フェルビナク
Japanese Journal
- Safety evaluation of topical felbinac solution.
- 須貝 哲郎
- 皮膚 30(6), 722-728, 1988
- In order to evaluate a skin safety of new topical product of felbinac, that is 4-biphenylacetic acid, a non-steroidal anti-inflammatory drug, prophetic patch tests and photopatch tests are performed i …
- NAID 130003843658
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- 主成分 フェルビナク 剤形 無色~帯微黄色澄明のゲル状の軟膏剤、(キャップ)白色 シート記載 経皮吸収型鎮痛消炎剤、ナパゲルン軟膏3%、1g中フェルビナク30mg含有 ほか
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ナパゲルン軟膏3%
組成
1g中:
有効成分
添加物
- カルボキシビニルポリマー、ジイソプロパノールアミン、エタノール
禁忌
(次の患者には使用しないこと)
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[喘息発作を誘発するおそれがある。]
効能または効果
- 下記疾患並びに症状の鎮痛・消炎
- 変形性関節症
- 筋・筋膜性腰痛症
- 肩関節周囲炎
- 腱・腱鞘炎
- 腱周囲炎
- 上腕骨上顆炎(テニス肘等)
- 筋肉痛
- 外傷後の腫脹・疼痛
慎重投与
(次の患者には慎重に使用すること)
- 気管支喘息のある患者[喘息発作を誘発するおそれがある。]
薬効薬理
- 疼痛、急性炎症・慢性炎症に対し、鎮痛・抗炎症作用を示す。
鎮痛作用5)
- ナパゲルン軟膏3%は、ラットのRandall-Selitto法及び硝酸銀誘発関節炎の炎症性疼痛に対し、1%インドメタシンゲル状軟膏とほぼ同等の鎮痛作用を示す。
抗炎症作用5)
- ナパゲルン軟膏3%は、ラットのカラゲニン足蹠浮腫、打撲足浮腫及びアジュバント関節炎、また、モルモットの紫外線誘発紅斑法等の急性・慢性炎症反応に対して、1%インドメタシンゲル状軟膏と同等あるいは強い抗炎症作用を示す。
作用機序(In vitro試験)6)
プロスタグランジン生合成抑制作用
- フェルビナクは、モルモット肺より抽出したプロスタグランジン合成酵素のシクロオキシゲナーゼに対し、インドメタシンの1/2、アスピリンの10倍の阻害作用が認められる。(IC50=0.61μg/mL)
抗プロスタグランジン作用
- フェルビナクは、プロスタグランジンE1によるスナネズミ結腸の収縮に対し、抑制作用を示す。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
分子式
分子量
融点
性状
- 本品は白色〜微黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。
本品はメタノール又はアセトンにやや溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくく、水にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- felbinac、felbinac ethyl
- 商
- フェルナビオン、アスゼス、セブテット、セルスポット、ファルジー、フェルビス、フェルビナクP、フレックス、マルチネス、ナパゲルン、セルタッチ、スミル、フェルナビオン
- 関
- エチルフェルビナク、フェルビナクエチル
参考文献
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2649731S1127_1_03/2649731S1127_1_03?view=body
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