- 英
- hemorrhoid, pile, piles
- 同
- いぼ痔、イボジ
- 関
- 内痔核、外痔核
WordNet
- place or lay as if in a pile; "The teacher piled work on the students until the parents protested"
- a large sum of money (especially as pay or profit); "she made a bundle selling real estate"; "they sank megabucks into their new house" (同)bundle, big bucks, megabucks, big money
- the yarn (as in a rug or velvet or corduroy) that stands up from the weave; "for uniform color and texture tailors cut velvet with the pile running the same direction" (同)nap
- a column of wood or steel or concrete that is driven into the ground to provide support for a structure (同)spile, piling, stilt
- a collection of objects laid on top of each other (同)heap, mound, agglomerate, cumulation, cumulus
PrepTutorEJDIC
- 〈C〉(…の)『積み重ね』《+『of』+『名』》 / 《話》『多数』(…の),たくさん(の…),大量(の…)《+『of』+『名』》 / 《a~》《話》大金 / 〈C〉大建築物[群] / 〈C〉=nuclear reactor / 《副詞[句]を伴って》…‘を'『積み重ねる』,積み上げる / (…を)〈容器〉‘に'積み上げる,盛る《+『名』+『with』+『名』》 / …‘を'畜積する,ためる《+『輝箇』+『名,』+『名』+『up』》 / 『積み重なる』,積もる《+『up』》 / 《話》《方向・状熊を表す副詞[句]を伴って》どやどやと動く
- (建物の土台の)くい,パいる / …‘を'くいを打ち込む,くいで補強する
- 柔らかい毛,綿毛,むく毛 / (タオル地・じゅうたんなどの)けば;パイル織物
- 痔疾(じしつ)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/04/18 13:45:47」(JST)
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痔核(じかく、英: hemorrhoid, piles)とは、過度のいきみ、血行障害などにより生じる肛門部の腫れであり、一般に「いぼ痔」とよばれるものである。肛門の歯状線の中にあるか外にあるかによって、内痔核、外痔核に分けられる。歯状線より上方の上直腸静脈叢に発生したものを内痔核、歯状線より下方の下直腸静脈叢に発生したものを外痔核という。
解説
内痔核
内痔核は、歯状線よりも内側にあるために基本的に痛みはないものの、排便時に出血が生じやすい。しかも血液が垂れるくらいの量の出血をすることもある。大きくなると、肛門外に脱出することもある。
肛門外に痔核が脱出した場合、軽度ならば、脱出した痔核を肛門内に戻すことが可能であり、薬で治療できる場合がある。しかし、戻しても排便に関係なく脱出が起こるようになると、少量ながら便失禁がおこることもあり、この場合は手術が行われることもある。さらに進行すると脱肛した痔核が指などで肛門内に戻そうとしても戻らなくなり、体液が鬱滞し激烈な痛みを生じ、排便に関係なく出血することもある。この状態を嵌頓痔核(かんとんじかく)と言い、緊急処置が必要な病態である。
それから全周性に生じた内痔核が、肛門外に脱出した場合を肛門脱(こうもんだつ)と呼ぶ。
ちなみに直腸が全周性に脱出する直腸脱(ちょくちょうだつ)も「脱肛」と呼ばれるが、直腸脱は、直腸粘膜が脱出したもので、痔核とは違う病態である。
外痔核
外痔核は、内痔核と違い問題になることは少ない。ただし肛門外に血豆が出来た状態(これを血栓性外痔核と言う)になると、歯状線より外側にあるために、しばしば痛み(場合によっては激痛)を起こすことがある。
注意事項
上記にある通り、痔核は出血を伴うこともあり、しかも出血量が多いこともある。そのため、痔核を患った(もしくは患ったが完治した)後、大腸などに異常が生じて出血した場合に、全く驚かずそれも痔核によるものと思い込み、大腸癌などの病気に気づくのが遅れる可能性も指摘されている。
血液は出血後時間が経過すると、ヘモグロビンの色素変化が起きて徐々に赤→紫→黒へと変化するため、黒い血が出た場合は大腸の疾病、赤い血が出た場合は肛門から直腸にかけての疾病と断定できる。が、仮に赤い血であったとしても、単なるいぼ痔だった場合と肛門のポリープ・癌の場合とでは治療法が異なる上、前述のように同じ痔にもいろいろな段階がありその段階に応じて治療法も異なってくるため、血便を認めた場合は自分の勝手な判断で動かず、直ちに外科、肛門科、胃腸科の医師に診てもらうべきである。
関連項目
- 痔
- 痔瘻(蓮痔)(穴痔)
- 裂肛(切れ痔)
- 肛門脱(脱肛)(せる痔)
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UpToDate Contents
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- 1. 痔核の治療 treatment of hemorrhoids
- 2. 痔核:臨床症状および診断 hemorrhoids clinical manifestations and diagnosis
- 3. 痔疾患の外科的治療 surgical treatment of hemorrhoidal disease
- 4. 患者情報:痔核(詳細) hemorrhoids beyond the basics
- 5. 産後ケアの概要 overview of postpartum care
Japanese Journal
- プロトンポンプ阻害薬内服で上気道炎様症状が改善した2型糖尿病合併逆流性食道炎の一例
- 山本 弥生,中神 朋子,小西 洋之,近藤 光子,山村 幸江,岩本 安彦
- 東京女子医科大学雑誌 81(E2), E261-E265, 2011-03-31
- … 2008年(59歳)9月、食後の心窩部痛および膨満感が出現したため、痔核でかかりつけであった当院外科にて精査目的に上部消化管内視鏡検査を施行された。 …
- NAID 110008441479
- 症例報告 嵌頓痔核の保存的治療後に根治手術としてALTAを施行した1例
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- この静脈が膨らんでこぶ状になったもの(静脈瘤)が痔核の本体です。この静脈瘤から 出血したり、静脈瘤内に血栓(血豆)を作って腫れるなどの症状が発生します。内痔核と 外痔核 直腸下端の粘膜下にできたものを内痔核と、肛門(歯状線より外)の肛門上皮下 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
成分・含量
添加物
禁忌
次の部位には投与しないこと
次の部位には投与しないこと
- 直腸下部の粘膜下以外の部位〔糜爛・壊死等の症状があらわれることがある。〕
効能または効果
- 内痔核
- 通常、成人1回5mLを粘膜下に注射し、1部位に対する1回の注射量は1〜3mLとする。
症状に応じ、適宜増減する。
薬効薬理
薬理作用2),3)
- 本剤を内痔核粘膜下層に注射することにより、静脈瘤様変化を呈している上痔静脈を圧迫閉塞させ、速やかに止血し、更にこれを次第に縮小させ、遂には繊維組織化させて痔核を硬化委縮させる。
有効成分に関する理化学的知見
分子式
一般名
化学名
性状
- 本品は無色〜わずかに赤色の結晶又は結晶性の塊で、特異なにおいがある。
本品はエタノール(95)又はジエチルエーテルに極めて溶けやすく、水にやや溶けやすい。
★リンクテーブル★
[★]
- 身体診察の異常所見とその診察に適した体位との組合せで正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111H004]←[国試_111]→[111H006]
[★]
- 肛門部の写真(別冊No. 3)を別に示す。
- 診断として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I008]←[国試_106]→[106I010]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [109F003]←[国試_109]→[109F005]
[★]
- 英
- cirrhosis of liver (M), liver cirrhosis LC, cirrhosis
- 関
- 肝臓
定義
(アトラス肝臓病 金原出版 谷川久一、阿部弘彦 昭和62年1月30日 p.57)
- 1. 肝細胞死が原因で、びまん性の結合組織増生が肝臓全域に見られる
- 2. 肝実質の結節性再生と小葉構造の改築が認められるもの
概念
- 肝硬変はびまん性に線維化した肝病変の終末像であり、慢性肝炎とともにもっともしばしばみられる肝の病態である。臨床的には様々な程度の肝細胞機能不全状態と門脈圧亢進症による症状がみられる慢性疾患である。
疫学
- 人口10万人あたりの死亡率12.5人
- 45-59歳の男性では死亡順位第4位
- 西日本に多い
病因
病理
- 炎症による細胞の破壊と再生を繰り返す結果、再生した肝細胞と新たに形成された線維性の隔壁を有する結節が形成され(再生結節)、肝硬変となる。(BPT.647)
- ウイルス性肝炎の慢性化による肝硬変では、3mm以上の結節がみられる(macronodular cirrhosis)。
- アルコール性肝炎の慢性化による肝硬変では、平均3mmの結節がみられる(micronodular cirrhosis)。
病態生理
- 肝機能低下により(1)エストロゲンの肝臓における異化が低下、(2)アルブミン合成能が低下、(3)門脈圧亢進が起こる。(1)によるエストロゲンなどの血管拡張因子により血管が拡張し循環血漿量が減少する。(2)による膠質浸透圧の低下はサードスペースへの体液移動を引き起こしさらに循環血漿量を低下させる。これには(3)も相加的に作用すると思われる。循環血漿量の低下はRAA系の亢進をきたし、アルドステロンによるNa、水の貯留引き起こす。
- 非代償性肝硬変では、肝網内系(クッパー細胞など)の機能低下、白血球減少による易感染性を呈する。
症状
合併症
- 参考2
身体所見
[show details]
- 腹部:脾腫 ← 門脈圧と脾腫の程度は相関しない (QB.B-315)
検査
血算
-
- 血小板減少が門脈圧亢進の最初の徴候(HIM.1978)
- 白血球減少 ← 門脈圧亢進によるうっ血性の脾腫に伴う脾機能亢進。 骨髄での産生低下も原因らしい(出典不明)
血液生化学
-
- 総ビリルビン T-Bil:上昇
- アンモニア NH3:上昇
- Fischer比:低下
- 線維化マーカー (ヒアルロン酸、IV型コラ-ゲン):上昇
- 膠質反応(TTT,ZTT):上昇
- γグロブリン:上昇 ← 門脈血に含まれる細菌の抗原が肝臓をシャントしてリンパ組織に到達するためとされている(uptodate)
-
-
- 糖の処理障害により食後高血糖を来しやすく、糖尿病を発症しやすい。
- 低ナトリウム血症、血漿浸透圧低下 ← 血液中の水が間質に移動する結果、電解質も共に移動する。血液中には水が過剰となり、低ナトリウム血症、血症浸透圧低下となる。volume depletionに対してADHが主に作用するからか、あるいはH2Oが移動しやすいからなのかは不明。
免疫血清検査
- 多クローン性γグロブリン血症
- IgG:増加する傾向あり。 ← 門脈血が肝臓を通過せずにリンパ組織に流れ込む結果。著しく高値であったら自己免疫性肝炎。(参考1)
- IgM:高値であったら90-95%はPBCである。(参考1)
- 壊死、炎症が持続的に起きているから上がると解釈することもできる、みたい。
画像
- (US,CT, MRI,Angio,肝シンチ、上部消化管内視鏡)
腹腔鏡、肝生検
- 分枝鎖アミノ酸(branched chain amino acids, BCAA)と芳香族アミノ酸(aromatic amino acids; AAA)の分子比(モル比)
-
- 肝臓、末梢(筋肉など)でよく代謝される
- ほぼ肝臓で代謝される
診断
治療
- IMD 参考2 YN.B-47
- 治療のゴールは、(1)肝疾患の進展を遅らせたり治癒させること、(2)他の原因による肝臓障害を予防すること、(3)合併症の予防、(4)肝移植の時期を決定することである。
- 方針:原疾患の治療を行い、肝硬変の進展を抑えるように食事、生活療法を行う、非代償期には合併症の治療を行う。
- (1)肝疾患の進展を遅らせたり治癒させる:原疾患の治療を行う(自己免疫性肝炎であればステロイドや免疫抑制薬、アルコール性肝障害であれば禁酒、ウイルス性肝炎であれば病原体に応じた治療)。
- (2)他の原因による肝臓障害を予防する:肝臓に障害を与えないようにする(アルコール摂取、アセトアミノフェンの過剰服用)。予防接種を受ける(肝予備能がほとんど無ければA型肝炎、B型肝炎。肺炎球菌、インフルエンザウイルスに対する予防接種も考慮される。
- (3)合併症の予防:肝細胞癌、静脈瘤出血、特発性細菌性腹膜炎、肝腎症候群、肝性脳症、肝肺症候群
- (4)肝移植の時期を決定:
代償期
- 食後の安静、適切な熱量(25-30kcal/kg/日)で適切な蛋白質(1.2-1.5g/kg)の食事を摂取、ビタミンB、ビタミンK補充
- 肝庇護薬(ウルソデオキシコール酸、グリチルリチンなど)
非代償期
-
- 食塩制限(5-7g以下)。飲水制限(1L/day)(腹水貯留時)
- 蛋白質の補充:分枝鎖アミノ酸の多い食事、分枝鎖アミノ酸製剤の点滴。NH3が上昇するなど肝性脳症の危険があれば低蛋白食とする。
- 膠質浸透圧の維持:アルブミン製剤
- 早朝低血糖に対し、夜食を勧める(肝機能低下により糖新生↓のはず)。(出典不明)
- 利尿薬:抗アルドステロン薬(スピロノラクトン)、トルバプタン、フロセミド、サイアザイド → 後2者はhypokalemiaからmetabolic alkalosisを惹起、アンモニアのNH4+ ⇔ NH3 + H+の平衡を左に移行させてアンモニアの排泄を阻害、高アンモニア血症を増悪しうる(非イオン化状態では尿細管で再吸収されやすいはず)(出典不明)。
- 腹水濃縮再注入法
- 肝内門脈大循環シャント、腹膜静脈短絡術
- 食道静脈瘤の治療:内視鏡的食道静脈瘤硬化術・結紮術、外科的治療
- 肝性脳症の治療:腹水の食事療法に準じるが、NH3再吸収につながる便秘の予防に気をつける。
- 肝移植
予後
- 死因:(1)肝性脳症、(2)静脈瘤破綻、(3)肝癌合併
- (1),(2)の治療が発達したことにより、(3)での死亡が増加している。
参考
- 1. [charged] Diagnostic approach to the patient with cirrhosis - uptodate [1]
- 2. [charged] Overview of the complications, prognosis, and management of cirrhosis - uptodate [2]
国試
[★]
- 英
- melena
- ラ
- melaena
- 同
- タール便 tarry stool
- 関
- 消化管出血(上部消化管出血、下部消化管出血)、黒色便、赤色便。吐血
定義
- (広義)便の中に血液が含まれている状態:黒色便、タール便、粘血便、鮮血便 (ただし潜血便は含まれない)
- (狭義)タール便
狭義
下血
分類
頻度
- IMD.566
出血部位と便の性状
- IMD.567
[★]
- 英
- hematochezia, melena, bloody stool, hemorrhagic stool
- 関
- 下血、消化管出血
[show details]
血便
定義
- 曖昧かもしれない。文献によって定義が異なる。
- 血液の付着または混入が肉眼で確実に認められる糞便。
- 赤い血液の混じった便 (消化器疾患ビジュアルブック p.12) → つまりは大腸由来の出血(大腸出血)を示唆。だが、小腸出血が多量ならばあり得るけどな。
原因
[★]
- 英
- anus disease
- SSUR.566
概念
- 3大肛門疾患に痔瘻、裂肛、肛門周囲膿瘍・痔瘻がある。
肛門疾患
- 発生頻度は4.4%でその1/3が病院受診している。手術例で比較すると男性の方が女性より多い。40-60歳でピークとなり、20歳以下ではマレである。(ガイドライン 外来診療2012 p.429)
- 年齢・性差なくみられ、平均年齢は40歳である。後方正中線上が7割で、前方正中線上が1-2割である。前方正中線上のものは女性で多い。(ガイドライン 外来診療2012 p.429)
[★]
- 英
- external hemorrhoid
- 関
- 痔核、血栓性外痔核、内痔核
[show details]
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
- 疼痛:あり。血栓を形成して血栓性外痔核となって疼痛を来す。
- 治療:保存的治療。手術療法(切開、血栓除去
[★]
- 英
- hemorrhoidal herniation
- 関
- 痔核発作
failpicload@./t_image/096D017.JPG
[★]
- 英
- hemorrhoidectomy、((古))haemorrhoidectomy
- 関
- 痔核切除
[★]
- 英
- hemorrhoidalattack
- 同
- 痔核嵌頓 hemorrhoidal herniation
[★]
- 英
- hemorrhoidectomy
- 関
- ミリガン・モルガン手術
[★]
- 英
- nucleus, nuclei
- 同
- 細胞核
- 関
- 細胞