- 英
- bilirubinuria
- 関
- ビリルビン
- 非抱合型ビリルビン → 糸球体で濾過されない
- 抱合型ビリルビン → 糸球体で濾過される → ビリルビン尿
- 閉塞性黄疸などにより抱合型ビリルビンの胆汁中への排泄が障害されると血中の抱合型ビリルビン濃度が上昇し著明なビリルビン尿が認められるようになる、はず。
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 蛋白質関連物質(ヘモグロビン,ビリルビン,尿素窒素,クレアチニン)の赤血球沈降速度に及ぼす影響
- エーザイ高ビリルビン尿症ラットでの金属の胆汁排泄機構について
- 菅原 直毅,頼 玉熔,菅原 千枝子,有薗 幸司
- Biomedical research on trace elements 8(3), 15-16, 1997-12-31
- NAID 10028281607
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- ビリルビンとは、赤血球中のヘモグロビンが壊れてできる胆汁色素です。これが腸内 細菌によって分解されるとウロビリノーゲンになります。尿中のビリルビンや ウロビリノーゲンを調べると肝機能障害や赤血球が異常に壊れる溶血の有無がわかり ます。
- ビリルビンとは、赤血球が壊されてできる物質で、健康な方の場合、尿にはビリルビンは 排泄されません。尿にビリルビンが排泄されている場合は、肝・胆道系疾患が疑われ ます。このページでは、尿ビリルビンの概要や陽性を示す疾患、検査の目的などを わかり ...
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- 次の文を読み、28、29の問いに答えよ。
- 72歳の男性。皮膚の黄染を主訴に来院した。
- 現病歴 3か月前から全身倦怠感があり、2週前から上腹部および背部の鈍痛と食思不振とを自覚していた。3日前に皮膚の黄染に気付いた。
- 家族歴 特記すべきことはない。
- 生活歴 喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
- 既往歴 40歳台に右尿管結石にて治療を受けた。50歳台に十二指腸潰瘍で吐血したが、薬物治療にて治癒した。
- 現 症 意識は清明。身長168cm、体重62kg。体温36.1℃。全身の皮膚と眼球結膜とに黄染を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない。圧痛、反跳痛および筋性防御を認めない。
- 検査所見 尿所見:蛋白(-).糖1+。血液所見:赤血球 386万、Hb 13.1g/dl、Ht 39%、白血球 9,100、血小板 18万、PT 12秒(基準10-14)。血液生化学所見:血糖 131mg/dl、総蛋白 6.5g/dl、アルブミン 3.8g/dl、総ビリルビン 18.1mg/dl、AST 138IU/l、ALT 162IU/l、LD 570IU/l(基準176-353)、ALP 483IU/l(基準115-359)、γ-GTP 132IU/l(基準8 -50)、CK 41IU/l(基準30-140)。腹部単純CT(別冊No.5A、B)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [105F028]←[国試_105]→[105F030]
[★]
- 82歳の男性。右下肢のしびれと痛みのため救急車で搬入された。本日、夕方にテレビを見ていたときに突然右下肢のしびれと痛みを感じた。しばらく様子をみていたが徐々に痛みが増悪し、3時間経過しても改善しないため救急車を要請した。意識は清明。体温 36.4℃。心拍数 98/分、不整。血圧 160/96mmHg。呼吸数 14/分。SpO2 99%(マスク 5L/分酸素投与下)。心音と呼吸音とに異常を認めない。右下腿は蒼白で冷感を認める。右大腿動脈、右膝窩動脈、右足背動脈の触診で動脈拍動を触知しない。下肢に浮腫は認めない。造影CTによる血栓の局在を確認した後、再灌流療法を行った。
- 治療後に認められる可能性が低いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114B032]←[国試_114]→[114B034]
[★]
- 尿沈渣で赤血球を認めず、試験紙法で潜血反応が陽性になるのはどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [097G081]←[国試_097]→[097G083]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [102I004]←[国試_102]→[102I006]
[★]
- 英
- bilirubin
- 同
- ヘマトイジン、類血素 hematoidin
- 関
- 黄疸
血清ビリルビンの由来
- 70-80%が網内系での老廃赤血球の破壊に由来、20-30%が骨髄での無効増血と肝臓での代謝回転の早いヘム由来のシャントビリルビンに由来。
- 70-75%が脾臓、肝臓などで老化赤血球に由来、10-20%が骨髄の無構造血、約10%が肝臓などのヘム蛋白に由来。1日に250-300mg生成される。
- 細網系由来:ヘモグロビンは細胞内秘計でヘムとグロビンに分解され、ヘムはヘムオキシゲナーゼにより開裂切断を受けてビリベル人となり、さらにビリベル人還元酵素の作用を受けて遊離型ビリルビンになる。遊離型ビリルビンは水溶性が低いため血中で血清アルブミンと結合して存在し、肝臓に運ばれてミクロソーム内のUDP-グルクロニダーゼにより、グルクロン酸抱合されて抱合型ビリルビンとなる。抱合型ビリルビンの大部分は胆道系を経て胆汁に排泄され、一部は血液中に漏れだし、尿中に排泄される。胆汁中の縫合ビリルビンは腸内に排泄され腸内細菌により還元されウロビリノゲン隣、大部分は便中に排泄される。一部のウロビリノゲンは小腸で再吸収されて血液中に移行し、大部分は肝臓で処理され胆汁に移行(腸肝循環)するが、一部は尿中に排泄される(LAB.563)。
基準値
血清ビリルビン
- 単位:1 μmol/L = 0.058 mg/dl
(流れが分かる臨床検査マニュアル上 p.13)
HIM.A-4
- total bilirubin: 5.1-22μmolL, 0.3-1.3 mg/dl
- direct bilirubin: 1.7-6.8μmolL, 0.1-0.4 mg/dl
- indirect bilirubin: 3.4-15.2μmolL, 0.2-0.9 mg/dl
ビリルビンの吸収波長
- ■~■
臨床関連
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- 英
- urine
- ラ
- urina
- 関
- 尿浸透圧、尿量
臨床関連
尿中への代謝物質の異常排出
尿の色
- 決定する要素:ウロビリノゲン、ヘモグロビン、ミオグロビンなど
[★]
- 英
- bottle
- 関
- ビンづめ