- 英
- superior cerebellar artery] (KH), SCA
- ラ
- arteria cerebelli superior
- 関
- 大脳動脈、脳底動脈、前下小脳動脈、後下小脳動脈、小脳の動脈、ウィリス動脈輪
- 図:N.132,134 KA.93
- 大脳半球と脳幹を見上げたとき、動眼神経を挟んで上方にあるのが後大脳動脈で、下方にあるのが上小脳動脈である (N.132)
由来
走行
- 大脳脚を取り囲みつつ後方に進み、小脳の上面に至る
- 橋上部で脳底動脈から分岐し、(200%){動眼神経};の(200%){下};を通って外側に向かう (N.134)
分布
枝
==臨床関連
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 不完全なクリッピングにより残存した脳動脈瘤に対する脳血管内手術の有用性
- 仁木 淳,鈴木 祥生,倉田 彰 [他],岩本 和久,中原 邦晶,佐藤 公俊,山田 勝,北原 孝雄,藤井 清孝,菅 信一
- 脳神経血管内治療 4(3), 140-145, 2010
- … れ,男性6例,女性11例,平均59歳であった.破裂瘤が10例,未破裂瘤が7例で,部位は後交通動脈瘤5例,後下小脳動脈分岐部動脈瘤4例,前交通動脈瘤4例,脳底動脈先端動脈瘤2例,中大脳動脈瘤と上小脳動脈分岐部動脈瘤各1例であった.クリップが瘤のネックを不完全に閉塞している症例をType A,クリップがドーム上にある症例をType B,クリップが動脈瘤から完全に離れている症例をType Cと分類した.【結果 …
- NAID 130002148721
- テント上脳内血腫を伴うクモ膜下出血を来した破裂上小脳動脈瘤の1例
- 経静脈的塞栓術によってくも膜下出血を来した上錐体静脈洞部硬膜動静脈瘻の1例
- 山浦 生也,尾崎 功,垣田 寛人,崔 永得,前田 行雄
- 脳神経血管内治療 3(1), 29-33, 2009
- … 療した後に ,くも膜下出血を来したSPS dAVFを報告する.【症例】65歳女性.激しい頭痛と浮動感にて発症し,頭部CTで脳室穿破を伴う小脳出血を認めた.脳血管撮影では内頚動脈海綿静脈洞部tentorial artery,上小脳動脈から流入し,主にSPSに流出するdAVFを認めた.瘻孔はテント切痕に存在する静脈に集中し,そのすぐ下流に存在する静脈瘤を経て主にSPSに流出していたが,一部は小脳出血の原因と考えられるpetrosal …
- NAID 130002148690
- 上小脳動脈灌流域の梗塞により Cerebellar cognitive affective syndrome を呈した1例
- 出口 一郎,荒木 信夫,前島 伸一郎,武田 英孝,古屋 大典,加藤 裕司,棚橋 紀夫
- 脳卒中 30(5), 749-754, 2008-09-25
- NAID 10024937110
Related Links
- 後下小脳動脈(こうかしょうのうどうみゃく、Posterior inferior cerebellar artery, PICA) は椎骨動脈の最大の枝であり、上小脳動脈、前下小脳動脈とともに小脳を栄養する主な 三つの動脈のうちのひとつ。以下文中ではこの動脈をPICAと表現する。
- 要旨:上 小脳動脈(SCA)領. 域梗塞8例 において,臨 床症状の分析 とMRIに. より,そ の 臨床. 的特徴を前下小脳動脈(AICA)領. 域,後 下小脳動脈(PICA)領. 域梗塞 と比較 検討 した.失 調. 性構音障害は6例(75%)に. 認められAICA群(25%),PICA群(13%)に.
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★リンクテーブル★
[★]
- 66歳の男性。今朝からのめまいと左上下肢のしびれとを主訴に来院した。右顔面の温痛覚の低下、顔面を除く左半身の温痛覚の低下および右半身の小脳失調を認める。四肢の運動麻痺は認めない。眼部の写真を以下に示す。
- 障害があるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101A042]←[国試_101]→[101A044]
[★]
- 50歳の女性。突然出現した右眼瞼下垂を主訴に来院した。複視と前頚部痛とを訴えており、脳動脈瘤が疑われた。
- 考えられる病変部位はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [098B004]←[国試_098]→[098B006]
[★]
- 英
- trigeminal nerve
- ラ
- nervus trigeminus
- 同
- CN V, fifth cranial nerve
- 関
- 脳神経。鰓弓
概念
核 (B.33)
- 三叉神経中脳路核
- 三叉神経主知覚核
- 三叉神経脊髄路核
支配
走行
枝
CN#
|
一般感覚性
|
臓性感覚性
|
特殊感覚性
|
体性運動性
|
臓性運動性
|
鰓弓運動性
|
神経細胞(中枢神経外)
|
神経細胞(中脳)
|
神経細胞(橋)
|
神経細胞(延髄)
|
神経細胞(脊髄)
|
○-< 節後ニューロン
|
頭蓋からの出口
|
分布と機能
|
V1
|
眼神経
|
○
|
|
|
|
|
|
三叉神経節
|
|
|
|
|
|
上眼窩裂
|
角膜、前頭部、頭皮、眼瞼、鼻の皮膚、鼻腔と副鼻腔の粘膜からの感覚
|
V2
|
上顎神経
|
○
|
|
|
|
|
|
三叉神経節
|
|
|
|
|
|
正円孔
|
上唇を含む上顎部の顔の皮膚、上顎の歯、鼻粘膜、上顎洞、口蓋の感覚
|
V3
|
下顎神経
|
○
|
|
|
|
|
|
三叉神経節
|
|
|
|
|
|
卵円孔
|
下唇を含む下顎と顔の外側部の皮膚、下顎の歯、顎関節、口の粘膜、舌の2/3の感覚
|
|
|
|
|
|
○
|
|
|
○
|
|
|
|
支配筋:咀嚼筋、顎舌骨筋、顎二腹筋の前腹、口蓋帆張筋、鼓膜張筋
|
臨床関連
[★]
- 英
- oculomotor nerve (KH), CN III
- ラ
- nervus oculomotorius
- 関
- 脳神経
概念
走行
"http://192.168.2.14/mediawiki/index.php/%E5%8B%95%E7%9C%BC%E7%A5%9E%E7%B5%8C" より作成
一般感覚性
|
臓性感覚性
|
特殊感覚性
|
体性運動性
|
臓性運動性
|
鰓弓運動性
|
神経細胞(中枢神経外)
|
神経細胞(中脳)
|
神経細胞(橋)
|
神経細胞(延髄)
|
神経細胞(脊髄)
|
○-< 節後ニューロン
|
頭蓋からの出口
|
分布と機能
|
|
|
|
○
|
|
|
|
○
|
|
|
|
|
上眼窩裂
|
支配筋:上直筋、下直筋、内側直筋、下斜筋
|
|
|
|
|
○
|
|
|
○
|
|
|
|
毛様体神経節
|
上眼窩裂
|
副交感神経:瞳孔収縮筋、毛様体筋
|
臨床関連
- 動眼神経麻痺 (M.602 KL.641,642 BET.367)
- 後交通動脈の動脈瘤が原因となりうる ← 大脳動脈輪の動脈瘤で二番目に多い
[★]
- 英
- oculomotor nerve paralysis, oculomotor paralysis, oculomotor palsy
- ラ
- paralysis oculomotoria
- 関
- 動眼神経
概念
病因
瘤
症状
- 滑車神経が支配する上斜筋、外転神経の支配する外直筋のみが眼球運動を支配するので、外転以外は困難となる。よって複視を生じる。
国試
[show details]
[★]
- 英
- trigeminal neuralgia
- ラ
- neuralgia trigeminus
- 同
- フォザーギル神経痛 フォサギル神経痛 Fothergill's neuralgia Fothergill neuralgia、顔面神経痛 facial neuralgia、tic douloureux
- 関
- 三叉神経
概念
- 「顔面神経痛」とか言わない
- 三叉神経の各分岐または分枝領域に突発的に激痛、または電撃痛が起こり、数秒後に消失する
- v2,3(39%), V2(18%), V3(15%), V1-3(15%)
- trigger zoneの刺激により起こる
病因
-
- 帯状ヘルペス後神経痛
- 動脈瘤による圧迫
- 腫瘍による圧迫
- 多発性硬化症
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
治療
- SCN.314
- 神経血管減圧術:三叉神経根進入部での圧迫血管を外科的に離す。痛みの消失率は70-80%。
[★]
- 英
- basilar artery (KL)
- ラ
- arteria basilaris
- 関
- ウィリス動脈輪
由来
走行
枝
臨床関連
[★]
- 英
- superficial temporalartery-superior cerebellar artery anastomosis
- 同
- STA-SCA吻合術 STA-SCAanastomosis、STA-SCAバイパス術 STA-SCA bypass
[★]
- 英
- cerebellum
発生
解剖
-
血管
機能概要
- 運動のタイミング決定と一つの運動から次の運動への急速な切り替え
機能
- ①運動開始に関与
- ②運動学習に関与
- ③多関節にわたる運動に関与
- ④フィードバックモード、フィードフォワードモードに関与
-
- 熟練した運動で、早く動かさないとき
- 素早い運動を行うとき。学習を行うとき
入力経路
障害 (KAPLAN USMLE STEP 1 QBOOK p.54)
障害
-
- 体幹失調=姿勢の制御不良
- 失調性歩行
- 注視方向への眼振(注意方向性眼振=注視眼振)
- Tomberg兆候(-)(両側をそろえて開眼して立つ、その後閉眼しても倒れない)
- 体幹筋失調による歩行障害(体幹歩行失調, 失調性歩行)
- 四肢の運動失調(協調運動障害)
- ①推尺障害
- ②変換運動障害
- ③運動解離
- ④共同運動不能
- ⑤失調性構音障害
臨床関連
[★]
- 英
- artery (Z)
- ラ
- arteria
- 関
- 静脈
[★]
- 英
- cerebral artery
- 関
- 大脳動脈