- 英
- posterior cerebral artery (KH), PCA
- ラ
- arteria cerebri posterior
- 関
- 前大脳動脈、中大脳動脈
- 図:KH.347(分布域) M.488(分布域) N.132-135
起始
走行
分布
- 側頭葉の先端を除く内部、側頭葉の外側面の下半分。後頭葉の外表面と内部の全て。頭頂葉のうち後頭葉寄りの外部と内部 (KH.347 KL.765の図から想像)
枝
- ref(artery_cerebral_base.png,大脳動脈)
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 解離性後大脳動脈瘤の臨床的検討 : 特に治療法および予後について
- 新野 清人,永廣 信治,西出 俊二郎
- 脳卒中の外科 = Surgery for cerebral stroke 38(2), 95-100, 2010-03-31
- NAID 10026192582
- OA-PCA吻合術と coiling 後に広範な脳梗塞をきたした後大脳動脈瘤の1例
- 村井 保夫,足立 好司,吉田 陽一,寺本 明,水成 隆之
- 脳卒中の外科 = Surgery for cerebral stroke 38(1), 52-56, 2010-01-31
- NAID 10025952098
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★リンクテーブル★
[★]
- 次の文を読み、16~18の問いに答えよ。
- 70歳の男性。言動の異常に気付いた家族に付き添われて来院した。
- 現病歴 : 2日前の午後、急に会話がチンプンカンプンとなり、落ちつきがなくなった。昨日は症状がやや改善したようにみえたが、今朝になっても奇妙な言動が続いている。
- 既往歴 : 10年前から高脂血症の治療を受けている。また、不整脈を指摘されたことがある。
- 家族歴 : 母親と兄とに高血圧症がある。
- 現症 : 身長160cm、体重67kg。体温36.0℃。呼吸数17/分。脈拍68/分、不整。血圧160/68mmHg。意識は清明で発話量は多いが、質問に対する答えはトンチンカンである。項部硬直はない。顔面、舌および四肢に麻痺を認めない。「口を開けて舌を出して下さい。」と命じても別の動作をする。頚部血管雑音は聴取しない。心雑音はなく、呼吸音は清である。腹部に特記すべき所見はない。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球520万、Hb 15.7g/dl、Ht47%、白血球7,700、血小板29万。血清生化学所見:空腹時血糖94mg/dl、総蛋白7.0g/dl、アルブミン3.8g/dl、尿素窒素16mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl、総コレステロール210 mg/dl、総ビリルビン0.7 mg/dl、AST(GOT)37単位(基準40以下)、ALT(GPT)45単位(基準35以下)、Na142mEq/l、K4.4mEq/l、Cl104mEq/l。CRP0.2mg/dl(基準0.3以下)。胸部エックス線写真では心胸郭比64%、肺野に異常はない。心電図で心房細動を認める。脳波では基礎律動は9Hzのα波で、左側頭部に徐波が出現する。頭部単純CT(別冊No.3)を別に示す。
- 頭部単純CTで認められる病変部位の支配血管はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [096C016]←[国試_096]→[096C018]
[★]
- 66歳の男性。今朝からのめまいと左上下肢のしびれとを主訴に来院した。右顔面の温痛覚の低下、顔面を除く左半身の温痛覚の低下および右半身の小脳失調を認める。四肢の運動麻痺は認めない。眼部の写真を以下に示す。
- 障害があるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101A042]←[国試_101]→[101A044]
[★]
- 頭部外傷患者の受傷後4時間の頭部単純CT(別冊No. 7)を別に示す。
- 出血源として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109I023]←[国試_109]→[109I025]
[★]
- 頭部MRA(別冊No.1)を別に示す。
- 矢印で示す血管はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105B005]←[国試_105]→[105B007]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105G035]←[国試_105]→[105G037]
[★]
- 英
- oculomotor nerve (KH), CN III
- ラ
- nervus oculomotorius
- 関
- 脳神経
概念
走行
"http://192.168.2.14/mediawiki/index.php/%E5%8B%95%E7%9C%BC%E7%A5%9E%E7%B5%8C" より作成
一般感覚性
|
臓性感覚性
|
特殊感覚性
|
体性運動性
|
臓性運動性
|
鰓弓運動性
|
神経細胞(中枢神経外)
|
神経細胞(中脳)
|
神経細胞(橋)
|
神経細胞(延髄)
|
神経細胞(脊髄)
|
○-< 節後ニューロン
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頭蓋からの出口
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分布と機能
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|
|
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○
|
|
|
|
○
|
|
|
|
|
上眼窩裂
|
支配筋:上直筋、下直筋、内側直筋、下斜筋
|
|
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|
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○
|
|
|
○
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|
|
|
毛様体神経節
|
上眼窩裂
|
副交感神経:瞳孔収縮筋、毛様体筋
|
臨床関連
- 動眼神経麻痺 (M.602 KL.641,642 BET.367)
- 後交通動脈の動脈瘤が原因となりうる ← 大脳動脈輪の動脈瘤で二番目に多い
[★]
- 英
- anterior cerebral artery (N), ACA
- ラ
- arteria cerebri anterior
- 関
- 中大脳動脈、後大脳動脈
- 図:KH.347(分布) N.130(頭蓋内) N.132-135
起始
走行
- 内頚動脈から前方に向かって分岐し、視神経の奥(大脳を下部から見て)に潜り前方かつ正中に向かう。正中付近で前交通動脈を出して交通しつつ両側性に脳梁の正面に沿って脳梁幹の半分以上進む。その間、大脳縦裂の外に向かって枝を出す。終枝は後大脳動脈と吻合しうる。(N.132-135の図から想像)
分布
枝
臨床関連
- hypesthesia and paresis of the contralateral lower extremity
[★]
- 英
- superior cerebellar artery] (KH), SCA
- ラ
- arteria cerebelli superior
- 関
- 大脳動脈、脳底動脈、前下小脳動脈、後下小脳動脈、小脳の動脈、ウィリス動脈輪
- 図:N.132,134 KA.93
- 大脳半球と脳幹を見上げたとき、動眼神経を挟んで上方にあるのが後大脳動脈で、下方にあるのが上小脳動脈である (N.132)
由来
走行
- 大脳脚を取り囲みつつ後方に進み、小脳の上面に至る
- 橋上部で脳底動脈から分岐し、(200%){動眼神経};の(200%){下};を通って外側に向かう (N.134)
分布
枝
==臨床関連
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- basilar artery (KL)
- ラ
- arteria basilaris
- 関
- ウィリス動脈輪
由来
走行
枝
臨床関連
[★]
- 英
- choroid plexus of lateral ventricle
- 関
- 脈絡叢、側脳室
血管
[★]
- 英
- perforating branches of the posterior cerebral artery
- 関
- 後大脳動脈
[★]
- 英
- posterior cerebral artery infarction
[★]
- 英
- cerebrum
- 関
- 脳、ブロードマン野
感覚野、運動野
発生学
機能障害
|
優位半球
|
劣位半球
|
左
|
右
|
側頭葉
|
感覚性失語、Wernicke失語、同名性上1/4半盲
|
頭頂葉
|
対側の感覚
|
ゲルストマン症候群(手指失認、左右識別障害、失算、失書)
|
半側空間無視、病態失認、自己身体失認など
|
前頭葉
|
対側の運動麻痺、眼球運動(対側への追視)障害、運動性失語、知的及び精神的高次機能障害など
|
後頭葉
|
対側の同名半盲、両側後頭葉の障害ではアントン症候群
|
小脳
|
筋共同運動障害、運動・平衡障害に関係し、運動失調を呈する。測定異常、反復拮抗運動障害、筋緊張低下、運動過多、歩行異常、異常姿勢、発語障害、眼振など
|
[★]
- 英
- cerebral artery (KL)
- 関
- 大脳
種類
- ref(artery_cerebral_base.png,[大脳動脈])
[★]
- 英
- artery (Z)
- ラ
- arteria
- 関
- 静脈
[★]
- 英
- cerebral artery
- 関
- 大脳動脈