- 英
- gastrointestinal carcinoid
- 関
- 消化管内分泌細胞腫瘍、カルチノイド、カルチノイド症候群
病理
- 好銀反応:陽性
- 免疫組織化学:NSE(+)、S-100蛋白(+)、クロモグラニン染色(+)
例外
- 直腸カルチノイド:好銀反応(-)、argentaffin反応(-)、セロトニン産生(-)
病態
治療
- 直径1cm以下:内視鏡下粘膜切除術、筋層を含む局所切除術
- 直径2cm以上:(転移率が高い)リンパ節郭清を伴う根治術、肝線維走の切除
参考
- http://ganjoho.jp/professional/med_info/evidence/list/edb_gastrointestinal_carcinoid.html
- 2. がん情報サイト|PDQ®日本語版(医療専門家向け)
- http://cancerinfo.tri-kobe.org/pdq/summary/japanese-s.jsp?Pdq_ID=CDR0000062893
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- ヒト消化管カルチノイドおよび神経内分泌腫瘍における癌幹細胞の同定
- 篠村 恭久,GAUR PUJA,SCEUSI ERIC L. [他]
- Review of gastroenterology & clinical gastroenterology and hepatology 7(1), 26-31, 2012-05
- NAID 40019321662
- 丸山 保彦,渡辺 文利,花井 洋行
- 日本消化器内視鏡学会雑誌 = Gastroenterological endoscopy 53(8), 1979-1990, 2011-08-20
- … 十二指腸は消化管カルチノイドの中で直腸,胃に次ぐ好発部位であり,近年小病変の発見頻度は増加している.カルチノイドは2010年WHOの神経内分泌腫瘍(Neuroendocrine tumors : NETs)における分類でNET G1と定義された.十二指腸カルチノイドの多くは組織免疫染色でホルモン産生を認めるがホルモンによる症状を引き起こさないNon-functioning NETsで,gastrinoma(Zollinger-Ellison syndrome : ZES)等の症状を呈するものは一部である.緩 …
- NAID 10029562596
- カルチノイド腫瘍(神経内分泌腫瘍)の疫学 (内分泌腺腫瘍--基礎・臨床研究のアップデート) -- (カルチノイド腫瘍(神経内分泌腫瘍))
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- 消化管カルチノイドはゆっくり成長します。ほとんどは虫垂(大腸 ... 消化管カルチノイド で作られたホルモンは通常、血液や肝臓の酵素によって破壊されます。 ... こういった 症状が消化管カルチノイドによってまたは他の病態によって引き起こされます。このよう な ...
- 十二指腸は消化管カルチノイドの中で直腸,胃に次ぐ好発部位であり,近年小病変の 発見頻度は増加している.カルチノイドは2010年WHOの神経内分泌腫瘍( Neuroendocrine tumors : NETs)における分類でNET G1と定義された.十二指腸 カルチノイドの ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- Kulchitsky cell, Kulchitsky cells
- 発生は原腸に由来するとされる
- 肺や消化管に分布している。
- 神経内分泌細胞とされる。
- 腫瘍性の増殖を示す疾患は消化管カルチノイドと呼ばれる。
参考
- http://shutoku.fc2web.com/digital_textbook/internal6/disease_of_intestine.html
[★]
消化管カルチノイド
[★]
- 英
- carcinoid
- 同
- カルチノイド腫瘍 carcinoid tumor
- 好銀性細胞腫 argyrophil cell tumor
- 関
- カルチノイド症候群、消化管カルチノイド
概念
- 気管支や消化管に発生し、原腸系臓器に広く分布する内分泌系細胞腫瘍の低異型度腫瘍。消化管に発生したものは特に消化管カルチノイドという(YN.A-75)
疫学
- 欧米では小腸腫瘍の中で悪性腫瘍に次いで2番目に多いが、日本では非常にまれ。
分類
部位
発生部位
- 発生部位:消化管(虫垂、大腸、小腸、直腸、胃)および肺、気管支
- 直腸が最多 (YN.A-75)
- 肺:発生母地(気管支腺、細気管支上皮内に存在するKultchitzky細胞)。神経内分泌顆粒を有する。(NSU.344)
病理
- 粘膜下腫瘍と同様の所見を呈することが多い。 ちなみにGISTは粘膜下腫瘍
- つまり辺縁はなだらかである。
- 細胞の配列:索状、リボン状。時にロゼット様
- 核:小型、円形で中心に存在し、分裂像は少ない
予後
- 予後(5年生存率):虫垂のカルチノイドを除いて90%。小腸原発のカルチノイドで肝臓に転移があっても50% (BPT.627)
消化管 (BPT.626)
疫学
- The peak incidence of these neoplasms is in the sixth decade.(BPT.626)
- 直腸結腸癌の2%以下。小腸の悪性腫瘍の半分を占める
- 転移:虫垂と直腸のカルチノイドは転移しにくい。90%の胃、空腸、結腸のカルチノイドは
直腸
疫学(NSU.590)
- 消化器系のカルチノイドのうち最多(36%)。
- 40-50歳代に多い。
- 男:女=1.4:1
国試
[★]
- 英
- gastrointestinal tract, GI tract
- 英
- alimentary tract
- 関
- 消化器系
- 以下の総称:食道、胃、小腸、大腸
消化管の構造
運動
- 蠕動運動:食塊を肛門側に1cm/sで送り出す:胃・食道・小腸・近位結腸・遠位結腸・直腸
- 分節運動:分節を作ってくびれて食塊を混和:小腸・近位結腸
- 振子運動:縦走筋の収縮により腸管を縦方向に収縮させる:小腸・近位結腸・(遠位結腸・直腸)
[★]
- 英
- duct、tube、canal、pipe
- ラ
- ductus、vas、meatus
- 関
- 水路、チューブ、導管、道管、卵管、道
[★]
ケノデオキシコール酸