- 英
- carcinoid syndrome
- 関
- カルチノイド腫瘍
病因
症状
- 顔面紅潮~胸部の紅潮、喘息様発作(気管支痙攣)、下痢(腸管運動亢進)、心弁膜症(心内膜・心筋の線維化)
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 症例報告 17年間の経過で増大した肝原発カルチノイド腫瘍の一例
- カルチノイド腫瘍(神経内分泌腫瘍)の病態生理と臨床像 (内分泌腺腫瘍--基礎・臨床研究のアップデート) -- (カルチノイド腫瘍(神経内分泌腫瘍))
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- カルチノイド症候群はカルチノイド腫瘍患者の一部に生じ,皮膚潮紅,腹部痙攣,下痢を特徴とする。右側の心臓弁膜症が数年後に生じることがある。本症候群は,腫瘍によって分泌される血管作用性物質(セロトニン,ブラジキニン ...
- カルチノイド腫瘍は非癌性(良性)あるいは癌性(悪性)の腫瘤で、時に過剰なホルモン様物質をつくり ... カルチノイド腫瘍の患者には、締めつけるような痛みと便通の変化が生じることがある。
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★リンクテーブル★
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[正答]
※国試ナビ4※ [097G097]←[国試_097]→[097G099]
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[正答]
※国試ナビ4※ [096G083]←[国試_096]→[096G085]
[★]
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[★]
- 英
- pellagra
- 関
- ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド NAD
- ニコチン酸、ナイアシン、ビタミンB3、ナイアシン欠乏症、ニコチン酸欠乏症
疫学
- 男女比=2:1。これはエストロゲンの代謝産物によってトリプトファンの代謝(つまりナイアシンの生合成?)が阻害される事による。 (HBC.498)
病因
-
- 飢餓状態にあっては、ナイアシン欠乏のみならず、トリプトファンからナイアシンを合成するための補酵素(鉄、リボフラビン、ビリドキシン)の欠乏によっても生ずる
- Hartnup diseaseでは細胞膜上のトリプトファン輸送機構が障害されており、小腸からの吸収、腎尿細管での再吸収が障害されるるため(HBC.498)
pellagra 3D
- 皮膚炎 dermatitis
- 下痢 diarrhea
- 痴呆 dementia
- (死 death)
症状
- 皮膚・粘膜症状:皮膚炎(色素沈着/脱出を残す)、舌炎、口角炎、口内炎
- 神経症状:知覚障害、運動失調
- 消化器症状:
- 精神症状:健忘症、認知症
HIM.443
疫学
- HIM.443
- トウモロコシを主食とした人々に多い:中国、アフリカ、インド。
- 北米では、アルコール中毒、先天的に小腸と腎臓でニコチン酸の吸収が低下しているヒト(Hartnup disease)、カルチノイド症候群(トリプトファンがセロトニンに変換されて消費される)
[★]
- 英
- pulmonic stenosis, pulmonary stenosis, PS, pulmonary valve stenosis
- 同
- 肺動脈狭窄症、肺動脈狭窄
- 関
- 右室流出路
- crescendo-decrecscendo murmur at pulmonic area
- right ventricular hypertrophy
- right atrial enlargement would not be present
概念
疫学
- 肺動脈弁の狭窄が90%以上を占める(PHD.387)
- 先天性心疾患の10%で肺動脈弁狭窄症が見られる(PHD.387)
病因
- 参考1
病態
重症度
- a peak systolic transvalvular pressure gradient
- >50 mmHg : mild
- 50< < 80 mmHg : moderate
- > 80 mmHg : severe
症状
身体所見
- 頚静脈圧波:a波の亢進
- RV heaveを胸骨上で触れる
- II音減弱
- 収縮期駆出性雑音。ダイヤモンド型。2LSB。
- PS(肺動脈弁狭窄症)の駆出性雑音は吸気で減弱するのが特徴。(PHD.388)
- This occurs bacause with inspiration, the augmented right-sided filling elevates the leaflets into the pulmonary artery prior to RV contraction, preemping the rapid tensing in early systole that is thought to produce the sound.(PHD.388)
参考
- 1. [charged] Clinical manifestations and diagnosis of pulmonic stenosis - uptodate [1]
国試
[★]
- 英
- hyperhidrosis
疾患との関連
- YN.D-6
内分泌
- 先端巨大症:成長ホルモンなどを介して脂肪分解が亢進し、末梢組織にエネルギーが供給されて多汗が見られる(QB.D234)。
- → 機序が今ひとつはっきりしない。HIM.2210にも多汗のについてかかれているから間違いないのだが。
- 脂肪酸がUCP1を介した熱産生のエネルギーになる(参考1)ので、基質の増加が熱産生亢進と相関していると考えることができるかもしれない。
神経疾患
- 脳血管障害
- 視床下部症候群
- 味覚性多汗症
- 心因性:神経症、過敏性腸症候群
- 薬物・中毒:アセトアミノフェン、アルコール、有機リン、覚醒剤、毒キノコ
参考
- http://jams.med.or.jp/symposium/full/124062.pdf
[★]
- 英
- endocrine, internal secretion
- 関
[★]
- 英
- gastrointestinal carcinoid
- 関
- 消化管内分泌細胞腫瘍、カルチノイド、カルチノイド症候群
病理
- 好銀反応:陽性
- 免疫組織化学:NSE(+)、S-100蛋白(+)、クロモグラニン染色(+)
例外
- 直腸カルチノイド:好銀反応(-)、argentaffin反応(-)、セロトニン産生(-)
病態
治療
- 直径1cm以下:内視鏡下粘膜切除術、筋層を含む局所切除術
- 直径2cm以上:(転移率が高い)リンパ節郭清を伴う根治術、肝線維走の切除
参考
- http://ganjoho.jp/professional/med_info/evidence/list/edb_gastrointestinal_carcinoid.html
- 2. がん情報サイト|PDQ®日本語版(医療専門家向け)
- http://cancerinfo.tri-kobe.org/pdq/summary/japanese-s.jsp?Pdq_ID=CDR0000062893
[★]
- 英
- malignant carcinoid syndrome
[★]
- 英
- syndrome, symptom-complex
- 同
- 症状群
- 関
- [[]]
- 成因や病理学的所見からではなく、複数の症候の組み合わせによって診断される診断名あるいは疾患。
内分泌
先天的代謝異常
高プロラクチン血症
- 分娩後の視床下部障害によるプロラクチン分泌抑制因子の分泌抑制のため、高プロラクチン血症を呈する。
- 分娩に関係なくプロラクチン分泌抑制因子の分泌抑制をきたし、高プロラクチン血症を呈する。
性腺機能低下
- 嗅覚の低下・脱出、低ゴナドトロピン性性腺機能低下症
- 肥満、網膜色素変性症、知能低下、低ゴナドトロピン性性器発育不全、多指症、低身長
性早熟
- 思春期早発症、多発性線維性骨異形成症、皮膚色素沈着
- 女性型の肥満、性器の発育障害の2主徴を示し、視床下部に器質的障害をもつ疾患群。
脳神経外科・神経内科
[★]
- 英
- carcinoid
- 同
- カルチノイド腫瘍 carcinoid tumor
- 好銀性細胞腫 argyrophil cell tumor
- 関
- カルチノイド症候群、消化管カルチノイド
概念
- 気管支や消化管に発生し、原腸系臓器に広く分布する内分泌系細胞腫瘍の低異型度腫瘍。消化管に発生したものは特に消化管カルチノイドという(YN.A-75)
疫学
- 欧米では小腸腫瘍の中で悪性腫瘍に次いで2番目に多いが、日本では非常にまれ。
分類
部位
発生部位
- 発生部位:消化管(虫垂、大腸、小腸、直腸、胃)および肺、気管支
- 直腸が最多 (YN.A-75)
- 肺:発生母地(気管支腺、細気管支上皮内に存在するKultchitzky細胞)。神経内分泌顆粒を有する。(NSU.344)
病理
- 粘膜下腫瘍と同様の所見を呈することが多い。 ちなみにGISTは粘膜下腫瘍
- つまり辺縁はなだらかである。
- 細胞の配列:索状、リボン状。時にロゼット様
- 核:小型、円形で中心に存在し、分裂像は少ない
予後
- 予後(5年生存率):虫垂のカルチノイドを除いて90%。小腸原発のカルチノイドで肝臓に転移があっても50% (BPT.627)
消化管 (BPT.626)
疫学
- The peak incidence of these neoplasms is in the sixth decade.(BPT.626)
- 直腸結腸癌の2%以下。小腸の悪性腫瘍の半分を占める
- 転移:虫垂と直腸のカルチノイドは転移しにくい。90%の胃、空腸、結腸のカルチノイドは
直腸
疫学(NSU.590)
- 消化器系のカルチノイドのうち最多(36%)。
- 40-50歳代に多い。
- 男:女=1.4:1
国試
[★]
- 英
- group
- 関
- グループ、集団、分類、群れ、基、グループ化
[★]
- 英
- symptom and sign
- 関
- 症状, 徴候 兆候
[★]
ケノデオキシコール酸