- 関
- 血液凝固阻止剤
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- American Medical Association 米国医師会
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
- 血液保存液A液(生物学的製剤基準)及び赤血球保存液MAP液
販売名
カーミA MAP液
組成
- 本品は下記の成分を含有する血液保存液A液(ACD-A液)、赤血球保存液MAP液である。
**血液保存液A液
- 成分 w/v%
クエン酸ナトリウム水和物 2.20
クエン酸水和物 0.80
ブドウ糖 2.20
- 採血バッグ1袋中に本品を30mL(200mL採血用)及び60mL(400mL採血用)を含有する。
**赤血球保存液MAP液
- 成分 w/v%
D-マンニトール 1.457
アデニン 0.014
リン酸二水素ナトリウム 0.094
クエン酸ナトリウム水和物 0.15
クエン酸水和物 0.020
ブドウ糖 0.721
塩化ナトリウム 0.497
- MAPバッグ1袋中に本品を50mL(200mL採血用)及び95mL(400mL採血用)を含有する。
効能または効果
- 血液保存及び赤血球成分の保存
- 生物学的製剤基準 血液製剤総則2(1)全血採血により採血バッグ(A液)に採血し、遠心分離後、赤血球成分に本品の子バッグ内の液(MAP液)を混和する。なお、採血量は200mL及び400mLとする。
慎重投与
製剤調製方法と調製時の注意
製剤調製方法
準備・採血
- 本品を滅菌袋から取り出す。
- 混注ポート及びルアーコネクターは、サンプル採取、輸液、輸血等に使用する。使用にあたっては無菌的に操作し、補液が採血バッグに入らないようにすること。また、混注ポートは、カバーフィルムを剥し、ルアーコネクターは、ねじって切断・開放して使用する。
- 採血針キャップを外し、ドナーの静脈に穿刺する。
- 採血を開始したら採血バッグ内のA液と血液を混和するために、市販の自動混合タイプ採血機の上に載せるか、または手によって混和する。
- セットに表示されている量を採血したら、通常の方法で採血を終了する。
血液成分分離
- 採血バッグと共にバフィーコートバッグと子バッグ、MAPバッグを遠心処理する。
- 採血バッグの連通ピースを開通する。
- 上層に分離した血漿を子バッグに採取し、ヒートシーラー等により分離切断する。
- MAPバッグの連通ピースを開通し、MAP液を採血バッグ下層の濃厚赤血球に移してよく混和し、ヒートシーラー等により分離切断する。
調製時の注意
使用前の注意
- 本品は医師の管理の下に使用すること。
- 本品は採血した全血から血液製剤を調製することを目的とする。それ以外の目的には使用しないこと。
- 回路及びバッグが破損していないか、採血針のキャップが外れていないか、滅菌袋が破損していないか、また保存液漏れがないか確認すること。いずれの場合も異常が認められる場合には使用しないこと。
- 本品は清潔な場所で滅菌袋から使用直前に取り出し、直ちに使用すること。
使用中の注意
- 採血中はドナーの状態を観察し、異常が認められる場合は直ちに中止すること。
- バッグ等を切り離す場合は、チューブの切断個所の両端をヒートシーラー等の方法で密封すること。
- 本品の使用中に、血液漏れ等の異常が発見された場合は、細菌混入のおそれがあるので直ちに使用を中止すること。
- MAP液は、遠心分離により調製した濃厚赤血球にのみ入れること。
- 採血後、本品を用いて調製した血液製剤は、速やかに下記貯法にて保存すること。なお、MAP液を用いて調製した血液製剤は42日間保存できるが、細菌混入のおそれがある場合には使用しないこと。
《MAP加濃厚赤血球:RC-MAP》
《血漿》
薬効薬理
- 4〜6℃で6週間保存した赤血球MAPを12名の健常男子に輸注し、赤血球生存率を検討したところ、24時間後の平均生存率は81.8%であった。9〜13)
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- adenine Ade
- 同
- 6-アミノプリン 6-aminopurine
- 商
- ロイコン
- (採血バック):カーミAMAP液、カーミCA液、カーミCリューコトラップMAP、セパセルインテグラC-MAP、セパセルインテグラCA、セパセルインテグラMAP、テルモ血液バッグCPDA、テルモ血液バッグMAP液
- 関
- プリン、プリン塩基
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