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Japanese Journal
- 増田 勉,稲次 直樹,吉川 周作,内田 秀樹,久下 博之,横谷 倫世,山口 貴也,山岡 健太郎,下林 孝好,榎本 泰典
- 日本消化器内視鏡学会雑誌 53(9), 3047-3053, 2011
- … 膜下腫瘍様形態を示す大腸癌は少なく,その中で1cm以下の進行癌はさらに珍しい.今回便潜血反応検査陽性後の精査にて発見された,7mm大の粘膜下腫瘍様形態を示す横行結腸進行癌の一例を経験したので,その臨床病理学的特徴及び発生機序等を文献的に考察し報告する.症例は60歳代,女性.便潜血反応検査陽性にて受診.精査にて横行結腸右側に粘膜下腫瘍様形態を示す癌を認め,腹腔鏡補助 …
- NAID 130001271609
- 田尻 久雄
- 日本消化器内視鏡学会雑誌 53(9), 2988-2999, 2011
- 欧州における大腸カプセル内視鏡検査(colon capsule endoscopy,CCE)に関する臨床試験のデータをもとに,CCEの現況と課題について概説する.CCE関連の論文でエビデンスレベルの高い全11編によると,4段階尺度でCCEの腸管前処置状態が「優または良」,2段階尺度で「良好」であったと判断された割合は27-89% であったが,全体的には80% 前後の報告が多かった.またカプセルのバ …
- NAID 130001271602
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[正答]
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- 英
- occult blood test
- 関
- 大腸癌、便潜血反応検査、糞便潜血検査
目的
- 免疫法を用いる場合には下部消化管の出血のスクリーニングに用いられる。
方法
- 化学法:ヘモグロビン(ヘマチン)が有するペルオキシダーゼ活性を利用して次の反応を触媒する:過酸化水素+フェノール性物質→キノン型物質(青色呈色)。食事制限が必要(食物由来の血液に反応するため偽陽性が高い)で、全消化管の出血を検出するデメリットがある。
- 免疫法:ヒトヘモグロビン(抗原はグロビン部分)を特異的に検出するので、偽陽性が少なく、食事制限が不要というメリットがある(下部消化管出血に対して感度・特異度高い)。上部消化管の出血は検出しづらい。大腸集検に用いられ、2日法では進行癌の90%、早期癌の50%が陽性となる。
- 便潜血反応による大腸癌スクリーニング法(免疫法らしい):進行大腸癌では、1回法による感度は70%、2回法による感度は80%。(出典不明)
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- 関
- 検定、試験、視察、視診、調べる、調査、テスト、点検、検討、監査、診察
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- 英
- (生物)response、(化学)reaction、respond、react、responsive
- 関
- 応答、応答性、反応性、返答
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- 英
- occult blood reaction
- 同
- 便潜血反応、潜血試験 occult blood test
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- 英
- fecal occult blood、faecal occult blood
- 関
- 便潜血反応