ケトプロフェン
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- レイナノンとは。効果、副作用、使用上の注意。解熱・鎮痛効果、炎症を抑える効果が強力な薬です。代表的なイブプロフェン製剤は、アスピリンより作用が強力で、効果が現れるのも速く、副作用も少ない薬です。 ナプロキセン製剤 ...
- 製品名 レイナノンテープ20mg 成分名 ケトプロフェン 薬価 12.80円 先発医薬品名/会社 モーラステープ20mg/久光製薬=祐徳薬品工業 薬価基準収載医薬品コード 2649729S2207 レセプト電算処理コード 620644701
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
レイナノン坐剤75
組成
成分・分量(1個中)
添加物
禁忌
- 消化性潰瘍のある患者(ただし、「慎重投与」の項2.参照)[プロスタグランジン生合成抑制作用により、消化性潰瘍を悪化させることがある。]
- 重篤な血液の異常のある患者[血液の異常を悪化させるおそれがある。]
- 重篤な肝障害のある患者[肝障害を悪化させるおそれがある。]
- 重篤な腎障害のある患者[プロスタグランジン生合成抑制作用による腎血流量の低下等により、腎障害を悪化させるおそれがある。]
- 重篤な心機能不全のある患者[腎のプロスタグランジン生合成抑制作用により浮腫、循環体液量の増加が起こり、心臓の仕事量が増加するため症状を悪化させることがある。]
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[アスピリン喘息発作を誘発することがある。]
- 塩酸シプロフロキサシンを投与中の患者[「相互作用」の項併用禁忌参照]
- 妊娠後期の婦人[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項2.参照]
- 直腸炎、直腸出血又は痔疾のある患者[直腸粘膜の刺激作用により、症状を悪化させるおそれがある。]
効能または効果
- 下記の疾患並びに症状の鎮痛・消炎・解熱
- 関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、頸肩腕症候群、症候性神経痛
- 外傷並びに手術後の鎮痛・消炎
- ケトプロフェンとして、通常、成人には1回50〜75mgを1日1〜2回直腸内に挿入する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 消化性潰瘍の既往歴のある患者[消化性潰瘍を再発させることがある。]
- 非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍のある患者で、本剤の長期投与が必要であり、かつミソプロストールによる治療が行われている患者[ミソプロストールは非ステロイド性消炎鎮痛剤により生じた消化性潰瘍を効能・効果としているが、ミソプロストールによる治療に抵抗性を示す消化性潰瘍もあるので、本剤を継続投与する場合には、十分経過を観察し、慎重に投与すること。]
- 血液の異常又はその既往歴のある患者[血液の異常を悪化又は再発させるおそれがある。]
- 出血傾向のある患者[血小板機能低下が起こることがあるので、出血傾向を助長することがある。]
- 肝障害又はその既往歴のある患者[肝障害を悪化又は再発させるおそれがある。]
- 腎障害又はその既往歴のある患者[腎障害を悪化又は再発させるおそれがある。]
- 心機能異常のある患者[心機能を悪化させるおそれがある。]
- 過敏症の既往歴のある患者
- 気管支喘息のある患者[アスピリン喘息を誘発することがある。]
- 高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
- 潰瘍性大腸炎の患者[症状が悪化するおそれがある。]
- クローン病の患者[症状が悪化するおそれがある。]
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状
(0.1%未満)
- ショック、アナフィラキシー様症状(蕁麻疹、呼吸困難等)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
中毒性表皮壊死症
(0.1%未満)
- 中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
急性腎不全、ネフローゼ症候群
(頻度不明)
- 急性腎不全、ネフローゼ症候群があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止すること。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
化学名:
- (2RS )-2-(3-Benzoylphenyl)propanoic acid
分子式:
分子量:
★リンクテーブル★
[★]
商品
</rad>
[★]
- 英
- ketoprofen
- 化
- 3-benzoyl hydratropic acid
- 商
- アネオール、エパテック、オルヂス、カピステン、ケトタックス 、ケトプロフェン、セクター、タッチロン、パッペン、パテル、フレストル、ミルタックス、メジェイド、メナミン、モーラス、モーラステープ、ライラ、リフェロン、レイナノン、ロマール
- 関
- 非ステロイド系抗炎症薬、プロピオン酸系
- 貼り薬:経皮吸収性に優れる。光過敏性皮膚炎を起こしやすいので、光が当たる部位への使用を避け、連用を避ける様にする。