ヘパリン起因性血小板減少症
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Japanese Journal
- Atypical Clinical Presentation of Thrombotic Thrombocytopenic Purpura Just after Percutaneous Coronary Intervention
- Saito Junichi,Hashiba Eiji,Okawa Hirobumi,Tsubo Toshihito,Ishihara Hironori,Hirota Kazuyoshi
- 弘前醫學 62(2/3/4), 199-204, 2011
- Thrombotic thrombocytopenic purpura (TTP) is a life-threatening illness associated with cardiovascularsurgery, infection and medications. We report a case of a 77-year-old female patient with acute my …
- NAID 110008754266
- 5. HIT(ヘパリン誘発性血小板減少症)が疑われ, 治療に難渋した急性冠症候群の一例(第23回北関東胸部疾患研究会)
- 月岡 大吾,杉戸 美勝,山岸 高広,田中 伸幸,江熊 広海,安原 清光,大木 聡,大林 民幸
- The KITAKANTO medical journal 55(4), 396, 2005-11-01
- NAID 110002323255
Related Links
- 疾患の解説と現状について掲載。
- 臨床サイドからみたヘパリン起因性血小板減少症. ◆はじめに. 血小板減少は臨床検査 において経験する頻度が高い病態である。白血病や再生不良性貧血などの血液疾患、 敗血症、DlC、多臓器不全、hemodilution、脾機能亢進、などが原因であることが多い ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- thrombocytopenia, thrombopenia
- 同
- 血小板減少
- 関
- 血小板、血小板輸血、血小板増加症
分類
原因
-
- UCSF p.307
アプローチ
[★]
- 英
- heparin-induced thrombocytopenia, HIT
- 同
- ヘパリン誘発性血小板減少症
- ICD-10
- D69.5
- 続発性血小板減少症
[show details]
ヘパリン惹起性血小板減少症 : 約 5,660 件
ヘパリン誘発性血小板減少症 : 約 10,300 件
ヘパリン起因性血小板減少症 : 約 12,700 件
ヘパリン惹起血小板減少症 : 6 件
ヘパリン誘発血小板減少症 : 70 件
ヘパリン起因血小板減少症 : nothing
[★]
- 英
- platelet (Z), blood platelet (Z), PLT
- 同
- 栓球 thrombocyte
- 関
- 血小板血栓。血小板数 platelet count PLC
- GOO. 1468(血小板凝集 platelet aggregation)
- 半減期:1週間(異常値の出るメカニズム第2版)。4日 (SP.505)。
- 寿命:10日
- 体積:5-10 fl
- 直径:2-5μm。
- 無核。
基準値
- 15万 - 40万 /μl (2007前期解剖学授業プリント, SP.505)
- 15万 - 35万 /μl (2007前期生理学授業プリント, PT.233)
新生児
- 出典不明
産生組織
- トロンボポエチンにより巨核球の細胞質がちぎれて血流に放出される (SP.505)
貯蔵組織
組織学
- P-セレクチンを膜上に持つ
- フィブリノーゲン、フィブロネクチン、第V因子、第VIII因子、platelet factor 4、PDGF、TGF-α (BPT.89)
- ADP、ATP、Ca2+、ヒスタミン、セロトニン、エピネフリン (BPT.89)
機能 (SAN.236-237)
1.一次止血
- TXA2,セロトニンは血管収縮作用
- ADP, TXA2,セロトニンは血小板凝集
- 血小板のGpIIb/GpIIIa複合体がフィブリノゲンと結合し編み目を形成
2.血液凝固の促進
3.毛細血管機能の維持
- 毛細血管内皮細胞に融合し血管内皮を補強している → 血小板減少により点状出血を来すことになる。
膜タンパク
血小板減少による症状
- 5-10万 :症状なし-やや止血しにくい程度
- 2-3万 :下肢に点状出血 (→皮下出血)
- 1万以下 :粘膜出血→臓器出血の危険あり
検査
- 抗凝固剤としてEDTAを用いた場合、EDTA依存性偽血小板減少をきたすことがある。
臨床関連
数の異常
機能の異常
[★]
- 英
- heparin
- 化
- ヘパリンナトリウム、ヘパリンカルシウム
- 商
- カプロシン、ヘパフィルド、ペミロック、デリバデクス、ノボ・ヘパリン、ヘパフラッシュ。(軟膏)ペセタ
- 関
- 血液凝固因子、抗凝固薬(抗凝血薬)
構造
作用機序
薬効薬理
- カプロシン注2万単位/20mL/**カプロシン注5万単位/50mL/**カプロシン注10万単位/100mL
- (1) ヘパリンはO-及びN-硫酸基を持ったムコ多糖類で、その強い陰イオン活性によって蛋白質と反応し、抗凝血作用をあらわす。
- (2) ヘパリンは、ヘパリンCo-factor(Antithrombin III)と結合することにより、種々の活性化凝固因子(トロンビン、Xa、IXa、XIa、XIIa)に対する阻害作用を促進して抗凝血作用を発揮する。
薬理作用
動態
相互作用
臨床検査
- 赤沈、血液生化学検査の採血の際、抗凝固薬として用いる。 ← 血算にはEDTA・2Kを用いる。ヘパリンを用いると血小板が凝集してしまう。
ヘパリンとワルファリンの比較
- http://kusuri-jouhou.com/pharmacology/myocardial-infarction.htmlより
- also see YN.G-96
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ワルファリン
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ヘパリン
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投与方法
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経口可能
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注射のみ
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in vitro
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有効
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有効
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in vivo
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有効
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無効
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その他
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遅行性(12~36時間有する)
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ヘパリナーゼ(肝臓)で分解
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持続性(2~5日有効)
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参考
- カプロシン注2万単位/20mL/**カプロシン注5万単位/50mL/**カプロシン注10万単位/100mL
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3334400A5033_1_01/3334400A5033_1_01?view=body
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- inducible、provocative
- 関
- 吸入誘発、誘導性、誘導可能、誘導型
[★]
- 英
- sis, pathy