ミトタン
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Japanese Journal
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
オペプリム
組成
1カプセル中:ミトタン含量
1カプセル中:添加物
- カプセル内容物:セラセフェート、ステアリン酸Mg、タルク
1カプセル中:添加物
禁忌
- 重篤な外傷のある患者
[副腎抑制を起こすおそれがある。]
- スピロノラクトン、ペントバルビタールを投与中の患者(「相互作用」の項参照)
効能または効果
- 副腎癌
- 手術適応とならないクッシング症候群
- 通常成人1回1カプセル〜2カプセル1日3回経口投与から開始し、有効量まで漸増し、以後、症状、血中・尿中ステロイド濃度、副作用等により適宜増減する。
慎重投与
- 副腎皮質からの転移腫瘍以外の肝疾患のある患者
[代謝が妨げられて蓄積するおそれがある。]
重大な副作用
胃潰瘍、胃腸出血
- 胃潰瘍(0.21%)、胃腸出血(0.21%)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
紅皮症
- 紅皮症(0.41%)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
痴呆、妄想
- 痴呆(0.21%)、妄想(0.21%)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
副腎不全
- 副腎不全(2.49%)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
低血糖
- 低血糖(0.83%)があらわれることがあるので、低血糖症状があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
腎障害(尿細管障害)
- 腎障害(尿細管障害)(0.21%)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸
- AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、ALPの著しい上昇等を伴う肝機能障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
細胞毒作用6)
- 副腎組織の変化は皮質に選択的であり、とくに皮質の束状層、網状層の萎縮や壊死がイヌにおいて認められている。
ステロイド合成阻害作用7)〜12)
- ステロイド分泌量の低下が認められるが、その合成阻害部位は、まだ決定されていない。種々の実験による推定阻害部位は、次の反応段階である。
コレステロール側鎖切断の段階
- 副腎癌及びクッシング病患者各6例、イヌ(in vitro)
3位脱水素の段階
- 副腎癌及びクッシング病患者各6例、ウシ(in vitro)
21位水酸化の段階
11位水酸化の段階
18位水酸化の段階
ステロイド代謝への作用(外国人データ)13)
- コルチゾールの代謝物のうち、6β‐ヒドロキシ体を増加させる。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 1,1‐Dichloro‐2‐(2‐chlorophenyl)‐2‐(4‐chlorophenyl)ethane
分子式
分子量
融 点
性 状
- 白色〜微黄白色の結晶で、わずかに特異なにおいがあり、味はない。クロロホルム、四塩化炭素、アセトニトリル又はシクロヘキサンに溶けやすく、エタノール(95)又はイソオクタンにやや溶けやすく、水にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
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商品
[★]
- 英
- mitotane
- 同
- o,p
- 商
- オペプリム
- 関
[★]
- 英
- operation
- 関
- 作動、手術、操作、運用、施行