オクトレオチド
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Japanese Journal
- 多発性肝転移に対し, Degradable starch microspheres (DSM) とリピオドールによる肝動脈化学塞栓療法を施行後, オクトレオチド酢酸塩を継続投与した回腸原発神経内分泌腫瘍肝転移の一例
- 大野 高嗣,瀬川 誠,橋本 真一,内田 耕一,寺井 崇二,山崎 隆弘,星井 嘉信,坂井田 功
- 山口医学 60(6), 255-261, 2011-12-31
- … リピオドールを用いた肝動脈化学塞栓療法を施行し,良好な腫瘍縮小効果を認めた.さらに,術後に持続性ソマトスタチンアナログマイクロスフェア型徐放性製剤 (オクトレオチド酢酸塩徐放性製剤:商品名:サンドスタチンLAR筋注用)を継続投与し,長期間にわたる腫瘍の増殖抑制効果を維持し得た.切除不能の消化管神経内分泌腫瘍の肝転移症例に対する治療法として有用であると考えられた.We report a case of neuroendocrine tumor of …
- NAID 10030041786
- 癌性腸閉塞に対するオクトレオチド(サンドスタチン)の使用経験
- 今野 隼人,橋本 正治,福島 啓介,平宇 健治,菅原 浩,平野 裕,戸沢 香澄,海法 恒男
- 日本農村医学会雑誌 57(3), 517, 2008-09-30
- NAID 10024376821
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- 薬効 2499 他に分類されないホルモン剤(抗ホルモン剤を含む) 一般名 オクトレオチド酢酸塩注射液 英名 Sandostatin 剤形 注射液 薬価 3077.00 規格 100μg1mL1管 メーカー ノバルティス ファーマ 毒劇区分 (劇)
- サンドスタチン(酢酸オクトレオチド)は持続性ソマトスタチンアナログであり、適応は先端巨大症・下垂体巨人症、のほか、消化管ホルモン産生腫瘍(VIP ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
*サンドスタチン皮下注用 50μg
組成
*成分・含量
- 1アンプル(1mL)中、オクトレオチド酢酸塩55.85μg(オクトレオチドとして50μg)
添加物
- D-マンニトール 45mg
乳酸 3.4mg
炭酸水素ナトリウム 適量
禁忌
効能または効果
下記疾患に伴う諸症状の改善
- 消化管ホルモン産生腫瘍(VIP産生腫瘍、カルチノイド症候群の特徴を示すカルチノイド腫瘍、ガストリン産生腫瘍)
下記疾患における成長ホルモン、ソマトメジン-C分泌過剰状態及び諸症状の改善
- 先端巨大症・下垂体性巨人症(外科的処置、他剤による治療で効果が不十分な場合又は施行が困難な場合)
進行・再発癌患者の緩和医療における消化管閉塞に伴う消化器症状の改善
- 下垂体性巨人症については、脳性巨人症や染色体異常など他の原因による高身長例を鑑別し、下垂体性病変に由来するものであることを十分に確認すること。
消化管ホルモン産生腫瘍、先端巨大症・下垂体性巨人症の場合
- 通常、成人にはオクトレオチドとして1日量100又は150μgより投与をはじめ、効果が不十分な場合は1日量300μgまで漸増し、2?3回に分けて皮下投与する。なお、症状により適宜増減する。
進行・再発癌患者の緩和医療における消化管閉塞に伴う消化器症状の場合
- 通常、成人にはオクトレオチドとして1日量300μgを24時間持続皮下投与する。なお、症状により適宜増減する。
- 進行・再発癌患者の緩和医療における消化管閉塞に伴う消化器症状について、本剤の投与量の増量と効果の増強の関係は、確立されていない(「重要な基本的注意5.」の項参照)。
- 進行・再発癌患者の緩和医療における消化管閉塞に伴う消化器症状に対して本剤を継続投与する際には、患者の病態の観察を十分に行い、7日間毎を目安として投与継続の可否について慎重に検討すること。
重大な副作用
アナフィラキシー様症状(頻度不明)
- 血圧低下、呼吸困難、気管支痙攣等のアナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、皮疹、そう痒、蕁麻疹、発疹を伴う末梢性の浮腫等があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、その後の投与は行わないこと。
徐脈(頻度不明)
- 本剤を投与した場合、投与直後に重篤な徐脈を起こすことがあるので、観察を十分に行い、徐脈が認められた場合には直ちに投与を中止し、必要に応じて適切な処置を行うこと。また、徐脈が認められた場合、β-遮断剤、カルシウム拮抗剤等の徐脈作用を有する薬剤又は水分や電解質を補正する薬剤を投与している患者では、必要に応じてこれらの用量を調節すること。
薬効薬理
消化管ホルモン産生腫瘍
- 本剤はVIP産生腫瘍患者において血中VIP濃度を低下させる。17,18)
- 本剤はカルチノイド症候群の患者において、セロトニンの主要代謝物である5-HIAAの尿中排泄量を低下させる。19)
- 本剤はガストリン産生腫瘍患者において血中ガストリン濃度を低下させる。20)
先端巨大症・下垂体性巨人症
- 本剤は先端巨大症患者の下垂体腺腫細胞からのGH放出を抑制する(in vivo11)、in vitro21))。
消化管閉塞に伴う消化器症状
- 本剤はイヌ及びラットにおいて、消化液分泌を抑制することが報告されている。22?26)
- 本剤は空腸からの腸液の吸収(ラット)及び回腸からの水・電解質の吸収(ウサギ)を促進することが報告されている。26?28)
有効成分に関する理化学的知見
*一般名
- オクトレオチド酢酸塩(Octreotide Acetate)
化学名
- (?)-D-Phenylalanyl-L-cysteinyl-L-phenylalanyl-D-tryptophyl-L-lysyl-L-threonyl-N-[(1R,2R)-2-hydroxy-1-(hydroxymethyl)propyl]-L-cysteinamide cyclic(2→7) disulfide diacetate
分子式
分子量
性状
- 白色?微黄白色の粉末で、わずかに酢酸臭がある。水に極めて溶けやすく、メタノール、酢酸(100)、エタノール(95)又は1-ブタノールに溶けやすく、アセトニトリルに極めて溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。本品の水溶液(1→100)のpHは5.0?7.0である。吸湿性である。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- octreotide
- 化
- 酢酸オクトレオチド octreotide acetate
- 商
- サンドスタチン Sandostatin
- 関
- その他のホルモン剤
特徴
構造
作用機序
薬理作用
下垂体
消化管
膵臓
薬効薬理
- サンドスタチン皮下注用 50μg/*サンドスタチン皮下注用 100μg
- (1) 本剤はVIP産生腫瘍患者において血中VIP濃度を低下させる。17,18)
- (2) 本剤はカルチノイド症候群の患者において、セロトニンの主要代謝物である5-HIAAの尿中排泄量を低下させる。19)
- (3) 本剤はガストリン産生腫瘍患者において血中ガストリン濃度を低下させる。20)
- 本剤は先端巨大症患者の下垂体腺腫細胞からのGH放出を抑制する(in vivo11)、in vitro21))。
3. 消化管閉塞に伴う消化器症状
- (1) 本剤はイヌ及びラットにおいて、消化液分泌を抑制することが報告されている。22~26)
- (2) 本剤は空腸からの腸液の吸収(ラット)及び回腸からの水・電解質の吸収(ウサギ)を促進することが報告されている。26~28)
動態
効能又は効果
- サンドスタチン皮下注用 50μg/*サンドスタチン皮下注用 100μg
- 消化管ホルモン産生腫瘍(VIP産生腫瘍、カルチノイド症候群の特徴を示すカルチノイド腫瘍、ガストリン産生腫瘍)
- 2. 下記疾患における成長ホルモン、ソマトメジン-C分泌過剰状態及び諸症状の改善
- 先端巨大症・下垂体性巨人症(外科的処置、他剤による治療で効果が不十分な場合又は施行が困難な場合)
- 3. 進行・再発癌患者の緩和医療における消化管閉塞に伴う消化器症状の改善
注意
禁忌
副作用
添付文書
- サンドスタチン皮下注用 50μg/*サンドスタチン皮下注用 100μg
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2499403A1037_1_02/2499403A1037_1_02?view=body
[★]
- 英
- drug-induced hypoglycemia
- 同
- 薬剤性低血糖症
- 関
- 低血糖
低血糖を引きおこす薬剤
- DMR.295
[★]
商品
[★]
HMG-CoA還元酵素阻害薬