イブプロフェンピコノール
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- スプロフェン外用剤(スレンダム軟膏)による光接触皮膚炎
- たいせん化型慢性湿しん・アトピー性皮膚炎その他に対するベシカム軟こうとルーフル軟こう(混合剤)の臨床効果
- Ibuprofen Piconolの前臨床的研究:—尋常ざ瘡に対する作用の評価として—
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- ベシカムとは。効果、副作用、使用上の注意。非ステロイド抗炎症剤を含んだ外用剤で、痛みや腫(は)れのある皮膚病の治療に用います。薬が皮膚から吸収され、筋肉、関節などにも作用するので、これらの炎症や痛み(変形性関節症 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ベシカム軟膏5%
組成
成分・含量
- 1g中にイブプロフェンピコノール50mgを含有する。
添加物
- 中鎖脂肪酸トリグリセリド、白色ワセリン、ベヘニルアルコール、モノステアリン酸グリセリン
禁忌
(次の患者には使用しないこと)
効能または効果
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【効能・効果】 |
【用法・用量】 |
軟膏及びクリーム |
急性湿疹、接触皮膚炎、アトピー皮膚炎、慢性湿疹、酒さ様皮膚炎・口囲皮膚炎 |
本品の適量を1日数回患部に塗布する。 |
軟膏及びクリーム |
帯状疱疹 |
本品の適量を1日1〜2回患部に貼布する。 |
クリーム |
尋常性ざ瘡 |
本品の適量を1日数回石鹸で洗顔後患部に塗布する。 |
薬効薬理
- 軟膏及びクリームはラットのカラゲニン皮膚浮腫、マウスのピクリルクロリド接触皮膚炎、モルモットの紫外線紅斑などの皮膚炎症に対して有意な抗炎症作用を示した。
- 軟膏及びクリームはラットのカラゲニン炎症足を用いたランダル・セリット法による疼痛試験で、有意な局所鎮痛作用が認められた。
- イブプロフェンピコノールの抗炎症作用は、血管透過性亢進の抑制、白血球遊走抑制、プロスタグランジン類の生合成阻害、血小板凝集抑制、肉芽増殖抑制等の機序に基づくと考えられている。
- クリームはウサギ耳のテトラデカンによる実験的面皰において、面皰毛孔径の増大を抑制し、皮膚の総脂質及びトリグリセリドの増加を有意に抑制した。遊離脂肪酸の増加に対しては抑制傾向を示した。
- イブプロフェンピコノールはモルモット皮膚リパーゼ活性及びPropionibacterium acnes由来のリパーゼ活性をin vitroで強く抑制した。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- イブプロフェンピコノール(Ibuprofen Piconol)
化学名
- Pyridin-2-ylmethyl(2RS)-2-[4-(2-methylpropyl)phenyl]propanoate
分子式
分子量
性状
- 無色〜微黄色澄明の液で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。メタノール、エタノール(95)、アセトン又は酢酸(100)と混和する。水にほとんど溶けない。旋光性を示さない。光により分解する。
粘度
沸点
分配係数
★リンクテーブル★
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商品
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[★]
- 英
- ibuprofen
- ラ
- ibuprofenum
- 商
- スタデルム、ブルフェン、ベシカム、ユニプロン、ランデールン、ナパセチン、Motrin
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- 英
- ibuprofen piconol
- 商
- スタデルム、ベシカム