ヘパリンカルシウム
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Japanese Journal
- 硬膜外麻酔に関わる硬膜外血腫とヘパリンカルシウム(カプロシン^【○!R】)投与の時間的関連についての検討
- 波多江 正紀,前田 隆嗣,上塘 正人,中村 俊昭,鶴田 雅史,浦田 正和,松本 純,古城 卓真,中川 浩,片野田 康之,小林 隆夫
- 日本産婦人科・新生児血液学会誌 = The Japanese journal of obstetrical, gynecological & neonatal hematology 20(2), 7-12, 2011-03-01
- NAID 10029377705
- 深部静脈血栓症の抗凝固療法中に骨盤内血腫を発症した妊婦の一例
- 荻原 章子,平田 真由美,與那嶺 尚絵 [他]
- 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター雑誌 4(1), 12-15, 2011-03
- NAID 40018800599
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- カプロシン注2万単位/20mL (後発品), CAPROCIN, 沢井製薬, 3334400A5033, 607 円/瓶, 生物由来製品 , 処方せん医薬品. カプロシン注5万単位/50mL (後発品), CAPROCIN, 沢井製薬, 3334400A6056, 1325円/瓶, 生物由来製品 , 処方せん 医薬品 ...
- カプロシン注2万単位/20mL,ヘパリンカルシウム注射液.
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
効能または効果
- 汎発性血管内血液凝固症候群の治療
- 血栓塞栓症(静脈血栓症、心筋梗塞症、肺塞栓症、脳塞栓症、四肢動脈血栓塞栓症、手術中・術後の血栓塞栓症等)の治療及び予防
- 本剤は通常下記の各投与法によって投与されるが、それらは症例又は適応領域、目的によって決定される。
通常本剤投与後、全血凝固時間(Lee-White法)又は全血活性化部分トロンボプラスチン時間(WBAPTT)が正常値の2?3倍になるように年齢・症状に応じて適宜用量をコントロールする。
- 初回に15,000?20,000単位、続いて維持量として1回10,000?15,000単位を1日2回、12時間間隔で皮下注射する。
手術後又は心筋梗塞等に続発する静脈血栓症の予防には、5,000単位を12時間ごとに7?10日間皮下注射する。
重大な副作用
- ショック、アナフィラキシー様症状:ショック、アナフィラキシー様症状が起こることがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、意識低下、呼吸困難、チアノーゼ、蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 出血:脳出血、消化管出血、肺出血、硬膜外血腫、後腹膜血腫、腹腔内出血、術後出血、刺入部出血等重篤な出血があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤を減量又は中止し、適切な処置を行うこと。なお、血液凝固能が著しく低下し、抗凝血作用を急速に中和する必要がある場合には、プロタミン硫酸塩を投与する。
- 血小板減少、HIT等に伴う血小板減少・血栓症:本剤投与後に著明な血小板減少があらわれることがある。ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)の場合は、著明な血小板減少と脳梗塞、肺塞栓症、深部静脈血栓症等の血栓症やシャント閉塞、回路内閉塞等を伴う。本剤投与後は血小板数を測定し、血小板数の著明な減少や血栓症を疑わせる異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- ヘパリンはO-及びN-硫酸基を持ったムコ多糖類で、その強い陰イオン活性によって蛋白質と反応し、抗凝血作用をあらわす。
- ヘパリンは、ヘパリンCo-factor(Antithrombin III)と結合することにより、種々の活性化凝固因子(トロンビン、Xa、IXa、XIa、XIIa)に対する阻害作用を促進して抗凝血作用を発揮する。
- 以上の主作用により抗血栓作用を発揮する。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ヘパリンカルシウム(Heparin Calcium)
性状
- ヘパリンカルシウムは健康なブタの腸粘膜から得たもので、血液の凝固を遅延する作用がある。
白色?帯灰褐色の粉末で、においはない。水に溶けやすい。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- heparin
- 化
- ヘパリンナトリウム、ヘパリンカルシウム
- 商
- カプロシン、ヘパフィルド、ペミロック、デリバデクス、ノボ・ヘパリン、ヘパフラッシュ。(軟膏)ペセタ
- 関
- 血液凝固因子、抗凝固薬(抗凝血薬)
構造
作用機序
薬効薬理
- カプロシン注2万単位/20mL/**カプロシン注5万単位/50mL/**カプロシン注10万単位/100mL
- (1) ヘパリンはO-及びN-硫酸基を持ったムコ多糖類で、その強い陰イオン活性によって蛋白質と反応し、抗凝血作用をあらわす。
- (2) ヘパリンは、ヘパリンCo-factor(Antithrombin III)と結合することにより、種々の活性化凝固因子(トロンビン、Xa、IXa、XIa、XIIa)に対する阻害作用を促進して抗凝血作用を発揮する。
薬理作用
動態
相互作用
臨床検査
- 赤沈、血液生化学検査の採血の際、抗凝固薬として用いる。 ← 血算にはEDTA・2Kを用いる。ヘパリンを用いると血小板が凝集してしまう。
ヘパリンとワルファリンの比較
- http://kusuri-jouhou.com/pharmacology/myocardial-infarction.htmlより
- also see YN.G-96
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ワルファリン
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ヘパリン
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投与方法
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経口可能
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注射のみ
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in vitro
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有効
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有効
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in vivo
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有効
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無効
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その他
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遅行性(12~36時間有する)
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ヘパリナーゼ(肝臓)で分解
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持続性(2~5日有効)
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参考
- カプロシン注2万単位/20mL/**カプロシン注5万単位/50mL/**カプロシン注10万単位/100mL
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3334400A5033_1_01/3334400A5033_1_01?view=body
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商品
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- 英
- heparin calcium
- 商
- カプロシン
- 関
- ヘパリン
[★]
- 英
- pro