることがある。
薬効薬理
のう
法(ラット)
1)
、胸腺退縮試験(ラット)
2)
、抗肉芽試験(ラット)
2)
、in vitroにおける線維芽細胞抑制試験
3)
のほか、クロトン油皮膚炎(ヒト:健康成人男子)等の実験皮膚炎抑制試験
4)
、毛細血管収縮試験(ヒト:健康成人)
5)6)
及び病巣皮膚を用いた乾癬試験(ヒト:乾癬患者成人男女)
7)
において優れた生物活性を有することが認められている。
※※生物学的同等性
- ニュージーランドホワイト種の雄性ウサギに実験的熱傷を作成し、ブドウ球菌及び大腸菌を感染させた後、デルモランF軟膏及び標準製剤(軟膏)を塗布し、抗炎症作用(腫脹の大きさ、白血球の消失)及び抗菌効果について検討した結果、両製剤間に有意差は認められなかった。8)
有効成分に関する理化学的知見
フルオシノロンアセトニド
一般名
- フルオシノロンアセトニド (Fluocinolone Acetonide)
化学名
- 6α,9-Difluoro-11β,21-dihydroxy-16α,17-isopropylidenedioxypregna-1,4-diene-3,20-dione
分子式
24
H
30
F
2
O
6
分子量
融点
性状
- 本品は白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはない。
本品は酢酸(100)又はアセトンに溶けやすく、エタノール(95)又はエタノール(99.5)にやや溶けやすく、メタノール又はクロロホルムにやや溶けにくく、アセトニトリルに溶けにくく、ジエチルエーテルに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。
フラジオマイシン硫酸塩
一般名
- フラジオマイシン硫酸塩(Fradiomycin Sulfate)
性状
- 本品は白色〜淡黄色の粉末である。
本品は水に溶けやすく、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品は吸湿性である。
★リンクテーブル★
[★]
商品
</rad>
[★]
- 英
- vitamin C
- ラ
- acidum ascorbicum、セビタミン酸 cevitamic acid
- 同
- アスコルビン酸, ascorbic acid AsA, ascorbate, L-アスコルビン酸
- 商
- ハイシー、アスコルチン、ビタシミン、アスコルビン酸、オフタルムK配合、シーピー配合、デラキシー配合、デルモランF、ビタミンC
- 関
- ビタミン
- first aid step1 2006 p.85,112,114,427
生理機能
- コラーゲンのプロリン、リジンのヒドロキシル化 (HIM.445)
- チロシン代謝 (HIM.445)
- カテコールアミン生合成:necessary as a cofactor for dopamine → NE (HIM.445)
- カルニチン生合成 (HIM.445)
- 多くのペプチドホルモンの合成 (HIM.445)
- コレステロール代謝
- 鉄吸収の促進:鉄イオンをFe2+(還元状態)に保持することで吸収されやすくする。 (HIM.445)
- 抗酸化作用
- スーパーオキシド(O2.-)、ヒドロキシルラジカル(OH.)、一重項酸素(1O2)などを消去
還元型ビタミンC + ラジカル → モノデヒドロアスコルビン酸 →
(2分子の不均化反応)モノデヒドロアスコルビン酸 → 還元型アスコルビン酸 + 酸化型アスコルビン酸
酸化型アスコルビン酸 + GSH → 還元型アスコルビン酸
臨床関連
[★]
- 英
- yellow bees wax
- ラ
- cera flava
- 同
- 黄蝋
- 商
- アストフィリン配合、アスパラ配合、アミノ安息香酸エチル、アミプリン、ウイルソン、ウテメック、エリスロマイシン、オーネスST配合、グリジール、クロルプロマジン塩酸塩、コンスーン、コントール、サーカネッテン配合、サトウザルベ、サラシミツロウ、ダイプロセル、テクスメテン、デルモランF、トリラホン、ドンペリドン、ナーセット配合、ネストップ 、ノンネルブ、パスタロン、ファモチジン、フッコラート、プラノバール配合、フルコートF、プレドニゾロン、プロスエード、ベリチーム配合、ボーンワックス 、ボラザG、マゴチロン、レマルク、亜鉛華、塩酸クロルプロマジン、吸水軟膏、紫雲膏、親水ワセリン 、単軟膏、白色軟膏
[★]
フラジオマイシン、フルオシノロンアセトニド
[★]
フェニルアラニン phenylalanine