ヘパリン類似物質
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- ヘパダームとは。効果、副作用、使用上の注意。 血液を固まりにくくする作用(血液凝固阻止作用)、血小板が集まって血栓(けっせん)(血液のかたまり)ができるのを防ぎ、血液の流れを改善する作用がある薬です。 肥厚性瘢痕 ...
- ヘパダーム(局所凝血阻止剤 )について主な作用 副作用 用い方と注意点を説明します ヘパダームの詳細情報|ヘパダームなどお薬事典のここカラダ [元に戻す | + 拡大] ここカラダTOP > お薬事典 > ヘパダーム
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
成分・含量(1g中)
添加物
- イソプロパノール、トリエタノールアミン、カルボキシビニルポリマー、プロピレングリコール、香料
禁忌
次の患者には使用しないこと
- 出血性血液疾患(血友病、血小板減少症、紫斑病等)のある患者〔血液凝固抑制作用を有し、出血を助長するおそれがある。〕
- 僅少な出血でも重大な結果を来すことが予想される患者〔血液凝固抑制作用を有し、出血を助長するおそれがある。〕
効能または効果
- 外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎、血栓性静脈炎、血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患(注射後の硬結並びに疼痛)、凍瘡、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防、進行性指掌角皮症、筋性斜頸(乳児期)
- 通常、症状により適量を、1日1〜数回塗擦又はガーゼ等にのばして貼付する。
薬効薬理
- 以下のように、I.血液凝固抑制作用及びII.抗炎症作用(コットンペレット法)を指標とした薬効薬理試験を実施し、生物学的同等性を検討した結果、ヘパダームゲル0.3%と標準製剤(ヘパリン類似物質製剤)は生物学的に同等であると判断された。1)
I.血液凝固抑制作用
- ウサギを対象にヘパダームゲル0.3%及び標準製剤(ヘパリン類似物質製剤)について、それぞれヘパリン類似物質として6mgを塗布し、血液凝固時間を指標とした生物学的同等性試験を実施した。
その結果、薬剤塗布後の平均凝固時間の推移は両剤とも同様なパターンを示し、塗布後2時間目から凝固時間の有意な延長が認められ、6時間後に最高値に達し、24時間後にほぼ塗布前のレベルに復した。また、各採血時点の凝固時間は、両剤間に有意差は認められなかった。
II.抗炎症作用(肉芽形成抑制作用)
- ラットを対象にヘパダームゲル0.3%及び標準製剤(ヘパリン類似物質製剤)について、それぞれヘパリン類似物質として0.15mgを1日1回(24時間間隔)で6日間塗布し、抗炎症作用を指標として、コットンペレット法により生物学的同等性試験を実施した。
その結果、両剤の肉芽形成抑制作用はコントロールに比し11〜12%と軽度なものであったが、両剤ともコントロールに対し有意な抑制作用を示し、その有意水準は同様なものであった。また、肉芽形成は両剤間に有意差は認められなかった。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
性状
- 帯黄白色の無晶性の粉末で、においはなく、味はわずかに苦い。
水に溶けやすく、メタノール、エタノール(95)、アセトン又は1-ブタノールにほとんど溶けない。
水溶液(1→20)のpHは5.3〜7.6である。
★リンクテーブル★
[★]
商品
</rad>
[★]
商品
[★]
- 英
- heparinoid from animal organs
- 商
- エアリート、クラドイド、ゼスタック、ゼムロン、セレロイズ、ビーソフテン、ヒルドイド、ヘパダーム、ホソイドン、モービリン
- 関
- 血液凝固阻止剤、鎮痛,鎮痒,収歛,消炎剤