- 関
- 白血球増多症
UpToDate Contents
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- 1. 好中球増多症の患者へのアプローチapproach to the patient with neutrophilia [show details]
…leukocytes are discussed separately. Leukocytosis refers to elevated WBC (leukocyte) count. Neutrophilia is the most common type of leukocytosis, but leukocytosis may also be due to increased monocytes …
- 2. 血液悪性腫瘍における白血球増多症および白血球症hyperleukocytosis and leukostasis in hematologic malignancies [show details]
… Chronic myeloid leukemia – Patients with chronic myeloid leukemia (CML) typically present with leukocytosis and a median WBC count of approximately 100 x 109/L (100,000/microL). Most often, these …
- 3. 成人における確定診断を得られていない低血圧やショックの評価および初期アプローチevaluation of and initial approach to the adult patient with undifferentiated hypotension and shock [show details]
…agents (eg, fluoroquinolone, aminoglycoside, piperacillin-tazobactam, cefepime, ceftazidime). A leukocytosis and, in particular, a bandemia, as well as laboratory and imaging findings suggestive of a source …
- 4. 変形性関節症の臨床症状と診断clinical manifestations and diagnosis of osteoarthritis [show details]
…that can mask infection (eg, glucocorticoids), and other clinical variables. Peripheral blood leukocytosis with a left shift is common but not invariably present. Other soft-tissue abnormalities – Other…
- 5. リンパ球増加症またはリンパ球減少症を有する成人に対するアプローチapproach to the adult with lymphocytosis or lymphocytopenia [show details]
…clinical evaluation of lymphocytosis and lymphocytopenia in adults. The evaluation and causes of leukocytosis and lymphocytopenia in children are discussed separately. The normal range (ie, two standard …
Japanese Journal
- 再発後に顕在化したG-CSF・PTHrP産生舌癌の1例
- 兼子 隆次,河合 孝真,岡部 一登
- 日本口腔腫瘍学会誌 31(1), 17-23, 2019
- … 治療の進行に伴い感染を伴わない白血球増多を認めた。 …
- NAID 130007618226
- Interferon-αおよびponatinibが奏効したT315I, F317L変異を有する慢性骨髄性白血病
- 本村 鷹多朗,新井 康祐,吉藤 康太,園川 佐絵子,鈴木 さやか,熊谷 隆志
- 臨床血液 60(1), 33-38, 2019
- … X年11月(65歳)近医で白血球増多を指摘され当院初診。 …
- NAID 130007590372
- 兒玉 綾香,天野 由美子,坂根 聡,田村 克実,中川 聡,糸賀 真理
- 島根医学検査 = The Shimane journal of medical technology : (一社)島根県臨床検査技師会会誌 46(1), 12-16, 2018-05
- NAID 40021651712
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- 白血球増多症とも。白血球の数が正常な動揺値より病的に増加する症状。普通,血液1mm 3 中1万1000を超えるもの。各種感染症疾患にみられ,多くの場合好中球の増加が主体をなす。アンギーナ,百日咳(ぜき)などではリンパ球の増加 ...
- 白血球増多症とは、白血球が増加する病気の総称で12000個/1 リットル以上 にもなります。 原因 白血球は好中球、好酸球、リンパ球、好塩基球、単球からなりそれぞれの血球が増加することによって 好中球増多症、好酸球増多症 ...
- 白血球増多症、白血球増加症(120112) 30代女性。検診にて白血球が多いことを指摘されたとのことで来院。今まで検診に引っかかっ たことは無いという。2ヵ月後の再検査で白血球増加傾向。炎症所見無し。RBCも基準値以上。血 ...
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[★]
- 80歳の女性。食欲不振を主訴に来院した。
- 現病歴:昨日の朝から気分が優れず、冷汗と息苦しさが出現し、食欲も低下した。昨晩も熟睡できなかった。今朝も同様の症状が続いていたが、本人は大丈夫と言う。同居している夫が心配し、本人とともに受診した。
- 既往歴:変形性膝関節症、高血圧症、2型糖尿病。血糖コントロールは良好であった。
- 生活歴:夫と2人暮らし。ADLはほぼ自立しているが、歩行時に杖が必要である。喫煙は10年前まで、20本/日を50年間。飲酒は機会飲酒。
- 家族歴:父は脳卒中で死亡。妹が糖尿病。
- 現症:意識は清明。身長 155cm、体重 44kg。体温 36.0℃。脈拍 100/分、整。血圧 114/60mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 98%(room air)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。両側の軽度下腿浮腫を認める。両側アキレス腱反射の低下を認める。下肢の振動覚低下なし。
- 検査所見:尿所見:蛋白 2+、糖 1+。血液所見:赤血球404万、Hb 12.4g/dL、Ht 37%、白血球 15,000、血小板23万。血液生化学所見:総蛋白 6.9g/dL、アルブミン 3.6g/dL、AST 71U/L、ALT 21U/L、γ-GTP 24U/L(基準 8~50)、LD 419U/L(基準 176~353)、CK 450U/L(基準 30~140)、CK-MB 42U/L(基準 20以下)、血糖 234mg/dL、HbA1c 6.2%(基準 4.6~6.2)、尿素窒素 18mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL、Na 140mEq/L、K 4.0mEq/L、Cl 102mEq/L。CRP 0.1mg/dL。12誘導心電図:洞調律でV1-V3誘導でST上昇、Ⅱ、Ⅲ、aVF、V5-V6誘導でST低下を認める。画像所見:胸部エックス線写真で心胸郭比 56%、肺血管影の増強および両側の肋骨横隔膜角の鈍化を認めない。
- 血糖値とHbA1cの乖離の要因として考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113F071]←[国試_113]→[113F073]
[★]
- 68歳の男性。白血球増多の精査を目的に来院した。 3年前から白血球数の増加を指摘されていたがそのままにしていた。発熱、盗汗および体重減少はない。両側の頸部、腋窩および両側鼠径部に無痛性で弾性硬の径 1cm未満のリンパ節を数個ずつ触れる。口蓋扁桃の腫大を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球 479万、 Hb 14.0 g/dl、Ht 42%、白血球 25,730(桿状核好中球 3%、分葉核好中球 16%、好酸球 1%、単球 2%、リンパ球 78% )、血小板 23万。血液生化学所見:総蛋白 6.1 g/dl、IgG 814 mg/dl(基準 960.1,960)、 IgA 142 mg/dl(基準 110.410)、 IgM 125 mg/dl(基準 65.350)、総ビリルビン 0.4 mg/dl、AST 14 IU/l、ALT 16 IU/l、LD 483 IU/l(基準 176.353)、尿素窒素 16 mg/dl、クレアチニン 0.6mg/dl。CRP 0.2 mg/dl。CTによる全身検索では、径が 1 cm以上のリンパ節腫大を認めず、肝と脾の腫大を認めない。末血塗抹 May-Giemsa染色標本 (別冊 No. 27)を別に示す。骨髄穿刺検査では有核細胞数 43.5万で、骨髄血塗抹 May-Giemsa染色標本でも末血で増加しているのと同様の細胞が 81%を占めている。末血細胞の表面マーカー検査では、 CD5、CD20、CD23陽性の細胞が増加している。
- 対応として最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108I065]←[国試_108]→[108I067]
[★]
- 55歳の男性。健康診断で白血球増多を指摘され来院した。自覚症状は特にないという。身長168cm、体重65kg。体温36.6℃。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、右肋骨弓下に肝を2cm、左肋骨弓下に脾を2cm触知する。血液所見:赤血球 475万、Hb 13.4g/dl、Ht 43%、白血球 23,000(前骨髄球2%、骨髄球5%、後骨髄球3%、桿状核好中球12%、分葉核好中球58%、好酸球6%、好塩基球4%、単球3%、リンパ球7%)、血小板54万。
- 次に行う検査として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105B044]←[国試_105]→[105B046]
[★]
- 53歳の男性。会社の健康診断で白血球増多を指摘され来院した。10年前から高血圧の治療を受けている。喫煙は20本/日を30年間。肝・脾を触知しない。血液所見: 赤血球 430万、Hb 12.8g/dl、Ht 42%、白血球 18,500(骨髄芽球2%、前骨髄球2%、骨髄球5%、後骨髄球7%、桿状核好中球4%、分業核好中球60%、好酸球8%、好塩基球7%、リンパ球5%)、血小板 35万。
- 原因として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104D031]←[国試_104]→[104D033]
[★]
- a 痰が出ないときは胃液を採取し検体とする。
- b 末梢血で白血球増多が著明な場合は結核の可能性が低い。
- c ツベルクリン反応が陽性であれば直ちに治療を開始する。
- d 隔離の必要性を決めるため気管支ファイバースコープで痰を採取する。
- e 結核菌特異的全血インターフェロンγ遊離測定法(IGRA)が陽性であれば直ちに治療を開始する。
[正答]
※国試ナビ4※ [107C010]←[国試_107]→[107C012]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105A015]←[国試_105]→[105A017]
[★]
- ホルモンとその過剰による病態の組合せで正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100G061]←[国試_100]→[100G063]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [104I021]←[国試_104]→[104I023]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [097G072]←[国試_097]→[097G074]
[★]
[★]
- 英
- leukocytosis
- 同
- 白血球増加症、(国試)白血球増多
- 関
- 白血球
[show details]
DIF.294
国試
[★]
- 英
- leukocyte, leucocyte (Z), white blood cell (Z), WBC, white corpuscle, white cell
- 関
- 赤血球、血球、血液
白血球
基準値
- 4000-9000 (/μl) (2007前期解剖学授業プリント)
- 異常値の出るメカニズム第5版
- 5000- 8400 (/μl) (健常者の2/3)
- 4500-11000 (/μl) (95%範囲)
年齢との関連
生理的な変動
- 精神的ストレス↑ → 交感神経の刺激により好中球の血管壁遊離が促進されるため
- 午前↓、午後↑
基準値
|
07解
|
異メ
|
流マ
|
HIM.A-1
|
顆粒球
|
好中球
|
桿状核球
|
40~70
|
44~66
|
40~60
|
4~14
|
0~5
|
分葉核球
|
43~59
|
40~70
|
好酸球
|
2~4
|
0~ 4
|
2~4
|
0~6
|
好塩基球
|
0~2
|
0~0.5
|
0~2
|
0~2
|
無顆粒球
|
リンパ球
|
25~40
|
30~38
|
26~40
|
20~50
|
単球
|
3~6
|
0~ 5
|
3~6
|
4~8
|
- 07解: 2007前期解剖学授業プリント
- 異メ: 異常値の出るメカニズム第5版 p.91
- 流マ: 流れが分かる実践検査マニュアル上巻 p.10
(margination)
- 1. 赤血球は軽く早く流れるので血管の中央をながれ、白血球は血管のへりを流れている
(rolling)
(adheresion & arrested)
(transmigration)
- 6. 白血球と血管内皮細胞に発現しているPECAM-1(CD31)がお互い接着し、白血球が血管内皮細胞の間隙を通って細胞外マトリックスに入る
白血球の染色
- 好酸性:赤く染まる→ヘモグロビン
- 好塩基性:青く染まる→リボソーム、核内のヒストン蛋白
- 好酸性でも好塩基性でもない:淡いピンクに染まる
- MPOをもつ:顆粒球(前骨髄球~分葉核球)、単球(前単球~単球)
- MPOをもたない:リンパ球系細胞
- 好中球:長鎖エステルを分解
- 単球:短鎖エステルを分解
関節液
- 炎症 感染
- 200 2000 20000
- 500 5000 50000
臨床関連
- 白血球のインテグリンが欠損または減少する先天性疾患
- 反復性の細菌皮膚感染
- SIRSの診断基準:<4,000/ul or >12,000/ul
[★]
- 英
- hemocyte, blood corpuscle, hematocyte
- ラ
- hemocytus
- 同
- 血液細胞 blood cell
- 関
- 血液
血球の割合
|
個数(/ul)
|
|
個数(/ul)
|
個数(%)
|
赤血球
|
男:500万 女:450万
|
|
5000000
|
95.1
|
白血球
|
5000-10000
|
|
7500
|
0.1
|
血小板
|
15万-35万
|
|
250000
|
4.8
|
寿命
- 赤血球:120日
- 好中球:6-8時間
- 血小板:10日
- 形質細胞:1-3日
- メモリー細胞:数年
血球の特徴
|
|
赤血球
|
単球
|
好酸球
|
好中球
|
好塩基球
|
リンパ球
|
大きさ
|
7~8μm
|
12~20μm
|
10~15μm
|
10~13μm
|
9~12μm
|
7~15μm
|
赤血球と比べた大きさ
|
------
|
かなり大きい
|
2倍以上
|
約2倍
|
2倍弱
|
小リンパ球は同じ程度
|
細胞質
|
|
アズール顆粒。 広く不規則な突起
|
橙赤色の粗大円形顆粒
|
暗紫色に染まる微細な顆粒 アズール顆粒
|
赤紫色の大小不同の顆粒
|
狭く淡い青色
|
核
|
|
くびれ有り
|
2葉、眼鏡型
|
桿状好中球 分葉好中球
|
格の上にも顆粒あり
|
球形
|
[★]
- 英
- poly、multi
- 関
- ポリ、マルチ