グリチルレチン酸
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Japanese Journal
- ロコイドクリーム0.1%とデルマクリンクリーム1%の混合外用療法の効果
- 山本 一哉,小栗 剛,内田 美香,三石 知左子,岩松 雅子
- 日本小児皮膚科学会雑誌 = Journal of pediatric dermatology 28(1), 35-40, 2009-05-31
- NAID 10024847377
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
デルマクリンクリーム1%
組成
成分・含量
添加物
- 白色ワセリン、ステアリルアルコール、プロピレングリコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60、モノステアリン酸グリセリン、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピル
効能または効果
- 通常、症状により適量を1日数回患部に塗布または塗擦する。
薬効薬理
抗炎症作用
- (1)グリチルレチン酸は、TPA誘導によるマウスの耳介浮腫を抑制する15)。
(2)ハイデルマートクリーム2%は、DNFB誘導によるマウスの耳介腫脹を抑制する16)。
肥満細胞脱顆粒抑制作用
- グリチルレチン酸は、ラットの肥満細胞を用いたin vitroの実験系において、肥満細胞からのヒスタミン遊離を抑制する17)。
ホスホリパーゼA2阻害作用
- グリチルレチン酸は、in vitroの実験系において、アラキドン酸代謝系の初発酵素である炎症性ホスホリパーゼA2の酵素活性を選択的に阻害する18)。
鎮痒作用
- グリチルレチン酸は、サブスタンスP、PAR-2アゴニストによるマウスそう痒行動を抑制するとともに、サブスタンスPによるLTB4産生を抑制する19)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- グリチルレチン酸 (glycyrrhetinic acid)
化学名
- 3β-hydroxy-11-oxoolean-12-en-30-oic acid
分子式
分子量
融点
性状
- 白色の結晶性の粉末で、におい及び味はない。ピリジンに溶けやすく、エタノール又はクロロホルムにやや溶けやすく、石油エーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
商品
</rad>
[★]
- 英
- glycyrrhetinic acid
- 同
- エノキソロン enoxolone
- 商
- デルマクリン、デルマクリンA、ハイデルマート
- 関
- グリシルレチン酸。鎮痛,鎮痒,収歛,消炎剤
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- digenea
- 同
- 海人草、鷓鴣菜
- 関
- カイニン酸