- 英
- glycoprotein GP
- 同
- 糖蛋白、糖蛋白質、糖タンパク、グリコプロテイン
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- 1. プロテオグリカン
- 2. ペプチドグリカン
- 3. グリコシル化タンパク
WordNet
- a conjugated protein having a carbohydrate component
PrepTutorEJDIC
- general practitioner一般開業医
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/03/19 10:12:11」(JST)
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糖タンパク質(とうたんぱくしつ、glycoprotein)とは、タンパク質を構成するアミノ酸の一部に糖鎖が結合したものである。動物においては、細胞表面や細胞外に分泌されているタンパク質のほとんどが糖タンパク質であるといわれている。
タンパク質のアミノ酸の修飾では、アスパラギンに結合したもの(N結合型)とセリンやスレオニンに結合したもの(O結合型、ムチン型)の2種類が頻繁に観察される。
糖タンパク質に結合している糖鎖を成す糖の種類はそれほど多くなく、よく見られるものはグルコース、ガラクトース、マンノース、フコース、N-アセチルグルコサミン、N-アセチルガラクトサミン、N-アセチルノイラミン酸、キシロースなど7~8種程度である。構造様式もある程度限られており、その中のわずかな構造の違いが識別され、精密に認識されて様々な生命現象が制御されている。
糖タンパク質の例
- 黄体形成ホルモン
- 卵胞刺激ホルモン
- 甲状腺刺激ホルモン
- ヒト絨毛性ゴナドトロピン
- アビジン
- カドヘリン
- プロテオグリカン
- ムチン
関連項目
- 細胞外マトリックス
- 精子
- 透明帯
- 配糖体
- インフルエンザウイルス
- ガラクトース
- グルコサミン
- ペプチドグリカン
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 液体クロマトグラフィーによる糖タンパク質の糖鎖分析の進歩
- 巨大糖タンパク質プロテオグリカンの小角X線散乱測定による特性解析
- 副作用・薬物相互作用トレンドチェック 注目論文を読み解く(36)
- カイコ-バキュロウイルス発現系を用いた糖タンパク質の発現と糖鎖構造の改変 (特集 昆虫を活用した医療関連タンパク質生産の発展)
Related Links
- 栄養・生化学辞典 - 糖タンパク質の用語解説 - 糖を複合成分として含むタンパク質.タンパク質を構成するアミノ酸の側鎖に糖が共有結合しているもの.細胞外のタンパク質,細胞膜にあるタンパク質に多くみられ,後者では,細胞の ...
- 糖タンパク質 glycoprotein 糖とタンパク質が結合した一群の物質の総称。その背骨であるポリペプチドにオリゴサッカリド(glycan)鎖が共有結合でくっついているタンパク質である 2糖の繰り返し構造を持ち、糖の含有量が非常に多いものは ...
- 糖タンパク質糖鎖の機能研究のトピックス 糖タンパク質とはペプチドのアスパラギンやセリン/スレオニンにオリゴ糖が結合した複合体の総称(図1)。アスパラギンに結合した糖鎖[Asn型 (N型) 糖鎖]とセリン/スレオニンに結合した糖鎖 ...
★リンクテーブル★
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- 関
- glycoprotein
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- 英
- (n
- 関
- 血小板糖タンパク質GPIIb/IIIa複合体、GPIIb/IIIa複合体
[★]
- 英
- platelet membrane glycoprotein IIb、GP IIb
- 関
- 糖タンパク質IIb、インテグリンαIIb
[★]
- 英
- cell surface glycoprotein
- 関
- 表面糖タンパク質、膜糖タンパク質
[★]
- 英
- glycoprotein hormone alpha subunit
- 関
- 糖蛋白ホルモンαサブユニット
[★]
- 英
- influenza virus hemagglutinin glycoprotein
[★]
- 英
- saccharide
- →糖質
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- 英
- quality
- 関
- 品質