- 英
- gastric carcinoid
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Japanese Journal
- 『「胃カルチノイド, 空腸GISTおよび肺癌を併発した von Recklinghausen 病の1例」について』に対する返答
- 奥村 直樹
- 日本臨床外科学会雑誌 = The journal of the Japan Surgical Association 72(8), 2173, 2011-08-25
- NAID 10029614691
- 「胃カルチノイド, 空腸GISTおよび肺癌を併発した von Recklinghausen 病の1例」について
- 吉田 徹
- 日本臨床外科学会雑誌 = The journal of the Japan Surgical Association 72(8), 2172, 2011-08-25
- NAID 10029614687
Related Links
- ... %がカルチノイドと報告されている。年間数百例の胃癌手術を行う専門病院においても、胃カルチノイドが手術されるのは、数年に一例程度であり、外科的には非常に稀な疾患である。 病因 胃カルチノイドの多くは胃体部に ...
- 症状 水気のある下痢及び腹鳴などはセロトニンに起因して腸における蠕動運動が向上することによります。またカルチノイド症候群と呼ばれている心内膜線維症および心臓弁膜症、そして喘息発作などを出現させます。
- 図 胃カルチノイドの 染色.腫瘍細胞は充実結節状の構築を とる. 図 胃カルチノイドのグリメリウス染色.腫瘍細胞は好銀性を 示す 図 胃カルチノイドの免疫組織化学染色.腫瘍細胞は に対 して陽性を示す 図 胃カルチノイド ...
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★リンクテーブル★
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- 41歳の女性。健康診断の上部消化管造影で異常を指摘されて来院した。腹部は平坦で圧痛はなく、腫瘤も触知しない。血液所見:Hb13.2g/dl、白血球4,700、血小板23万。血清生化学所見:総ビリルビン0.8mg/dl、AST(GOT)25単位(基準40以下)、ALT(GPT)20単位(基準35以下)、アルカリホスファターゼ247単位(基準260以下)。CEA2.5ng/ml(基準5以下)。胃前庭部内視鏡写真と同部の切除組織H-E染色標本とを以下に示す。最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [096A024]←[国試_096]→[096A026]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [102G015]←[国試_102]→[102G017]
[★]
- 英
- gastric submucosal tumor, submucosal tumor of the stomach
- 関
- 粘膜下腫瘍
分類
組織型による分類
- SSUR.504
[★]
- 英
- stomach (Z)
- ラ
- gaster, ventriculus
- 関
- 消化器系#上皮の移行
解剖
- 胃は以下の間膜によって連結されている。
- 横隔膜の下面との間は胃横隔間膜
- 脾臓との間は胃脾間膜
胃の位置
- 噴門口:第7肋軟骨の胸骨付着部より約2cm左(T11の高さ) (KL.342)
- 胃底:胃底の上端は左第5肋骨の高さ (KL.342)
- 幽門:L1の高さ (KL.342)
胃の動脈
生理
胃腺の分布
2007年後期生理学授業プリント
HIS
胃腺の移動
- 胃底腺と幽門腺の境界は移動する。
- 年齢に伴って上昇する?らしく、これにともない胃酸の分泌が低下する。
胃液のホルモンによる分泌調節
生理
神経支配
-
- T6,7の側柱→大内臓神経(節前線維)→腹腔神経叢(節後線維)→内在神経叢内でシナプス前抑制、一部直接作用
- 迷走神経(節前線維)→内在神経系(アセチルコリン作動性ニューロン(興奮性)、VIP,NO作動性ニューロン(抑制性))
役割
- 1. タンパク質の消化
- 2. 食物の貯蔵
- 3. 殺菌
機能
- 受け入れ弛緩(胃近位部弛緩)
- 蠕動運動、逆移送
受け入れ弛緩
- 迷走神経反射。胃近位部伸展受容器→迷走神経→脳幹→迷走神経
臨床関連
[★]
- 英
- carcinoid
- 同
- カルチノイド腫瘍 carcinoid tumor
- 好銀性細胞腫 argyrophil cell tumor
- 関
- カルチノイド症候群、消化管カルチノイド
概念
- 気管支や消化管に発生し、原腸系臓器に広く分布する内分泌系細胞腫瘍の低異型度腫瘍。消化管に発生したものは特に消化管カルチノイドという(YN.A-75)
疫学
- 欧米では小腸腫瘍の中で悪性腫瘍に次いで2番目に多いが、日本では非常にまれ。
分類
部位
発生部位
- 発生部位:消化管(虫垂、大腸、小腸、直腸、胃)および肺、気管支
- 直腸が最多 (YN.A-75)
- 肺:発生母地(気管支腺、細気管支上皮内に存在するKultchitzky細胞)。神経内分泌顆粒を有する。(NSU.344)
病理
- 粘膜下腫瘍と同様の所見を呈することが多い。 ちなみにGISTは粘膜下腫瘍
- つまり辺縁はなだらかである。
- 細胞の配列:索状、リボン状。時にロゼット様
- 核:小型、円形で中心に存在し、分裂像は少ない
予後
- 予後(5年生存率):虫垂のカルチノイドを除いて90%。小腸原発のカルチノイドで肝臓に転移があっても50% (BPT.627)
消化管 (BPT.626)
疫学
- The peak incidence of these neoplasms is in the sixth decade.(BPT.626)
- 直腸結腸癌の2%以下。小腸の悪性腫瘍の半分を占める
- 転移:虫垂と直腸のカルチノイドは転移しにくい。90%の胃、空腸、結腸のカルチノイドは
直腸
疫学(NSU.590)
- 消化器系のカルチノイドのうち最多(36%)。
- 40-50歳代に多い。
- 男:女=1.4:1
国試
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ケノデオキシコール酸