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Japanese Journal
- セミナー 知っておきたいハイリスク薬(血液凝固阻止剤) : 薬局でのチェックポイント
- P-0690 下肢整形外科手術施行患者における血液凝固阻止剤の使用法が静脈血栓塞栓症と副作用の発現に及ぼす影響についての検討(一般演題 ポスター発表,有害事象・副作用,Enjoy Pharmacists' Lifestyles)
- 伊藤 加代,村瀬 未帆,浅野 裕紀,宇佐美 英績,木村 美智男,吉村 知哲,安田 忠司
- 日本医療薬学会年会講演要旨集 21, 296, 2011-09-09
- NAID 110008910156
- P1-165 血液凝固阻止剤(フォンダパリヌクスナトリウム、エノキサパリンナトリウム)の副作用(浮腫)因子の検討(一般演題 ポスター発表,有害事象・副作用,臨床から学び臨床へと還元する医療薬学)
Related Links
- 血液凝固阻止剤(剤形、一般名、医薬品名順)
- アホエン (ajoene) は、ニンニク (Allium sativum) に含まれる化合物の1つである。抗 血栓剤(抗凝固剤)としての作用も持ち、血液中の血小板が血栓を起こすのを防ぐこと により、心臓病や脳梗塞の危険性を減らすとされる。外部リンクも必要に応じ参照のこと 。
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- ethical drug
- 関
- 一般用医薬品
[★]
- 英
- warfarin
- ラ
- warfarinum kalium
- 商
- アレファリン、ワーファリン、ワーリン、ワルファリンK、ワルファリンカリウム
- 化
- ワルファリンカリウム warfarin potassium
- 関
- ビタミンK。血液凝固因子
- 血液凝固阻止剤
構造
作用機序
- ワーファリン錠0.5mg/ワーファリン錠1mg/ワーファリン錠5mg
- 本薬は、ビタミンK作用に拮抗し肝臓におけるビタミンK依存性血液凝固因子(プロトロンビン、第VII、第IX、及び第X因子)の生合成を抑制して抗凝血効果及び抗血栓効果を発揮する。
- また、本薬によって血中に遊離するPIVKA(Protein induced by Vitamin K absence or antagonist:プロトロンビン前駆体)が増加することにより抗凝血作用及び血栓形成抑制作用を持つ。23)
薬理作用
動態
適応
- ワーファリン錠0.5mg/ワーファリン錠1mg/ワーファリン錠5mg
- 血栓塞栓症(静脈血栓症、心筋梗塞症、肺塞栓症、脳塞栓症、緩徐に進行する脳血栓症等)の治療及び予防
注意
禁忌
- 出血時、出血の可能性、術後、肝障害、腎障害、過敏症及びその既往歴、妊婦又は妊娠の可能性(催奇形性)
副作用
重大な副作用
- ワーファリン錠0.5mg/ワーファリン錠1mg/ワーファリン錠5mg
- (頻度不明)脳出血等の臓器内出血、粘膜出血、皮下出血等を生じることがある。このような場合には、本剤の減量又は休薬、あるいはビタミンK製剤投与、新鮮凍結血漿の輸注等の適切な処置を行うこと。また、同時に血液凝固能検査(トロンボテスト等)を行うことが望ましい。
- (頻度不明)本剤投与開始による早期にプロテインC活性の急速な低下が原因で、一過性の過凝固状態となることがある。その結果、微小血栓を生じ皮膚壊死に至る可能性がある。投与前にプロテインC活性を確認することが望ましい。
- (頻度不明)AST(GOT)、ALT(GPT)、Al‐Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、本剤を減量又は休薬するなど、適切な処置を行うこと。
その他の副作用
- ワーファリン錠0.5mg/ワーファリン錠1mg/ワーファリン錠5mg
発疹、紅斑、蕁麻疹、皮膚炎、発熱
-
- (頻度不明)AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等
相互作用
- クマリン誘導体は血漿蛋白質と結合しうるので、薬効が増強されるおそれあり。
- バルビツール酸系薬で、作用減弱
- アスピリン+ワルファリンは使用しない(相互作用がありのため?) ⇔ アスピリン+ヘパリンならよい。
添付文書
- ワーファリン錠0.5mg/ワーファリン錠1mg/ワーファリン錠5mg
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3332001F1024_1_19/3332001F1024_1_19?view=body
ヘパリンとワルファリンの比較
- http://kusuri-jouhou.com/pharmacology/myocardial-infarction.htmlより
- also see YN.G-96
|
ワルファリン
|
ヘパリン
|
投与方法
|
経口可能
|
注射のみ
|
in vitro
|
有効
|
有効
|
in vivo
|
有効
|
無効
|
その他
|
遅行性(12~36時間有する)
|
ヘパリナーゼ(肝臓)で分解
|
持続性(2~5日有効)
|
|
[★]
- 英
- rivaroxaban, riva
- 商
- イグザレルト
- 関
- 血液凝固阻止剤
適応疾患
- 1. 非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制
- 2. 深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症の治療及び再発抑制
用法
1
- 成人にはリバーロキサバンとして15mgを1日1回食後に経口投与する。
- 腎障害のある患者に対しては、腎機能の程度に応じて10mg1日1回に減量する。
- クレアチニンクリアランス30~49mL/minの患者には、10mgを1日1回投与する。
- クレアチニンクリアランス15~29mL/minの患者には、本剤投与の適否を慎重に検討した上で、投与する場合は、10mgを1日1回投与する。
2
- 成人には深部静脈血栓症又は肺血栓塞栓症発症後の初期3週間はリバーロキサバンとして15mgを1日2回食後に経口投与し、その後は15mgを1日1回食後に経口投与する。
[★]
- 英
- fondaparinux
- 同
- フォンダパリナックス
- 化
- fondaparinux sodium フォンダパリヌクスナトリウム、フォンダパリナックスナトリウム
- 商
- アリクストラ
- 関
- 血液凝固阻止剤
特徴
構造
作用機序
- ATIIIに高親和性に結合してATIIIの抗第Xa因子活性を増強させる
- 第Xa因子活性:↓
- 抗トロンビン活性:↓
薬理作用
抗菌スペクトル
動態
適応
注意
禁忌
副作用
[★]
- 英
- heparin sodium
- 商
- PPSB-HT、デリバデクス、ノバクトM、ノボ・ヘパリン、ヘパフィルド、ヘパフラッシュ、ヘパリンNa、ヘパリンZ、ペセタ、ペミロック、ボルヒール、アナクト
- 関
- ヘパリン、血液凝固阻止剤
[★]
- 英
- blood (PT,Z)
- ラ
- sanguis
- 関
- 全血球計算値、循環血液量、血球、血液量
概念
- 血液は45%の細胞成分と55%の血漿成分から構成される。
- 弱アルカリ性(pH7.4)でやや粘稠の鮮紅色から暗赤色の体液 (HIS.189)
- 成人の血液量は約5L (HIS.189)
- 体重の1/13 (SP.484),体重の約7% (HIS.189), 体重の約8% (2007年度前期解剖学授業)
- 全血液量の約1/3が失われると死亡する
構成
- 血漿(約55%)
- 水(血漿のうち91%)
- 無機塩類(0.9%)
- 有機物
- 血球(約45%)
血液の量
- 091208II 麻酔
|
新生児
|
乳児
|
幼児以降
|
高齢者
|
循環血液量(ml/kg)
|
90
|
80
|
70
|
60
|
体重に対する血液量(%)
|
9
|
8
|
7
|
6
|
血液に関する標準値
- SP.484
|
男性
|
女性
|
単位など
|
ヘマトクリット
|
45
|
40
|
%
|
血液量
|
75
|
65
|
ml/kg
|
比重
|
1.057
|
1.053
|
(血漿1.027)
|
浸透圧
|
275-290
|
mOsm/Kg・H2O
|
基準値
- ♂:4.95±0.75 x 10^6 (/μl)
- ♀:4.65±0.85 x 10^6 (/μl)
- 白血球 (2007前期解剖学プリント)
- 血小板 (2007前期解剖学プリント)
- ヘマトクリット
- ♂:40-50 (%) 45%
- ♀:35-45 (%) 40%
LAB.1790
項目名
|
|
性別/ 種類
|
|
赤血球
|
|
♂
|
414~563
|
x10^4/ul
|
♀
|
373~495
|
ヘモグロビン
|
Hb
|
♂
|
12.9~17.4
|
g/dl
|
♀
|
10.7~51.3
|
ヘマトクリット
|
Ht
|
♂
|
38.6~50.9
|
%
|
♀
|
33.6~45.1
|
平均赤血球容量
|
MCV
|
♂
|
84.3~99.2
|
fl
|
♀
|
80.4~101.0
|
平均赤血球血色素量
|
MCH
|
♂
|
28.2~33.8
|
pg
|
♀
|
25.5~34.6
|
平均赤血球血色素濃度
|
MCHC
|
♂
|
32.2~35.5
|
%
|
♀
|
30.8~35.4
|
網赤血球
|
|
♂
|
0.5~1.8
|
%
|
♀
|
0.4~1.6
|
血小板
|
Plt
|
♂
|
14.3~33.3
|
x10^4/ul
|
♀
|
13.7~37.8
|
白血球
|
WBC
|
♂
|
2970~9130
|
/ul
|
♀
|
3040~8720
|
好中球桿状核
|
0~9
|
%
|
好中球分葉核
|
28~68
|
%
|
好酸球
|
0~10
|
%
|
好塩基球
|
0~2
|
%
|
リンパ球
|
17~57
|
%
|
単球
|
0~10
|
%
|
[★]
- 英
- prevention、inhibition、repression、prevent、inhibit、repress、deter、block
- 関
- 塊、遮断、阻害、封鎖、防ぐ、ブロック、防止、抑圧、抑制、予防、妨げる
[★]
- 英
- drug、agent
- 関
- 薬、作用薬、ドラッグ、媒介物、病原体、麻薬、薬剤、薬物、代理人、薬品
[★]
- 英
- blood coagulation, blood clotting, hemopexis, coagulation of blood, clotting of blood
- 関
- 血液凝固因子
[★]
- 英
- clotting, coagulation