UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

Japanese Journal

臨床検査栃木 = Journal of Tochigi Society of Medical Technology : 栃木県臨床衛生検査技師会雑誌 10(1), 24-27, 2015
NAID 40020401969

線溶系の活性化凝固・線溶分子マーカー（山口凝固線溶検査シリーズNo.7 －動血液検査凝固・線溶系 | MIHARA 血液・呼吸器内科のお役立ちするフィブリン分解産物トロンビン・フィブリノーゲン血液凝固・綿溶系とその制御

国試過去問	「107A041」
関連記事	「検査」「線溶」

58歳の女性。腹部膨満感と全身倦怠感とを主訴に来院した。3か月前から腹部の膨満感を自覚していた。3週前から全身倦怠感が著明になったため受診した。身長158cm、体重60kg。体温36.8℃。脈拍80/分、整。腹部は腹水のため膨隆している。下肢に浮腫を認める。血液所見：赤血球418万、Hb 12.5g/dl、Ht 39%、白血球9,500、血小板31万。血液生化学所見：総蛋白4.8g/dl、アルブミン2.1g/dl、尿素窒素6.7mg/dl、クレアチニン0.5mg/dl、総ビリルビン0.4mg/dl、AST 29IU/l、ALT7IU/l、LD 368IU/l(基準176～353)、Na 131mEq/l、K 4.0mEq/l、Cl 101mEq/l、CA19-9 22U/ml(基準37以下)、CA125 4,411U/ml(基準35以下)。動脈血ガス分析(room air)：pH 7.43、PaCO2 44Torr、PaO2 81Torr、HCO3- 28mEq/l。骨盤部MRIのT2強調矢状断像(別冊No.15Ａ)とT2強調横断像(別冊No.15Ｂ)とを別に示す。
治療方針を決定するための検査として重要性が低いのはどれか。