スクラルファート
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- オーネスミンとは。効果、副作用、使用上の注意。胃腸粘膜を破壊するペプシンの作用を抑えるとともに、潰瘍(かいよう)をおこしている粘膜を保護する薬です。作用時間も強力で長いため、効果は確実です。 消化性潰瘍(胃 ...
- 2013 年12 月 鶴原製薬株式会社 オーネスミン細粒 90% 販売名変更のお知らせ 拝啓、時下益々ご清祥の段お慶び申し上げます。 平素は弊社製品に対し格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。 この度、弊社「オーネスミン細粒
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※ オーネスミン細粒90%
組成
組 成
- オーネスミン細粒90%は1g中スクラルファート水和物900mgおよび添加物としてトウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、軽質無水ケイ酸を含有する。
禁忌
※※ 透析療法を受けている患者
- 〔長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等があらわれることがある。〕
効能または効果
○胃潰瘍、十二指腸潰瘍
○下記疾患の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、浮腫)の改善
- 通常、成人1回1〜1.2gずつ、1日3回経口投与する。
年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
※※ 1)腎障害のある患者
- 〔長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等があらわれるおそれがあるので、定期的に血中アルミニウム、リン、カルシウム、アルカリフォスファターゼ等の測定を行うこと。〕
2)リン酸塩の欠乏している患者
- 〔アルミニウムは消化管内でリン酸塩と結合し、その吸収を阻害する。〕
薬効薬理
- ○ラットのペンタガストリン、ベタネコール投与による胃潰瘍の発生を有意に抑制する。この実験においてスクラルファート水和物は粘膜上に強固な被膜を形成して粘膜を保護する作用が認められている1)。
- ○in vitroで胃液pHの上昇作用とペプシン活性抑制作用が認められている2)。
- ○生物学的同等性試験3)
オーネスミン細粒90%および標準製剤について、ラットによる塩酸・エタノールを用いた急性胃粘膜病変に対する軽減作用、慢性潰瘍である酢酸潰瘍に対する治癒促進作用を検討した結果、両製剤は対照群に比し有意な予防あるいは治癒促進作用が認められ、また両製剤間には有意な差はみられなかった。この結果より、オーネスミン細粒90%および標準製剤は生物学的に同等であることが確認された。
有効成分に関する理化学的知見
- 本品は白色の粉末で、におい及び味はない。水、熱湯、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。希塩酸又は硫酸・水酸化ナトリウム試液に溶ける。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- sucralfate
- 商
- Carafate。アルサルミン、オーネスミン、シューアルミン、ツナルミン、テイガスト、ビンガスト
-
薬理作用
適応
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期
副作用