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Japanese Journal
- OAP要旨:大腸内視鏡検査観察時積極的体位変換法の検査後腹部膨満感の減少効果に関する検討
- 山口 和也,ヤマグチ カズヤ,Kazuya Yamaguchi,三橋 佳苗,ミツハシ カナエ,Kanae Mitsuhashi,中川 由紀,ナカガワ ユキ,Yuki Nakagawa,林 学,ハヤシ マナブ,Manabu Hayashi
- 千葉医学雑誌 89(2), 77-77, 2013-04-01
- NAID 120005307949
- Chilaiditi 症候群を呈したα - グルコシダーゼ阻害薬による腸管気腫症の1例
- 小島 正幸,横山 卓,横田 真一郎,勝部 乙大
- 自治医科大学紀要 = Jichi Medical University Journal 35, 111-116, 2013-03-00
- … 腹部膨満感,腹痛が出現し,当院受診。 …
- NAID 120005295175
- 仁科 洋人,谷嶋 紀行,山口 聖一,中谷 充,西村 克樹
- 脈管学 53(August), 131-134, 2013
- … 1週間前より続く腰痛,腹痛,腹部膨満感のため,体動困難,食指不振となり,近医受診後に当院紹介受診となった。 …
- NAID 130003378858
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[★]
- 次の文を読み、30、31の問いに答えよ。
- 48歳の男性。腹部膨満感、咳、腰痛および腹痛を主訴に来院した。
- 現病歴:2年前に胃癌で胃全摘術を受け、その後外来で約6か月間の抗癌化学療法を受け外来通院で経過観察となった。1年前に腫瘍マーカーの上昇と肝転移とを指摘され、再度抗癌化学療法を受けたが、食欲不振が高度となり、治療効果が認められず中止となった。4か月前から上腹部の膨満、咳および腰痛を自覚していた。画像診断で軽度の腹水貯留と肝、肺および腰椎への多発転移が認められた。利尿薬、鎮咳薬および非ステロイド性抗炎症薬の処方にて落ち着いていたが、3日前から新たに腹部の鈍痛が出現したため受診した。経口摂取は可能である。
- 既往歴:特記すべきことはない。
- 生活歴:喫煙歴はない。飲酒は日本酒1合/日を20年間。
- 家族歴:父親が肺癌のため70歳で死亡。
- 現症:意識は清明。身長165cm、体重56kg。2年間で10kgの体重減少。体温36.2℃。脈拍84/分、整。血圧134/80mmHg。呼吸数18/分。SpO2 96%。眼球結膜に黄染を認めない。心音に異常を認めない。呼吸音は左背部で減弱している。腹部はやや膨隆しているが軟で、心窩部に圧痛がある。心窩部に肝を触知し、両下肢に軽度の浮腫を認める。
- 検査所見:血液所見:赤血球364万、Hb 10.3g/dl、Ht 32%、白血球6,400、血小板14万。血液生化学所見:血糖78mg/dl、総蛋白5.9g/dl、アルブミン2.4g/dl、尿素窒素10mg/dl、クレアチニン0.4mg/dl、尿酸4.9mg/dl、総コレステロール187mg/dl、トリグリセリド143mg/dl、総ビリルビン0.8mg/dl、AST 32IU/l、ALT 18IU/l、LD 387IU/l(基準176~353)、ALP 644IU/l(基準115~359)、γ-GTP 32IU/l(基準8~50)、アミラーゼ124IU/l(基準37~160)、Na 134mEq/l、K 4.4mEq/l、Cl 97mEq/l、Ca 6.5mg/dl。CEA 28.7ng/ml(基準5以下)、CA19-9 336U/ml(基準37以下)。CRP 3.4mg/dl。動脈血ガス分析(room air):pH 7.32、PaCO2 38Torr、PaO2 94Torr、HCO3- 19mEq/l。
- その後治療が奏効し、家族と共に有意義な日々を過ごしていたが、病状の進行に伴い、なぜ自分だけがこのような目に遭うのだろうかと深く悩み不眠をきたすようになった。睡眠薬の内服投与を受けたが十分な睡眠が得られず、5日前から食欲不振と無気力さとが増強してきたため家族とともに受診した。患者と家族とに対する提案として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107C030]←[国試_107]→[107D001]
[★]
- 次の文を読み、30、31の問いに答えよ。
- 48歳の男性。腹部膨満感、咳、腰痛および腹痛を主訴に来院した。
- 現病歴:2年前に胃癌で胃全摘術を受け、その後外来で約6か月間の抗癌化学療法を受け外来通院で経過観察となった。1年前に腫瘍マーカーの上昇と肝転移とを指摘され、再度抗癌化学療法を受けたが、食欲不振が高度となり、治療効果が認められず中止となった。4か月前から上腹部の膨満、咳および腰痛を自覚していた。画像診断で軽度の腹水貯留と肝、肺および腰椎への多発転移が認められた。利尿薬、鎮咳薬および非ステロイド性抗炎症薬の処方にて落ち着いていたが、3日前から新たに腹部の鈍痛が出現したため受診した。経口摂取は可能である。
- 既往歴:特記すべきことはない。
- 生活歴:喫煙歴はない。飲酒は日本酒1合/日を20年間。
- 家族歴:父親が肺癌のため70歳で死亡。
- 現症:意識は清明。身長165cm、体重56kg。2年間で10kgの体重減少。体温36.2℃。脈拍84/分、整。血圧134/80mmHg。呼吸数18/分。SpO2 96%。眼球結膜に黄染を認めない。心音に異常を認めない。呼吸音は左背部で減弱している。腹部はやや膨隆しているが軟で、心窩部に圧痛がある。心窩部に肝を触知し、両下肢に軽度の浮腫を認める。
- 検査所見:血液所見:赤血球364万、Hb 10.3g/dl、Ht 32%、白血球6,400、血小板14万。血液生化学所見:血糖78mg/dl、総蛋白5.9g/dl、アルブミン2.4g/dl、尿素窒素10mg/dl、クレアチニン0.4mg/dl、尿酸4.9mg/dl、総コレステロール187mg/dl、トリグリセリド143mg/dl、総ビリルビン0.8mg/dl、AST 32IU/l、ALT 18IU/l、LD 387IU/l(基準176~353)、ALP 644IU/l(基準115~359)、γ-GTP 32IU/l(基準8~50)、アミラーゼ124IU/l(基準37~160)、Na 134mEq/l、K 4.4mEq/l、Cl 97mEq/l、Ca 6.5mg/dl。CEA 28.7ng/ml(基準5以下)、CA19-9 336U/ml(基準37以下)。CRP 3.4mg/dl。動脈血ガス分析(room air):pH 7.32、PaCO2 38Torr、PaO2 94Torr、HCO3- 19mEq/l。
- まず行うべき治療はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107C029]←[国試_107]→[107C031]
[★]
- 69歳の男性。腹部膨満感と全身倦怠感とを主訴に来院した。 1か月前から腹部の膨満感と全身倦怠感とを、 2週前から下腿がむくんでいることを自覚していた。3日前から全身倦怠感が著明となったため受診した。会社の健康診断で肝障害を指摘されていたが、自覚症状がなかったため医療機関を受診しなかった。 60歳で退職後、血液検査を受けていない。 15歳時の交通事故で輸血を受けたことがある。身長165cm、体重67kg。体温36.8℃。脈拍76/分、整。血圧140/92mmHg。手掌に発赤を認める。胸部聴診で異常を認めない。腹部は膨隆している。圧痛や抵抗はない。肝を触知しない。左肋骨弓下に脾を2cm触知する。腫瘤を触れない。打診では体位変換で濁音境界が移動する。下腿に浮腫を認める。血液所見:赤血球304万、 Hb9.8g/dL、 Ht35%、白血球2,900、血小板7.0万。血液生化学所見:総蛋白6.0g/dL、アルブミン2.5g/dL、尿素窒素21mg/dL、クレアチニン1.0mg/dL、総ビリルビン2.1 mg/dL、 AST55IU/L、 ALT40IU/L。
- この患者の重症度を判断するために重要性が低いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106H021]←[国試_106]→[106H023]
[★]
- 58歳の女性。腹部膨満感と全身倦怠感とを主訴に来院した。3か月前から腹部の膨満感を自覚していた。3週前から全身倦怠感が著明になったため受診した。身長158cm、体重60kg。体温36.8℃。脈拍80/分、整。腹部は腹水のため膨隆している。下肢に浮腫を認める。血液所見:赤血球418万、Hb 12.5g/dl、Ht 39%、白血球9,500、血小板31万。血液生化学所見:総蛋白4.8g/dl、アルブミン2.1g/dl、尿素窒素6.7mg/dl、クレアチニン0.5mg/dl、総ビリルビン0.4mg/dl、AST 29IU/l、ALT7IU/l、LD 368IU/l(基準176~353)、Na 131mEq/l、K 4.0mEq/l、Cl 101mEq/l、CA19-9 22U/ml(基準37以下)、CA125 4,411U/ml(基準35以下)。動脈血ガス分析(room air):pH 7.43、PaCO2 44Torr、PaO2 81Torr、HCO3- 28mEq/l。骨盤部MRIのT2強調矢状断像(別冊No.15A)とT2強調横断像(別冊No.15B)とを別に示す。
- 治療方針を決定するための検査として重要性が低いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107A040]←[国試_107]→[107A042]
[★]
- 50歳の男性。1か月前から特に誘因なく食思不振と腹部膨満感とが出現し、次第に増強するため来院した。 20歳のときに交通事故で受傷し輸血を受けた。7年前から慢性肝疾患で不定期に通院していた。意識は清明。腹壁静脈怒張し、腹部に波動を認める。両側下腿に浮腫を認める。血液所見:赤血球380万、Hb 11.5g/dl、Ht38%、白血球4,200、血小板6万。血清生化学所見:総蛋白5.9 g/dl、アルブミン2.3 g/dl、総ビリルビン2.0mg/dl、GOT72単位(基準40以下)、GPT48単位(基準35以下)、アンモニア40μg/dl(基準18~48)。ICG試験(15分値)45%(基準10以下)。試験穿刺で得た腹水は淡黄色で、Rivalta反応陰性であった。適切な処置はどれか。
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [095C038]←[国試_095]→[095C040]
[★]
- 30歳の初妊婦。妊娠28週5日。腹部膨満感を主訴に来院した。妊娠10週時に自宅近くの診療所を受診し分娩予定日を決定されたが、それ以降は仕事が忙しく妊婦健康診査を受けていなかった。3週前から腹部膨満感を自覚していたという。身長157cm、体重60.5kg(非妊時45.5kg)。内診で子宮口は閉鎖しており、帯下に異常を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖2+、ケトン体(-)。随時血糖110mg/dl。胎児心拍数陣痛図で子宮収縮はなく、胎児心拍パターンに異常を認めない。腹部超音波検査で羊水指数は28cm、胎児推定体重は1,800gで胎児構造異常を認めない。経腟超音波検査で子宮頸管長は40mmである。
- 治療方針の決定に有用な検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107E040]←[国試_107]→[107E042]
[★]
- 67歳の女性。3か月前からの腹部膨満感を主訴に来院した。脈拍76/分、整。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部はやや膨隆し、右肋骨弓下に肝を3cm、左肋骨弓下に脾を5cm触知する。血液所見:赤血球 360万, Hb 10.5g/dl、Ht 32%、白血球 18,700(骨髄芽球1%、好中球58%、好酸球5%、好塩基球1%、単球5%、リンパ球30%、赤芽球4個/100白血球)、血小板65万、末梢血塗抹標本で巨大血小板を認め、骨髄穿刺はdry tapであった。骨髄の生検組織のH-E染色標本(別冊No.18A)と鍍銀染色標本(別冊No.18B)とを別に示す。
- 適切な対応はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105D043]←[国試_105]→[105D045]
[★]
- 50歳の女性。腹部膨満感を主訴に来院した。3年前に高血圧を指摘されたが降圧薬は内服していない。母親が慢性腎不全で60歳から血液透析を受け、65歳時にくも膜下出血で死亡している。腹部触診で両側の腹部に凹凸のある腫瘤を触れるが圧痛はない。腸蠕動音は弱い。体温36.5℃。血圧162/90mmHg。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(±)。血液所見:赤血球382万、Hb 10.2g/dl、Ht 32%、白血球5,600、血小板28万。血液生化学所見:アルブミン3.8g/dl、尿素窒素22mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl。CRP 0.2mg/dl。腹部単純CT(別冊No.16)を別に示す。
- この患者で検索すべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107A041]←[国試_107]→[107A043]
[★]
- 76歳の男性。尿回数の減少と腹部膨満感とを主訴に来院した。昨年までの健康診断で異常を指摘されたことはない。4日前から尿量が減少し、2日前から排尿がない。本日から腹部膨満感も自覚するようになった。意識は清明。血圧 148/76mmHg。下腹部の膨隆と下腿の軽度の圧痕浮腫とを認める。血液生化学所見:尿素窒素 30mg/dl、クレアチニン 2.2mg/dl、Na 136mEq/l、K 5.1mEq/l、Cl 108mEq/d。
- まず行うのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104G055]←[国試_104]→[104G057]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [112C002]←[国試_112]→[112C004]
[★]
- 英
- cyclophosphamide, CPA CPM
- ラ
- cyclophosphamidum
- 商
- Cytoxan, Neosar、エンドキサン
- 関
- first aid step1 2006 p.207,257,309,324,326,386
特徴
- プロドラッグであり、肝臓で加水分解を受けて薬効を及ぼす
構造
作用機序
薬理作用
抗菌スペクトル
動態
適応
- non-Hodgkin’s lymphoma, breast and ovarian carcinomas
- immunosuppressants
注意
禁忌
副作用
- 出血性膀胱炎、骨髄抑制
- myelosuppression; hemorrhagic cystitis, which can be partially prevented with mesna
副作用(再評価結果より)
- 再評価結果時の自覚的並びに他覚的症状緩和における安全性評価対象例5021例(経口投与を含む)中,主なものは,白血球減少1903例(37.90%),悪心・嘔吐1041例(20.73%),脱毛1221例(24.32%)等であった。また,急性白血病等の造血幹細胞移植の前治療における本剤の第2相臨床試験の安全性評価対象例67例中,主なものは悪心・嘔吐61例(91%),下痢,口内炎各42例(各63%),脱毛38例(57%)であった。
重大な副作用
再評価結果における安全性評価例の集計
添付文書
- 注射用エンドキサン100mg/注射用エンドキサン500mg
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/4211401D1033_1_10/4211401D1033_1_10?view=body
[★]
- 英
- abdomen
腹部の9つの領域
- M.111
RH right hypochondriac 右下肋部
|
E epigastric 上胃部
|
LH left hypochondriac 左下肋部
|
RL right lumbar 右側腹部
|
U umbilical 臍部
|
LL left lumbar 左側腹部
|
RI right inguinal 右鼡径部
|
P pubic 恥骨部
|
LI left inguinal 左鼡径部
|
腹腔を仕切る2つの面
腹部の4つの領域
- (M.112)
- 身体所見を記述するために、4つの領域で分ける
- 水平面
- 垂直面
[★]
- 英
- abdominal distension, bloating, abdominal bloating, abdominal fullness
- 同
- 腹部膨隆 abdominal swelling、膨隆腹
[★]
- 英
- flatulence、fullness、distension、turgescence、flatulent
- 関
- 鼓腸、屁、膨満感
[★]
- 英
- distension
- 関
- 膨満