ペグビソマント
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Japanese Journal
- 先端巨大症治療薬・GH受容体拮抗薬 ソマバート (新薬展望2008) -- (注目の新薬)
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- ファイザー株式会社のソマバート皮下注用20mg(ホルモン剤(抗ホルモン剤を含む))、一般名ペグビソマント(遺伝子組換え)(Pegvisomant(genetical recombination)) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
- 医薬品情報 サイト イーファーマ(トップ) >品名索引(そ) >現表示ページ >薬効名索引(ホルモン剤(抗ホルモン剤を含む)) 商品名 ソマバート皮下注用20mg (成分:ペグビソマント(遺伝子組換え))
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ソマバート皮下注用10mg
組成
1バイアル中:
有効成分
- ペグビソマント(遺伝子組換え)10mg(タンパク質部分)
添加物
- グリシン 1.36mg
D-マンニトール 36.0mg
無水リン酸一水素ナトリウム
リン酸二水素ナトリウム一水和物
- 各製剤には溶解液として日局注射用水20mLを添付している(「包装」の項参照)。用時、日局注射用水を1mL加えて溶解すること(「適用上の注意」の項参照)。
禁忌
効能または効果
下記疾患におけるIGF-I(ソマトメジン-C)分泌過剰状態および諸症状の改善
- 先端巨大症(外科的処置、他剤による治療で効果が不十分な場合又は施行が困難な場合)
- 通常、成人にはペグビソマント(遺伝子組換え)として初日に40mg(タンパク質部分)を1日1回皮下投与する。2日目以降は1日1回10mg(タンパク質部分)を投与する。なお、血清中IGF-I値及び症状に応じて、1日量30mg(タンパク質部分)を上限として、5mg(タンパク質部分)ずつ適宜増減する。
- 本剤の投与にあたっては、4〜8週間隔で血清中IGF-I値を測定し、その値が性別・年齢別正常値内に収まる範囲で投与量の調整を行うこと。[「臨床検査結果に及ぼす影響」、「その他の注意」の項参照]
- 初期維持用量での投与時、あるいは継続治療中に最低用量まで減量しても、血清中IGF-I値が正常範囲の下限を下回った場合には、本剤の休薬あるいは投与中止を考慮すること。
- 本剤を3カ月以上投与しても、血清中IGF-I値の正常化が認められずかつ血清中IGF-I値の低下傾向も認められない場合には、本剤の投与中止を考慮すること。
慎重投与
- インスリン又は経口血糖降下剤による治療を受けている患者[「相互作用」の項参照]
薬効薬理
薬理作用14〜19)
- 本剤を皮下投与したアカゲザル、ウサギ及びマウスにおいて血清中IGF-I濃度を低下させたが、その作用はマウスでは他の動物種に比して弱かった。
作用機序20〜22)
- 本剤はin vitroで成長ホルモン(GH)受容体に結合し、GHの結合を阻害することによってGH受容体の二量体化に伴うシグナル伝達を抑制する。本剤のヒト、アカゲザル及びウサギのGH受容体に対する結合能は同程度であるが、イヌ、マウス及びラットの受容体に対する結合能はそれらより弱い。本剤のGH受容体に対する結合は選択的であり、プロラクチンを含む他の各種受容体には結合しない。このGH作用の阻害によって、IGF-I並びにGH反応性のタンパクであるIGFBP-3及び酸不安定性サブユニット(ALS)の血清中濃度が低下する。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ペグビソマント(遺伝子組換え)
Pegvisomant(Genetical Recombination)
本質
- 18-L-アスパラギン酸-21-L-アスパラギン-120-L-リジン-167-L-アスパラギン-168-L-アラニン-171-L-セリン-172-L-アルギニン-174-L-セリン-179-L-トレオニン化ヒト成長ホルモンをコードするcDNAの発現により組換え体で産生される191個のアミノ酸残基からなるヒト成長ホルモン誘導体(C980H1515N259O303S7;分子量:21,997.52) のアミノ酸残基(主たる部位:N-末端フェニルアラニン並びに第38位、第41位、第70位、第115位、第120位、第140位、第145位及び第158位リジン)の9箇所に平均約5分子の直鎖ポリエチレングリコール(平均分子量:約5000)がアミド結合した修飾タンパク質(分子量:約47,000)
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- pegvisomant
- 商
- ソマバート
- 関
- 成長ホルモン。その他のホルモン剤