シクロフェニル
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
成分・含量
添加物
- ステアリン酸マグネシウム,タルク,トウモロコシデンプン,乳糖水和物
禁忌
- エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば,乳癌,子宮内膜癌)及びその疑いのある患者
[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある.]
- 卵巣腫瘍のある患者及び多嚢胞性卵巣症候群を原因としない卵巣腫大のある患者
[卵胞刺激ホルモン分泌作用により,これらの症状が増悪することがある.]
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性(「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照)
効能または効果
- シクロフェニルとして,1日400〜600mg(4〜6錠)を2〜3回に分け,5〜10日間経口投与し,症状に応じてこれを反復する.
慎重投与
- 子宮筋腫のある患者
[子宮筋腫の発育を促進するおそれがある.]
- 子宮内膜症のある患者
[症状が増悪するおそれがある.]
- 乳癌の既往歴のある患者
[乳癌が再発するおそれがある.]
- 乳癌家族素因が強い患者,乳房結節のある患者,乳腺症の患者又は乳房レントゲン像に異常がみられた患者
[症状が増悪するおそれがある.]
- 多嚢胞性卵巣のある患者
[卵巣過剰刺激を起こしやすい.]
重大な副作用
肝機能障害,黄疸(頻度不明)
- AST(GOT),ALT(GPT),γ-GTP等の上昇,発熱,けん怠感等を伴う肝機能障害,黄疸があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
薬効薬理
- マウス,ラット又は家兎における実験から,次の作用が認められる.
- 間脳視床下部もしくは脳下垂体前葉に作用し,ゴナドトロピン放出因子(FSH-RH,LH-RH)及びゴナドトロピン(FSH,LH)の産生と放出,特にLHの放出を促進する12)〜18).
- 卵巣のゴナドトロピンに対する反応性を増強し,排卵能,ステロイド産生能を高める13).
- スチルベストロールの約1/1,000の弱いエストロゲン作用を有し,一方,スチルベストロールとの同時投与では,抗エストロゲン作用も認められる19),20).
有効成分に関する理化学的知見
分子量
融 点
性 状
- 白色の結晶性の粉末で,においはない.
クロロホルム又はN,N-ジメチルホルムアミドに溶けやすく,酢酸(100)にやや溶けやすく,ジエチルエーテルにやや溶けにくく,メタノール又はエタノール(95)に溶けにくく,水にほとんど溶けない.
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