ヘパリン類似物質
- 関
- 鎮痛,鎮痒,収歛,消炎剤
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ゼムロンゲル0.3%
組成
成分
含量
添加物
- カルボキシビニルポリマー、トリイソプロパノールアミン、プロピレングリコール、イソプロパノール、香料
禁忌
- 出血性血液疾患(血友病、血小板減少症、紫斑病等)のある患者〔血液凝固抑制作用を有し、出血を助長するおそれがある。〕
- 僅少な出血でも重大な結果を来すことが予想される患者〔血液凝固抑制作用を有し、出血を助長するおそれがある。〕
効能または効果
- 外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎、血栓性静脈炎、血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患(注射後の硬結並びに疼痛)、凍瘡、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防、進行性指掌角皮症、筋性斜頸(乳児期)
- 通常、症状により適量を、1日1〜数回塗擦又はガーゼ等にのばして貼付する。
薬効薬理
- 本剤は下記の薬力学的試験により、標準製剤との生物学的同等性が確認されている。
疼痛抑制作用
- カラゲニンを起炎剤としたRandall-Selitto法(ラット)による実験的疼痛における疼痛閾値を指標とした試験において、本剤及び標準製剤はコントロール群に比し有意に疼痛を抑制し、両製剤間に有意差は認められなかった1)。
抗炎症作用
- 強打法(ウサギ)による実験的紫斑の消退作用を指標とした試験において、本剤及び標準製剤はコントロール群に比し紫斑を有意に消退させ、両製剤間に有意差は認められなかった2)。
血液凝固抑制作用
- ウサギ及びイヌに対し本剤及び標準製剤を塗布し、凝固時間延長作用を指標として血液凝固時間の経時的変動を測定した試験において、本剤及び標準製剤はコントロール群に比し凝固時間の有意な延長が認められ、両製剤間に有意差は認められなかった3)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
性状
- 帯黄白色の無晶性の粉末で、においはなく、味はわずかに苦い。
水に溶けやすく、メタノール、エタノール(95)、アセトン又は1-ブタノールにほとんど溶けない。
水溶液(1→20)のpHは5.3〜7.6である。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- heparinoid from animal organs
- 商
- エアリート、クラドイド、ゼスタック、ゼムロン、セレロイズ、ビーソフテン、ヒルドイド、ヘパダーム、ホソイドン、モービリン
- 関
- 血液凝固阻止剤、鎮痛,鎮痒,収歛,消炎剤