カリジノゲナーゼ
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Japanese Journal
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- クライスリン錠50と標準製剤をクロスオーバー法によりそれぞれ3錠(カリジノゲナーゼ として150単位)、健康成人男子20名に絶食単回経口投与して血清中カリジノゲナーゼ 濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について統計解析を行っ た ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
クライスリン錠50
組成
組成
- 1錠中、カリジノゲナーゼ50単位を含有する。
添加物として、乳糖水和物、セルロース、無水ケイ酸、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、ヒプロメロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、酸化チタン、タルク、カルナウバロウを含有する。
禁忌
- 脳出血直後等の新鮮出血時の患者
[血管拡張作用により出血を助長するおそれがある。]
効能または効果
- 下記疾患における末梢循環障害の改善
高血圧症、メニエール症候群、閉塞性血栓血管炎(ビュルガー病)
- 下記症状の改善
更年期障害、網脈絡膜の循環障害
- カリジノゲナーゼとして、通常成人1日30〜150単位を1日3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
- ※カリジノゲナーゼは、膵由来のたん白質分解酵素で、カリクレインとも呼ばれる。血漿中のα2-グロブリン分画に属するキニノーゲンを酵素的に分解することでブラジキニンを遊離させる。ブラジキニンは、血管内皮細胞のB2受容体を刺激して一酸化窒素(NO)やプロスタグランジン類の産生を亢進させることで強力な血管拡張作用を現す。また、微小循環速度の亢進作用を介して血流量を増加させ、組織の循環障害を改善する。各種血管床に作用するが、特に脳循環に対する選択性が高い。2)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- カリジノゲナーゼ(Kallidinogenase、JAN)
性状
- 白色〜淡褐色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。
水に溶けやすく、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品の水溶液(1→300)のpHは5.5〜7.5である。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- kalliginogenase、kallidinogenase
- 商
- S-カルジー、カセルミン、カリクレイン、カリクロモン、カリジノゲナーゼ、カリレチン、カルタゴン、カルナクリン、カルニアチン、カルニアチンS、クライスリン、クレルモン、サークリン、サークレチン、サイモチン、バスドリン、ビドクレイン、プロクレイン、プロモチン、、ローザグッド
- 関
- カリクレイン、キニノゲナーゼ
- その他のホルモン剤
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3