ケトプロフェン
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- フレストル(消炎・鎮痛・解熱薬 )について主な作用 副作用 用い方と注意点を説明します ... 主な作用 炎症に伴う腫れをとり、痛みをやわらげるために用いられます。また坐薬は解熱にも用いられます。消炎剤は、炎症を起こして ...
- フレストル 一般名 ケトプロフェン 欧文一般名 Ketoprofen 製剤名 ケトプロフェン貼付剤 薬効分類名 経皮鎮痛消炎剤 薬効分類番号 2649 KEGG DRUG D00132 商品一覧 相互作用情報 JAPIC 添付文書(PDF) この情報は KEGG MEDICUS ...
Related Pictures
![フルメトロン│お薬事典│フル](https://1mg.info/0/e/5/1603.jpg)
![神谷浩史 vs 斎藤千和「カエル](https://1mg.info/0/e/5/1604.jpg)
![フレストル 塗り薬 ボルタレン](https://1mg.info/0/e/5/1605.jpg)
![discovers the New Vadeli Isles and the](https://1mg.info/0/e/5/1606.jpg)
![前腕〜指の腱鞘炎 テーピング](https://1mg.info/0/e/5/1607.jpg)
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フレストルテープ20mg
組成
有効成分:
- 膏体0.7g(1枚)中
日局 ケトプロフェン・・・・・20mg
添加物:
- 流動パラフィン、l-メントール、クロタミトン、メタクリル酸・アクリル酸n-ブチルコポリマー、天然ゴムラテックス、SBR合成ラテックス、ミリスチルアルコール、ジブチルヒドロキシトルエン、ポリブテン、オレイン酸ソルビタン、ポリソルベート80
禁忌
本剤又は本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者(「重要な基本的注意」の項参照)
アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者
チアプロフェン酸、スプロフェン、フェノフィブラート並びにオキシベンゾン及びオクトクリレンを含有する製品(サンスクリーン、香水等)に対して過敏症の既往歴のある患者
- [これらの成分に対して過敏症の既往歴のある患者では、本剤に対しても過敏症を示すおそれがある。]
光線過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
※※○下記疾患並びに症状の鎮痛・消炎
- 腰痛症(筋・筋膜性腰痛症、変形性脊椎症、椎間板症、腰椎捻挫)、変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎(テニス肘等)、筋肉痛、外傷後の腫脹・疼痛
○関節リウマチにおける関節局所の鎮痛
- 本剤の使用により重篤な接触皮膚炎、光線過敏症が発現することがあり、中には重度の全身性発疹に進展する例が報告されているので、疾病の治療上の必要性を十分に検討の上、治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ使用すること。
- ※※損傷皮膚には本剤を使用しないこと。
1日1回患部に貼付する。
慎重投与
気管支喘息のある患者
- [アスピリン喘息患者が潜在しているおそれがある。](「重大な副作用」の項参照)
妊娠後期の女性(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状:
(頻度不明)
- ショック、アナフィラキシー様症状(蕁麻疹、呼吸困難、顔面浮腫等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止し、適切な処置を行うこと。
喘息発作の誘発(アスピリン喘息):
(頻度不明)
- 喘息発作を誘発することがあるので、乾性ラ音、喘鳴、呼吸困難感等の初期症状が発現した場合は使用を中止すること。気管支喘息患者の中には約10%のアスピリン喘息患者が潜在していると考えられているので留意すること。なお、本剤による喘息発作の誘発は、貼付後数時間で発現している。(「禁忌」の項参照)
接触皮膚炎:
(頻度不明)
- 本剤貼付部に発現したそう痒感、刺激感、紅斑、発疹・発赤等が悪化し、腫脹、浮腫、水疱・びらん等の重度の皮膚炎症状や色素沈着、色素脱失が発現し、さらに全身に皮膚炎症状が拡大し重篤化することがあるので、異常が認められた場合には直ちに使用を中止し、患部を遮光し、適切な処置を行うこと。なお、使用後数日を経過してから発現することもある。
光線過敏症:
(頻度不明)
- 本剤の貼付部を紫外線に曝露することにより、強いそう痒を伴う紅斑、発疹、刺激感、腫脹、浮腫、水疱・びらん等の重度の皮膚炎症状や色素沈着、色素脱失が発現し、さらに全身に皮膚炎症状が拡大し重篤化することがあるので、異常が認められた場合には直ちに使用を中止し、患部を遮光し、適切な処置を行うこと。なお、使用後数日から数ヵ月を経過してから発現することもある。
薬効薬理
薬力学的試験
鎮痛作用
- ラットの炎症性疼痛抑制試験(Randall-Selitto法)において、鎮痛作用が認められた。また、本剤と標準製剤において、鎮痛作用に有意な差は認められなかった3)。
抗炎症作用
- ラットのカラゲニン足蹠浮腫抑制試験及びアジュバント関節炎抑制試験において、抗炎症作用が認められた。また、本剤と標準製剤において、抗炎症作用に有意な差は認められなかった4)5)。
作用機序
- 酸性非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)に属し、炎症のケミカルメディエーターであるプロスタグランジン(PG)の生合成を阻害することによって抗炎症作用をあらわす。
NSAIDsは抗炎症作用以外に、解熱及び鎮痛作用をあらわすが、これらの作用もプロスタグランジン生合成阻害に起因する共通のものと考えられる。
有効成分に関する理化学的知見
★リンクテーブル★
[★]
商品
</rad>
[★]
- 英
- ketoprofen
- 化
- 3-benzoyl hydratropic acid
- 商
- アネオール、エパテック、オルヂス、カピステン、ケトタックス 、ケトプロフェン、セクター、タッチロン、パッペン、パテル、フレストル、ミルタックス、メジェイド、メナミン、モーラス、モーラステープ、ライラ、リフェロン、レイナノン、ロマール
- 関
- 非ステロイド系抗炎症薬、プロピオン酸系
- 貼り薬:経皮吸収性に優れる。光過敏性皮膚炎を起こしやすいので、光が当たる部位への使用を避け、連用を避ける様にする。
[★]
- 英
- Torr
- 関
- 圧力
1 torr ≒ 1 mmHg
(1) 760 mmHg = 101325.0144354 Pa
(2)
1 torr = 1 atm(1気圧(標準大気圧)) / 760
1 atm = 101325 Pa = 760 torr
∴ (1)と(2)はわずかに異なる。