- 英
- protein induced by vitamin K absence or antagonist-II
- 同
- γ-カルボキシル化異常プロトロンビン des-γ-carboxy prothrombin
- 関
- ビタミンK、ワルファリン、肝細胞癌
概念
- ビタミンK依存的にF II, VII, IX, X, Protein C, Protein SのGlu残基がGla(γ-カルボキシグルタミン酸)に変換され、補酵素としてCa2+を利用してリン脂質に結合し、セリンプロテアーゼとしての活性を持つようになる、はずである。ビタミンK非存在下ではこれらの蛋白質はGlu残基のまま、つまり活性を持たないまま末梢血に出現する。これらはそれぞれPIKVA-II,VII,IX,X,PC,PSなどと呼ばれるが、このうちPIVKA-IIがマーカーとして用いられている。
意義
- 肝細胞癌:直径2cm以下の微小肝細胞癌での陽性率は25-30%
WordNet
- the 9th letter of the Roman alphabet (同)i
PrepTutorEJDIC
- 『私は』私が
- iodineの化学記号
UpToDate Contents
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English Journal
- Protein induced by vitamin K absence or antagonist-II production is a strong predictive marker for extrahepatic metastases in early hepatocellular carcinoma: a prospective evaluation.
- Bae HM, Lee JH, Yoon JH, Kim YJ, Heo DS, Lee HS.SourceDepartment of Internal Medicine, Seoul National University College of Medicine, Seoul, South Korea. yoonjh@snu.ac.kr.
- BMC cancer.BMC Cancer.2011 Oct 10;11:435.
- ABSTRACT:BACKGROUND: Clinicians often experience extrahepatic metastases associated with hepatocellular carcinoma (HCC), even if no evidence of intrahepatic recurrence after treatment is observed. We investigated the pretreatment predictors of extrahepatic metastases in HCC patients.METHODS: Patient
- PMID 21985636
- Tumor marker levels before and after curative treatment of hepatocellular carcinoma as predictors of patient survival.
- Nanashima A, Taura N, Abo T, Ichikawa T, Sakamoto I, Nagayasu T, Nakao K.SourceDivision of Surgical Oncology and Department of Surgery, Nagasaki University Hospital, 1-7-1 Sakamoto, Nagasaki, 8528501, Japan. a-nanasm@nagasaki-u.ac.jp
- Digestive diseases and sciences.Dig Dis Sci.2011 Oct;56(10):3086-100. Epub 2011 Jun 25.
- BACKGROUND: α-fetoprotein (AFP) is used as a marker for hepatocellular carcinoma (HCC), which is influenced by hepatitis. Protein-induced vitamin K absence or antagonist II (PIVKA-II) is a sensitive diagnostic marker. Changes in these markers after treatment may reflect curability and predict outco
- PMID 21706206
- Hepatocellular carcinoma presenting with multiple bone and soft tissue metastases and atypical cytomorphological features-A rare case report.
- Rastogi A, Bihari C, Jain D, Gupta NL, Sarin SK.SourceDepartment of Pathology, Institute of Liver and Biliary sciences (ILBS), New Delhi, India. drarchanarastogi@gmail.com.
- Diagnostic cytopathology.Diagn Cytopathol.2011 Sep 30. doi: 10.1002/dc.21838. [Epub ahead of print]
- Hepatocellular carcinoma (HCC) with atypical cytomorphological features and presenting with bone and soft tissue metastasis is very rare. We report a 65-year-old male patient of HCC who presented with bone and soft tissue metastases and was clinically and radiologically suspected to have a soft tiss
- PMID 21965139
Japanese Journal
- Tumor Marker Levels Before and After Curative Treatment of Hepatocellular Carcinoma as Predictors of Patient Survival.
- Nanashima Atsushi,Taura Naota,Abo Takafumi,Ichikawa Tatsuki,Sakamoto Ichiro,Nagayasu Takeshi,Nakao Kazuhiko
- Digestive Diseases and Sciences 56(10), 3086-3100, 2011-10
- … Protein-induced vitamin K absence or antagonist II (PIVKA-II) is a sensitive diagnostic marker. … METHODS: We conducted an analysis of prognosis in 470 HCC patients who received curative treatments, and examined the relationship between changes in AFP and PIVKA-II levels after 1 month of treatment in 156 patients. …
- NAID 120003307686
- 肝細胞癌との鑑別に苦慮した脈絡膜悪性黒色腫肝転移の1例
- 在津 潤一,石川 剛,播磨 陽平,土屋 昌子,高見 太郎,山口 裕樹,内田 耕一,寺井 崇二,山崎 隆弘,坂井田 功
- 肝臓 52(7), 468-476, 2011-07-25
- … 抗体はいずれも陰性であり,腹部超音波検査・CT検査・MRI検査・血管造影検査で肝両葉に多血性腫瘤が多数認められた.悪性黒色腫に特異的な腫瘍マーカーである5-S-cysteinyldopaが異常高値を呈したがPIVKA IIも著明に上昇していたため画像・血液検査所見からは悪性黒色腫肝転移と肝細胞癌の鑑別には至らなかった.超音波下肝腫瘍生検にて悪性黒色腫の確定診断を得た上で同病変に対してシスプラチン …
- NAID 10029285858
- 肝細胞癌を発症したHCV陽性の小児がん経験者の1例
- 天野 功二,山田 哲,坂西 康志,伊藤 剛
- 小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 48(2), 130-134, 2011-06-25
- 肝細胞癌を発症した44歳の小児がん経験者を報告する.1970年代前半,8歳の時に急性リンパ性白血病を発症し,治療中に親族や知人から複数回の輸血を受けた.200X年4月に胸部異常陰影にて当院を紹介され,精査の結果HCV陽性の肝細胞癌と診断された.化学療法が開始されたが,病状の急激な悪化のため診断後約1か月で死亡した.小児がん経験者の肝細胞癌発症が今後増える可能性があり,早急に長期フォローアップ体制を …
- NAID 110008711334
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- PIVKA-II, protein induced by Vitamin K absence or antagonists-II 臨床的意義 血液 凝固因子のうちII、VII、IX、X因子はいずれも肝臓で合成されるが、このときにビタミンK が必要である。また、これらの因子はいずれも活性化の際Ca2+を必要とし、N末端領域 ...
- PIVKA-?の検査値の読み方について解説しています。肝炎.netはB型肝炎患者さんの ための情報サイトです。
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★リンクテーブル★
[★]
- 55歳の男性。2か月前からの全身疲労感、湿性咳嗽、息切れ及び顔面のむくみを主訴に来院した。既往歴に特記すべきことはない。身長158cm、体重46kg。呼吸数18/分。脈拍72/分、整。血圧144/88mmHg。心音に異常を認めない。両側背部にfine cracklesを聴取する。腹部に異常を認めない。入院時の胸部エックス線写真(別冊No.14A)と経気管支肺生検組織のH-E染色標本(別冊No.14B)とを別に示す。
- この患者で異常が予測される腫瘍マーカーはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104E057]←[国試_104]→[104E059]
[★]
- 65歳の女性。2か月前から全身疲労感、咳嗽、息切れ及び顔面のむくみがあり来院した。
- 20歳時に肺結核で治療を受けたが、その後は健康であった。
- 身長154cm、体重50kg。呼吸数16/分。脈拍72/分、整。血圧146/84mmHg。心雑音はなく、両側背部に軽度のfine crackles(捻髪音)を聴取する。腹部に異常所見はない。
- 入院時の胸部エックス線写真、胸部造影CT及び経気管支肺生検H-E染色標本を以下に示す。
- この患者で異常値を示す可能性の最も高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [096I028]←[国試_096]→[096I030]
[★]
- 62歳の男性。血便を主訴に来院した。悪心、嘔吐および腹痛はなく、排便は1行/日である。腹部は平坦、軟で、肝・肺を触知しない。血液所見:赤血球380万、Hb12.1g/dl、白血球5,800、血小板24万。血清生化学所見:総蛋白7.8g/dl、尿素窒素21mg/dl、総コレステロール198mg/dl、総ビリルビン0.8mg/dl、AST28単位、ALT22単位。注腸造影写真を以下に示す。
- 上昇が予想されるのはどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [099A025]←[国試_099]→[099A027]
[★]
- 日齢0の新生児。出生後30分ころから多呼吸を認めた。在胎32週、出生体重1,600g。体温37.3℃。呼吸数64/分。心拍数160/分、整。チアノーゼ、陥没呼吸および呼気時の呻吟を認める。外表奇形は認めない。心雑音を聴取しない。
[正答]
※国試ナビ4※ [099F039]←[国試_099]→[099F041]
[★]
- 70歳の男性。3か月前から心窩部と背部とに鈍痛があり来院した。4か月で5kgの体重減少がある。腹部と背部との身体所見に異常を認めない。ERCPを以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [095D029]←[国試_095]→[095D031]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [100B038]←[国試_100]→[100B040]
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※国試ナビ4※ [108B016]←[国試_108]→[108B018]
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- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[★]
- 英
- hepatocellular carcinoma, HCC, hepatocarcinoma, liver cell carcinoma
- 同
- ヘパトーム hepatoma
- 関
- 肝腫瘍、肝癌
特徴
- 外科的治癒切除を行っても、5年以内の再発率は約70%以上 ← 他の癌より高い。3年で50-60%とも
- リンパ節転移は少なく、肝内転移が多い ← 経門脈
- 多中心発癌が多い
- 肝細胞癌の約70-80%に肝硬変、10%前後に慢性肝炎を合併
疫学
- 原発性肝癌のうち肝細胞癌は95%を占める
- 男女比は3-4:1
- 死因では男性では3位、女性では4位である。
- 原発性肝癌の90%以上が肝炎ウイルス陽性である。
- 原発性肝癌の解検例の84%に肝硬変を合併している。
- 肝細胞癌の70-80%に肝硬変が認められ、10%前後に慢性肝炎の合併が見られる。
- 肝硬変から肝癌が発生する年間発生率はB型肝炎で3%、C型肝炎で7%である。
病因
- 病因の90%が肝炎ウイルスである。
- HCV(+) 75%、HBV(+) 15%、HBV(+)&HCV(+) 3%、TTV(+) 1-3%、アルコール性 3-4% (YN)
- その他
病理
- 肝細胞類似の細胞からなる上皮性の悪性腫瘍。多くが皮膜を有する。(SSUR.595)
- 多発性、多中心性
- 胆汁のために肉眼的に緑色に見える
- 壊死、出血しやすい。 → hemoperitoneum
病態
転移
症状
検査
超音波エコー
[show details]
造影CT
- ダイナミック造影CTでは動脈相で不均一な造影効果、門脈相、平衡相になるにつれ造影効果が低下する。(RNT.209) ⇔ 肝血管腫:造影効果が持続
- [show details]
- 被膜がある腫瘍に対しては造影効果が残存。(RNT.209)
前癌病変の造影CT
- SRA.479
- 肝細胞癌は多段階発癌により発生するという説が唱えられている。
- 腺腫様過形成(adenomatous hyperplasia AH)は肝癌とは異なる結節病変を形成するものである。
- 多段階発癌次の順に肝細胞癌に至るという;異型腺腫様過形成 → 肝細胞癌を内包する異型腺腫様過形成 → 高分化肝癌 → 中~低分化肝細胞癌(古典的肝癌)
- 多段階発癌の初期には門脈血の支配が多いが次第に肝動脈からの新生血管により支配されるようになる。
- すなわち、中~低分化肝細胞癌は肝動脈で支配される多血性肝細胞癌であり、高分化肝細胞癌は肝動脈の支配が比較的少ない。
- 造影CTにおいてもこれを反映し、高分化細胞癌では動脈相では造影効果が弱い(文献によっては乏血性で濃染しないとも)が、中~低分化細胞癌では高い造影効果が認められることになる。
MRI
- T1:等信号 低~高信号(YN.B-50)
- T2:高信号 ⇔ 肝血管腫のような著しい高信号は呈しない?
血管造影
腫瘍マーカー
- PIVKA-II:≦2cmの陽性率は25-30%
- AFP:≦2cmの陽性率は30%。肝細胞癌、卵黄嚢腫瘍、肝芽腫の腫瘍マーカー、炎症性肝疾患における肝再生の指標
診断
- 病歴、身体所見、血液検査所見(肝炎ウイルスマーカー、腫瘍マーカー、肝機能検査)、画像検査に基づいて判断する。
- 画像で確定診断される場合は組織診断を行わないように勧められている。 → 針生検に伴う重篤な合併症として,針穿刺経路播種(needle tract seeding)と出血がある。前者の発生頻度は1.6~3.4%とされている(ガイドライン1)
治療
。
治療アルゴリズム
- 肝癌診療ガイドライン 2017年版
- http://www.jsh.or.jp/medical/guidelines/jsh_guidlines/examination_jp_2017
局所療法
手術療法
- 肝機能A,Bであって、腫瘍の数が1,2個の場合は腫瘍切除が適応となる。
- 再発肝癌であっても肝切除が標準治療となる(ガイドライン1 CQ19 再発肝細胞癌に対する有効な治療は?)
推奨
- ガイドライン1
- TA(C)EはOkuda分類I、II、Child A、Bの進行肝細胞癌(手術不能で、かつ経皮的凝固療法の対象とならないもの)に対する治療として推奨される。
- 化学塞栓される非癌部肝容積の非癌部全肝容積に占める割合と残肝予備能を考慮したTACEが推奨される。
- 高ビリルビン血症のない肝細胞癌破裂症例の治療には救急TA(C)Eは有効な治療法である。
禁忌
- ガイドライン1
化学療法
- 肝癌は抗癌剤に対する抵抗性が高い。肝癌患者は肝機能の低下が存在するため十分量の抗癌剤治療はできない。このようなこともあり、肝癌に有効な抗がん薬は少ない。
日本で使用できる薬剤
- ガイドライン1
肝移植
- 肝硬変に肝細胞癌を合併する場合は、多発最大径3cm・3個まで、単発5cmまで、遠隔転移・リンパ節転移・脈管侵襲なし
- ミラノ基準によれば、他の両性疾患と同程度の移植成績
- 肝機能不良でミラノ基準を満たすものは肝移植を考慮。
ガイドライン
- http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0018/0018_ContentsTop.html
国試
原発性肝細胞癌
- 英
- primary hepatocellular carcinoma
- 関
- [[]]
[★]
- 英
- tumor marker
- 同
- 生物学的腫瘍マーカー biological tumor marker、癌マーカー cancer marker、悪性腫瘍特異物質 tumor-specific antigen
肺癌の腫瘍マーカー
|
陽性率(疾患があるときに陽性となる確率, 感度)
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肺癌
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|
|
|
備考
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扁平上皮癌
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腺癌
|
小細胞癌
|
その他の疾患
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CYFRA21-1
|
57.5%*
|
70-80%/73.1%*
|
30-40%
|
30-40%
|
良性疾患:10-15%
|
|
SCC
|
|
○
|
|
|
子宮頸癌、食道癌、皮膚癌
|
|
CEA
|
40-50%
|
|
50-60%
|
|
|
|
SLX
|
70%*
|
|
0.4
|
|
肝硬変
|
|
NSE
|
10-30%
|
|
|
70-90%
|
|
|
proGRP
|
|
|
|
70-90%/65.1%*
|
|
NSEより上昇率が高く、特異性に優れる
|
KL-6
|
|
○
|
|
|
肺腺癌、膵癌、乳癌で40-50%。間質性肺炎の補助診断
|
|
|
|
|
|
|
|
|
無印:標準呼吸器病学 第1版 p.327。* 臨床検査学第32版 p.634
|
臨床応用されている腫瘍マーカー (LAB.630)
肝癌関連 AFP, AFP-L3%, PIVKA-II
膵癌ならびにその他の消化器癌 CEA, CA19-9, Dupan-2, CA50, Span-1
肺癌 CEA, sialyl Lex-i (SLX), SCC, SYFRA21-1, NSE, ProGRP
婦人科悪性腫痩
子宮癌:SCC, CA125
卵巣癌:CA125, AFP, CEA, CA19-9, GAT
乳癌 :CA15-3, BCA225, CEA, NCC-ST-439
尿器科悪性腫壕
前立腺痛:PSA(γ-Sm), PAP
膀胱癌 :BTA, NMP22
神経内分泌腫療 NSE
広範な腫瘍に反応するマーカー
TPA, BFP, IAP
消化管悪性腫瘍マーカー
- CEA:胎児癌性蛋白。陽性率:(50-70%)大腸癌、胆道癌、膵癌。(40-60%)肺癌。(30-40%)胃癌。良性疾患でも上昇する(胆嚢炎、胆管炎、膵炎)。
- DU-PAN-2:2→3シアリルLec抗原を認識する抗体。陽性率:(70-80%)膵癌、(60-70%)胆道癌。Lea-b-の個体でも陽性になる。良性疾患でも上昇する(慢性肝炎、肝硬変、胆道炎症を伴う胆石症)。
- CA19-9:Leaの基本骨格にシアル酸が結合したもの。陽性率:(80-90%)膵癌。(70-80%)胆道癌。良性疾患でも上昇する((10-40%)閉塞性黄疸、慢性肝炎、肝硬変)。日本人の約7-10%に存在するフコース転移酵素が欠如したLea-b-の個体ではCA19-9は産生されない。
- SLX:Lexの基本骨格にシアル酸が結合したもの。陽性率:(高い)肺癌、卵巣癌。(50-60%)胆道癌、膵癌。
主な腫瘍マーカー CBT QB vol2 p.297
組織型別に有用な腫瘍マーカー(NEWエッセンシャル産科学・婦人科学 第3版 p.236)
上皮性腫瘍
漿液性腺癌: CA125 *1
粘液性腺癌: CA19-9 *2, CA72-4, CEA
胚細胞腫瘍
卵黄嚢腫瘍: AFP *3
絨毛癌: hCG
未分化胚細胞腫: LDH *4
悪性転化を伴う成熟嚢胞性奇形腫(扁平上皮癌) : SCC
性索間質性腫瘍(ホルモン)
顆粒膜細胞腫,莢膜細胞腫:工ストロゲン
Sertoli-間質性腫瘍, Leydig細胞腫(門細胞腫) :テストステロン
*1 上皮性腫瘍中で最も有用.類内膜腺癌,明細胞腺癌でも陽性を示す.子宮内膜症,炎症,妊娠初期も軽度-中等度上昇
*2 成熟嚢胞性奇形腫で陽性を示すことがある
*3 胎芽性癌,混合性腔細胞腫療でも陽性を示す
*4 非特異的
- also see →「生殖系チュートリアル症例2_プレゼン.ppt」
産婦人科において重要視される腫瘍マーカー
-
-
-
-
- 子宮頚部扁平上皮癌から精製された蛋白質
- 早期癌でも比較的高い陽性率を示し、経過観察にも有用である。
- 一般に扁平上皮の存在する部位に広範な重症疾患存在すれば血中のSCCは上昇しうる
- 皮膚表面、唾液中に大量に存在し、採血時に複数回穿刺する事などによるコンタミネーションの可能性があります。
腫瘍マーカー 臓器別
- OLM.372改変
(略)
[★]
- 英
- liver function test, LFT
[★]
[★]
[★]
- 英
- protein induced by vitamin K absence or antagonist