- 57歳の女性。1か月前からの視力低下を訴えて来院した。10年前に近医で糖尿病を指摘されていたが、通院せず放置していた。視力は右0.3(矯正不能)、左0.2(矯正不能)。空腹時血糖200mg/dl、HbA1c9.0%(基準4.3~5.8)。左眼の眼底写真と光眼底造影写真とを以下に示す。
- a. 経過観察
- b. 運動療法
- c. 止血薬投与
- d. 循環改善薬投与
- e. レーザー光凝固
[正答]
※国試ナビ4※ [095C039]←[国試_095]→[095C041]
★リンクテーブル★
[★]
- 50歳の男性。1か月前から特に誘因なく食思不振と腹部膨満感とが出現し、次第に増強するため来院した。 20歳のときに交通事故で受傷し輸血を受けた。7年前から慢性肝疾患で不定期に通院していた。意識は清明。腹壁静脈怒張し、腹部に波動を認める。両側下腿に浮腫を認める。血液所見:赤血球380万、Hb 11.5g/dl、Ht38%、白血球4,200、血小板6万。血清生化学所見:総蛋白5.9 g/dl、アルブミン2.3 g/dl、総ビリルビン2.0mg/dl、GOT72単位(基準40以下)、GPT48単位(基準35以下)、アンモニア40μg/dl(基準18~48)。ICG試験(15分値)45%(基準10以下)。試験穿刺で得た腹水は淡黄色で、Rivalta反応陰性であった。適切な処置はどれか。
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [095C038]←[国試_095]→[095C040]
[★]
- 41歳の男性。全身倦怠感があり来院した。23歳のとき、IgA腎症と診断されたが放置していた。身長175cm、体重70kg。血圧156/94mmHg。下腿に浮腫はない。尿所見:尿量2,000 ml/日、糖(-)、蛋白1.5g/日、沈渣に赤血球15~20/1視野、白血球1~2/1視野。血液所見:赤血球330万、Hb 10 g/dl、Ht30%。血清生化学所見:尿素窒素54 mg/dl、クレアチニン4.0 mg/dl、Na 137mEq/l、K5.2mEq/l。胸部エックス線写真に異常はない。この患者の食事療法で正しいのはどれか。
- a. 水分摂取量は1,000 ml/日とする。
- b. エネルギー摂取量は2,300kcal/日とする。
- c. [[蛋白摂取量は1. 5g/kg/日とする。
- d. 食塩摂取量は10g/日とする。
- e. 新鮮な野菜や果物を豊富にとる。
[正答]
※国試ナビ4※ [095C040]←[国試_095]→[095C042]