ケトプロフェン
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Japanese Journal
- 整形外科領域における術後疼痛に対するエパテック(R)坐剤(ケトプロフェン)の臨床効果
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- エパテックとは。効果、副作用、使用上の注意。 非ステロイド抗炎症剤を含んだ外用剤 で、 痛みや腫(は)れのある皮膚病 の治療に用います。薬が皮膚から吸収され、筋肉、 関節などにも作用するので、これらの炎症や痛み( 変形性関節症 、 腱鞘炎(けんしょう ...
- ゼリア新薬工業株式会社のエパテックローション3%(外皮用薬)、一般名ケトプロフェン (Ketoprofen) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
エパテックゲル3%
組成
成分・含量
添加物
- フェニルエチルアルコール,エタノール,アジピン酸ジイソプロピル,カルボキシビニルポリマー,オキシベンゾン,ジブチルヒドロキシトルエン,ジイソプロパノールアミン,プロピレングリコール,その他1成分
禁忌
次の患者には使用しないこと
- 本剤又は本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。(「重要な基本的注意」の項参照)
- アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者。
〔喘息発作を誘発するおそれがある。〕
- チアプロフェン酸,スプロフェン,フェノフィブラート並びにオキシベンゾン及びオクトクリレンを含有する製品(サンスクリーン,香水等)に対して過敏症の既往歴のある患者。〔これらの成分に対して過敏症の既往歴のある患者では,本剤に対しても過敏症を示すおそれがある。〕
- 光線過敏症の既往歴のある患者。〔光線過敏症を誘発するおそれがある。〕
効能または効果
変形性関節症,肩関節周囲炎,腱・腱鞘炎,腱周囲炎,上腕骨上顆炎(テニス肘等),筋肉痛,外傷後の腫脹・疼痛
- 本剤の使用により重篤な接触皮膚炎,光線過敏症が発現することがあり,中には重度の全身性発疹に進展する例が報告されているので,疾病の治療上の必要性を十分に検討の上,治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ使用すること。
ゲル,クリーム:
ローション:
慎重投与
次の患者には慎重に使用すること
- 気管支喘息のある患者。〔アスピリン喘息患者が潜在するおそれがある。〕(「重大な副作用」の項参照)
重大な副作用
ショック(頻度不明),アナフィラキシー様症状(0.1%未満)
- ショック,アナフィラキシー様症状(蕁麻疹,呼吸困難,顔面浮腫等)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には使用を中止し,適切な処置を行うこと。
喘息発作の誘発(アスピリン喘息)
(0.1%未満)
- 喘息発作を誘発することがあるので,乾性ラ音,喘鳴,呼吸困難感等の初期症状が発現した場合は使用を中止すること。気管支喘息患者の中には約10%のアスピリン喘息患者が潜在していると考えられているので留意すること。
なお,本剤による喘息発作の誘発は,適用後数時間で発現している。(「禁忌」及び「慎重投与」の項参照)
接触皮膚炎
(5%未満,重篤例は頻度不明)
- 本剤塗布部に発現したそう痒感,刺激感,紅斑,発疹・発赤等が悪化し,腫脹,浮腫,水疱・びらん等の重度の皮膚炎症状や色素沈着,色素脱失が発現し,さらに全身に皮膚炎症状が拡大し重篤化することがあるので,異常が認められた場合には直ちに使用を中止し,患部を遮光し,適切な処置を行うこと。なお,使用後数日を経過してから発現することもある。
光線過敏症
(0.1%未満)
- 本剤の塗布部を紫外線に曝露することにより,強いそう痒を伴う紅斑,発疹,刺激感,腫脹,浮腫,水疱・びらん等の重度の皮膚炎症状や色素沈着,色素脱失が発現し,さらに全身に皮膚炎症状が拡大し重篤化することがあるので,異常が認められた場合には直ちに使用を中止し,患部を遮光し,適切な処置を行うこと。なお,使用後数日から数ヶ月を経過してから発現することもある。
薬効薬理
- エパテックゲルは優れた鎮痛・消炎作用を示し,その作用は局所的である。
鎮痛作用10)
- カラゲニン足炎症疼痛(ラット)及びアジュバント関節炎疼痛(ラット)で,副腎エキス含有軟膏,1%インドメタシン軟膏と同程度の鎮痛作用を示した。
抗炎症作用10)
- カラゲニン足浮腫(ラット),骨折足浮腫(ラット),コットン・ペレー肉芽増殖(ラット),アジュバント関節炎(ラット),紫外線紅斑(モルモット)等各種実験炎症で,副腎エキス含有軟膏,1%インドメタシン軟膏より強い消炎作用を示した。
- また,クリーム,ローションもゲルと同様の効果を示した。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
化学名:
- (2RS )-2-(3-Benzoylphenyl)propanoic acid
分子式:
分子量:
★リンクテーブル★
[★]
商品
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[★]
- 関
- 解熱薬、鎮痛薬、抗炎症薬
商品
[★]
- 英
- ketoprofen
- 化
- 3-benzoyl hydratropic acid
- 商
- アネオール、エパテック、オルヂス、カピステン、ケトタックス 、ケトプロフェン、セクター、タッチロン、パッペン、パテル、フレストル、ミルタックス、メジェイド、メナミン、モーラス、モーラステープ、ライラ、リフェロン、レイナノン、ロマール
- 関
- 非ステロイド系抗炎症薬、プロピオン酸系
- 貼り薬:経皮吸収性に優れる。光過敏性皮膚炎を起こしやすいので、光が当たる部位への使用を避け、連用を避ける様にする。