クロベタゾン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
成分・含量
添加物
- ゲル化炭化水素、ステアリン酸グリセリン、ポリオキシエチレンセチルエーテル、プロピレングリコール
禁忌
- 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
- 鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎の患者
[穿孔部位の治癒が遅れるおそれがある。また、感染のおそれがある。]
- 潰瘍(ベーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷のある患者
[皮膚の再生が抑制され、治癒が著しく遅れるおそれがある。]
効能または効果
- アトピー性皮膚炎(乳幼児湿疹を含む)
顔面、頸部、腋窩、陰部における湿疹・皮膚炎
- 通常1日1〜数回適量を患部に塗布する。
なお、症状により適宜増減する。
重大な副作用
- 頻度不明
- 眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障を起こすことがあるので注意すること。大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により緑内障、後嚢白内障等があらわれることがある。
薬効薬理
生物学的同等性試験
- ラットを用いたクロトン油誘発耳浮腫抑制試験、ラット足蹠を用いたカラゲニン誘発浮腫抑制試験において、クロベタポロン軟膏0.05%と標準製剤の抗炎症効果を比較した。
その結果、クロベタポロン軟膏0.05%と標準製剤の比較でその効果に統計的な差は見られなかった。1)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- クロベタゾン酪酸エステル(Clobetasone Butyrate)
化学名
- 21-Chloro-9-fluoro-17-hydroxy-16β-methyl-1,4-pregnadiene-3,11,20-trione 17-butyrate
分子式
分子量
融点
性状
- 本品は白色〜微黄色の結晶性の粉末で、においはない。
本品はクロロホルムに極めて溶けやすく、アセトン又は1,4-ジオキサンに溶けやすく、メタノール又はエタノール(99.5)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
本品は光により極めて徐々に着色する。
★リンクテーブル★
[★]
商品
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[★]
- 英
- clobetasone
- 化
- 酪酸クロベタゾン clobetasone butyrate
- 商
- キングローン、キンダベート、キンダロン、クロベタゾン酪酸エステル、クロベタポロン、パルデス、ピータゾン、ミルドベート
- 関
- 鎮痛,鎮痒,収歛,消炎剤