経動脈性門脈造影下CT CT during arterial portography
UpToDate Contents
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- 1. 肝胆道のCT撮影 computed tomography of the hepatobiliary tract
- 2. 黒色腫(メラノーマ)の画像検査 imaging studies in melanoma
- 3. 固形肝病変:鑑別診断および評価 solid liver lesions differential diagnosis and evaluation
- 4. 胆管癌の臨床症状および診断 clinical manifestations and diagnosis of cholangiocarcinoma
- 5. 原発性肝細胞癌の臨床的特徴および診断 clinical features and diagnosis of primary hepatocellular carcinoma
English Journal
- Emergence of functional spinal delta opioid receptors after chronic ethanol exposure.
- van Rijn RM, Brissett DI, Whistler JL.SourceErnest Gallo Clinic and Research Center, Department of Neurology, University of California San Francisco, Emeryville, California.
- Biological psychiatry.Biol Psychiatry.2012 Feb 1;71(3):232-8. Epub 2011 Sep 1.
- BACKGROUND: The delta opioid receptor (DOR) is a promising target to treat multiple indications, including alcoholism, anxiety, and nonmalignant pain. The potential of the DORs has been underappreciated, in part, due to relatively low functional expression of these receptors in naïve states. Howeve
- PMID 21889123
- Spatial relationship between intrahepatic artery and portal vein based on the fusion image of CT-arterial portography (CTAP) and CT-angiography (CTA): New classification for hepatic artery at hepatic hilum and the segmentation of right anterior section of the liver.
- Ibukuro K, Takeguchi T, Fukuda H, Abe S, Tobe K, Tanaka R, Tagawa K.SourceMitsui Memorial Hospital, Department of Radiology, 1-Kanda Izumicho Chiyoda-ku, Tokyo 101-8643, Japan.
- European journal of radiology.Eur J Radiol.2012 Feb;81(2):e158-65. Epub 2011 Feb 18.
- PURPOSE: To clarify the variations of the intrahepatic artery and portal vein and to verify the proper segmentation for the right anterior section of the liver.MATERIALS AND METHODS: CT during arterial portography and CT angiography were performed on 64-slice multi detector row CT in 147 patients. A
- PMID 21315528
- Dynorphin regulates the phagocytic activity of splenic phagocytes in wall lizards: involvement of a κ-opioid receptor-coupled adenylate-cyclase-cAMP-PKA pathway.
- Kumar S, Rai U.SourceDepartment of Zoology, University of Delhi, Delhi, India.
- The Journal of experimental biology.J Exp Biol.2011 Dec 15;214(Pt 24):4217-22.
- This in vitro study of the wall lizard Hemidactylus flaviviridis demonstrates the role of the opioid peptide dynorphin A((1-17)) [dyn A((1-17))] in the regulation of the phagocytic activity of splenic phagocytes. Dyn A((1-17)) in a concentration-dependent manner inhibited the phagocytic activity, an
- PMID 22116765
Japanese Journal
- 肝癌に対するCT・MRI診断--CTAPは必要か? (特集 肝癌の診療Up to date)
- 松井 修,北尾 梓,小林 聡,眞田 順一郎,龍 泰治,南 哲弥,小坂 一斗,新村 理絵子,中村 功一,米田 憲秀,香田 渉,蒲田 敏文
- 肝臓 52(7), 415-428, 2011
- NAID 130001040055
Related Links
- 肝臓病の専門です ... CTAPでは肝臓内に何らかの病変があるとすべて黒く写ることから、病変の存在診断に優れており、まず最初に行って肝臓内に病気があるのかないのかを確認します。
- まず、CTA(1.2.)では、動脈優位の撮影です。 肝動脈を主要血管としている腫瘍部(黄色の点線で囲まれた部分)が造影剤でよく染まっている(白くなっている)のがわかります。 肝実質は僅かに染まっています。 次に、CTAP(3.4.)
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- hepatocellular carcinoma, HCC, hepatocarcinoma, liver cell carcinoma
- 同
- ヘパトーム hepatoma
- 関
- 肝腫瘍、肝癌
特徴
- 外科的治癒切除を行っても、5年以内の再発率は約70%以上 ← 他の癌より高い。3年で50-60%とも
- リンパ節転移は少なく、肝内転移が多い ← 経門脈
- 多中心発癌が多い
- 肝細胞癌の約70-80%に肝硬変、10%前後に慢性肝炎を合併
疫学
- 原発性肝癌のうち肝細胞癌は95%を占める
- 男女比は3-4:1
- 死因では男性では3位、女性では4位である。
- 原発性肝癌の90%以上が肝炎ウイルス陽性である。
- 原発性肝癌の解検例の84%に肝硬変を合併している。
- 肝細胞癌の70-80%に肝硬変が認められ、10%前後に慢性肝炎の合併が見られる。
- 肝硬変から肝癌が発生する年間発生率はB型肝炎で3%、C型肝炎で7%である。
病因
- 病因の90%が肝炎ウイルスである。
- HCV(+) 75%、HBV(+) 15%、HBV(+)&HCV(+) 3%、TTV(+) 1-3%、アルコール性 3-4% (YN)
- その他
病理
- 肝細胞類似の細胞からなる上皮性の悪性腫瘍。多くが皮膜を有する。(SSUR.595)
- 多発性、多中心性
- 胆汁のために肉眼的に緑色に見える
- 壊死、出血しやすい。 → hemoperitoneum
病態
転移
症状
検査
超音波エコー
[show details]
造影CT
- ダイナミック造影CTでは動脈相で不均一な造影効果、門脈相、平衡相になるにつれ造影効果が低下する。(RNT.209) ⇔ 肝血管腫:造影効果が持続
- [show details]
- 被膜がある腫瘍に対しては造影効果が残存。(RNT.209)
前癌病変の造影CT
- SRA.479
- 肝細胞癌は多段階発癌により発生するという説が唱えられている。
- 腺腫様過形成(adenomatous hyperplasia AH)は肝癌とは異なる結節病変を形成するものである。
- 多段階発癌次の順に肝細胞癌に至るという;異型腺腫様過形成 → 肝細胞癌を内包する異型腺腫様過形成 → 高分化肝癌 → 中~低分化肝細胞癌(古典的肝癌)
- 多段階発癌の初期には門脈血の支配が多いが次第に肝動脈からの新生血管により支配されるようになる。
- すなわち、中~低分化肝細胞癌は肝動脈で支配される多血性肝細胞癌であり、高分化肝細胞癌は肝動脈の支配が比較的少ない。
- 造影CTにおいてもこれを反映し、高分化細胞癌では動脈相では造影効果が弱い(文献によっては乏血性で濃染しないとも)が、中~低分化細胞癌では高い造影効果が認められることになる。
MRI
- T1:等信号 低~高信号(YN.B-50)
- T2:高信号 ⇔ 肝血管腫のような著しい高信号は呈しない?
血管造影
腫瘍マーカー
- PIVKA-II:≦2cmの陽性率は25-30%
- AFP:≦2cmの陽性率は30%。肝細胞癌、卵黄嚢腫瘍、肝芽腫の腫瘍マーカー、炎症性肝疾患における肝再生の指標
診断
- 病歴、身体所見、血液検査所見(肝炎ウイルスマーカー、腫瘍マーカー、肝機能検査)、画像検査に基づいて判断する。
- 画像で確定診断される場合は組織診断を行わないように勧められている。 → 針生検に伴う重篤な合併症として,針穿刺経路播種(needle tract seeding)と出血がある。前者の発生頻度は1.6~3.4%とされている(ガイドライン1)
治療
。
治療アルゴリズム
- 肝癌診療ガイドライン 2017年版
- http://www.jsh.or.jp/medical/guidelines/jsh_guidlines/examination_jp_2017
局所療法
手術療法
- 肝機能A,Bであって、腫瘍の数が1,2個の場合は腫瘍切除が適応となる。
- 再発肝癌であっても肝切除が標準治療となる(ガイドライン1 CQ19 再発肝細胞癌に対する有効な治療は?)
推奨
- ガイドライン1
- TA(C)EはOkuda分類I、II、Child A、Bの進行肝細胞癌(手術不能で、かつ経皮的凝固療法の対象とならないもの)に対する治療として推奨される。
- 化学塞栓される非癌部肝容積の非癌部全肝容積に占める割合と残肝予備能を考慮したTACEが推奨される。
- 高ビリルビン血症のない肝細胞癌破裂症例の治療には救急TA(C)Eは有効な治療法である。
禁忌
- ガイドライン1
化学療法
- 肝癌は抗癌剤に対する抵抗性が高い。肝癌患者は肝機能の低下が存在するため十分量の抗癌剤治療はできない。このようなこともあり、肝癌に有効な抗がん薬は少ない。
日本で使用できる薬剤
- ガイドライン1
肝移植
- 肝硬変に肝細胞癌を合併する場合は、多発最大径3cm・3個まで、単発5cmまで、遠隔転移・リンパ節転移・脈管侵襲なし
- ミラノ基準によれば、他の両性疾患と同程度の移植成績
- 肝機能不良でミラノ基準を満たすものは肝移植を考慮。
ガイドライン
- http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0018/0018_ContentsTop.html
国試
原発性肝細胞癌
- 英
- primary hepatocellular carcinoma
- 関
- [[]]
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- 英
- CT during arterial portography CTAP
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CT血管造影 CT angiography