- gyneco mastia
- 英
- gynecomastia
- 同
- 女性化乳房症
病因 (HIM.2318)
- 1. アンドロゲンの不足→↑estrogen/androgen ratio→女性化乳房
- 2. アンドロゲンの不応症?(angrogen insensitivity disorgers
- 3. エストロゲンの過剰産生
- including Sertoli cell tumors in isolation or in association with Peutz-Jegher syndrome or Carney complex
- tumors that produce hCG, including some testicular tumors, stimulate Leydig cell estrogen synthesis.
- 4. アロマターゼの基質の増加:アンドロステンジオンの増加
- CAH, 甲状腺機能亢進症、most feminizing adrenal tumors
- liver diseaseによるアンドロステンジオンの異化の低下
生理的女性化乳房
- SPE.11 QB.O-27 101B080
- 男性でも13-14歳際頃に乳腺の肥大、乳房の腫大、腫大部の疼痛を認める
WordNet
- excessive development of the breasts in males; usually the result of hormonal imbalance or treatment with certain drugs (including some antihypertensives)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/02/12 13:18:16」(JST)
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女性化乳房(じょせいかにゅうぼう、英: Gynecomastia)は、男性の胸部が女性の乳房のように隆起する症状。 それに伴い乳首、乳輪も女性化し、稀に母乳の様な乳汁分泌物が溢れる場合もあるが個人差が出る。
後述の理由による真性と、肥満による偽性がある。女性化乳房自体は生命維持に影響しないが、乳癌のおそれや、後述の通り、精巣腫瘍や肝機能低下の症状である可能性もある。
最も多いのは特に理由のない「特発性女性化乳房」と言われるタイプのものであり、健康上の問題はないことから、乳房が極端に大きくならないかぎり放置されることも多い。
女性化乳房減量手術は美容整形の範疇で健康保険が使えないとの書き込みも見るが、全ての病院で断られるわけではなく大学病院などの形成外科では患者のQOLを考えて健康保険が使え、乳腺と脂肪の吸引手術が行われる場合もある。健康保険が適用になれば生命保険の手術給付金の対象となり、入院すればそれも給付される(加入している生命保険の給付条件による)。健康保険が適用されると4日ほどの入院で約11万前後と言われている。自由診療報酬での手術(美容整形外科)では自己負担が70万以上となる場合がある。
目次
- 1 真性
- 1.1 ホルモンバランスの乱れによるもの
- 1.2 その他の理由
- 1.3 治療方法
- 2 偽性
- 3 関連項目
- 4 脚注
|
真性
真性の女性化乳房は女性と同じように乳腺の発達(女体化)で起こる。乳首の中にしこりができたようになり痛みもあるため乳癌と間違うこともある。男性が「乳首にしこりができた」と病院で診察を受けると女性化乳房であることがある。中にはブラジャー(メンズブラ)が必要なほど大きくなる例もある。
思春期初期の男子にも見られ、女子の乳房の成長のTannerで第3段階(第一乳房期・第二乳房期)並になることも珍しくない。これは思春期初期に男性ホルモンに比べて女性ホルモンの分泌が相対的に多くなるためで、後に男性ホルモンの分泌が増えてくると1-2年で消失する[1]。
ホルモンバランスの乱れによるもの
- 肝機能の低下
- 男性にも女性ホルモンがあるが、肝臓で分解・処理される。肝機能が低下すると、女性ホルモンが増える。
- 女性ホルモンに似た働きをする薬物の摂取
- 一部の薬には女性ホルモンに似た作用がある。例として前立腺疾患治療薬、男性型禿髪症治療薬などが挙げられる。
- 思春期や更年期のホルモンバランスの乱れ
- 思春期・更年期にはホルモンバランスが乱れることがある。
- 男性ホルモンの過剰投与
- いわゆるドーピングにおいて男性ホルモンを過剰投与した場合男性ホルモンが女性ホルモンに代謝されること(芳香化)があり、このため男性の乳房が女性化する。
- 女性ホルモンの過剰投与
- こちらもドーピングにおいて女性ホルモンを過剰投与した場合、乳腺が刺激され胸が発達(ホルモン胸)する。
その他の理由
- 遺伝的要因
- クラインフェルター症候群、アロマターゼ過剰症など。
- 原因不明(特発性女性化乳房)
- 顕著なホルモンバランスの崩れがみられないにもかかわらず、男性の乳房が肥大することがある。成人の女性化乳房の症例ではこの特発性が最も多い。
- 精巣腫瘍
詳細は「精巣腫瘍」を参照
治療方法
消失しない場合の根治療は外科手術となる。手術は乳輪の下半分を切り、そこから乳腺と脂肪を吸引する。大学病院の場合は全身麻酔で、4日~7日間の入院が必要となる場合もある。自由診療の美容整形外科病院の場合は部分麻酔で日帰り手術が主体のようである。術後3日間はドレン(術後の血が出てくるのを貯める袋を付ける)を付けている場合が多いので入院の方が安心であると言える。
術後は約1ヶ月程度は腫れるが、時間た経つにつれ腫れも徐々にひき、乳輪が出た状態は消える。腫れを抑えるには圧迫することが重要と言われている。
偽性
肥満で乳部が脂肪により肥大化すること、真性と違い乳腺の発達による成長は見られない。 一般的に見受けられる大半がこちらだと言われている。
関連項目
|
ウィキメディア・コモンズには、女性化乳房に関連するメディアがあります。 |
- メンズブラ
- 乳腺
- 胸
- ニューハーフ
- 乳癌
- 乳房
- 母乳
- エストロゲン
- 女性ホルモン
- 巨乳
- 乳首
- 乳輪
- モントゴメリー腺
- 思春期乳腺肥大症
- 女体化
脚注
- ^ 思春期の発現・大山健司
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 牛車腎気丸により女性化乳房が出現したI型糖尿病の一例
- 研究・症例 異所性複数ホルモン(hCG/PRL)産生肺大細胞癌の1例
- 臨床例 スピロノラクトンによる疼痛を伴った女性化乳房がエプレレノンに変更後改善した原発性アルドステロン症の1例
Related Links
- 女性化乳房症とは? ・男性の乳腺の片方あるいは両方が女性の乳房のように発育、 肥大 したもの。 ・原因は男性ホルモン(アンドロゲン)が女性ホルモン(エストロゲン) に 比べて相対的に減少しているホルモン環境の変化が大きく関与して いるといわれている 。
- 女性化乳房症(乳腺肥大症)の治療、手術専門クリニック 東京の銀座みゆき通り美容 外科のサイトです。
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★リンクテーブル★
[★]
- 次の文を読み、64-66の問いに答えよ。
- 51歳の男性。口渇、多飲および全身倦怠感を主訴に来院した。
- 現病歴 1か月前から口渇が出現し、清涼飲料水を多飲している。2週前から全身倦怠感を自覚している。
- 既往歴 1年前にC型肝炎で、インターフェロンα-2bとリバビリンとの治療が開始され、1か月前に終了した。
- 生活歴 喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
- 家族歴 特記すべきことはない。
- 現症 意識は清明。身長 162cm、体重 57kg、体温 36.9℃。脈拍 92/分、整。血圧 142/86mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
- 検査所見 尿所見:蛋白(±)、糖2+、ケトン体2+。血液所見: 赤血球 451万、Hb 12.6g/dl、Ht 40%、白血球 4,300(好中球39%、好酸球2%、好塩基球1%、単球6%、リンパ球52%)、血小板 13万。血液・尿生化学所見: 血糖 626mg/dl、HbA1c 12.5%、総蛋白 7.3g/dl、アルブミン 3.9g/dl、尿素窒素 10.2mg/dl、クレアチニン 0.8mg/dl、尿酸 6.9mg/dl、総コレステロール 241mg/dl、トリグリセリド 239mg/dl、総ビリルビン 0.3mg/dl、AST 37IU/l、ALT 38IU/l、LD 181IU/l(基準176-353)、ALP 215IU/l(基準115-359)、Na 140mEq/l、K 5.1mEq/l、Cl 102mEq/l、FT3 2.9pg/m/(基準2.5-4.5)、FT4 1.1ng/dl(基準0.8-2.2)、尿中アルブミン 208mg/g・Cr(基準22以下)。CRP 1.2mg/dl。24時間クレアチニンクリアランス 78mg/分(基準90以上)。
[正答]
※国試ナビ4※ [104G063]←[国試_104]→[104G065]
[★]
- 次の文を読み、13~15の問いに答えよ。
- 62歳の男性。今朝、突然、吐血をしたため来院した。
- 現病歴 :15年前に近医で肝障害を指摘されたが、放置していた。
- 既往歴 :特記すべきことはない。輸血歴なし。機会飲酒のみ。
- 現症 : 意識は清明。身長168cm、体重67kg。体温36.2℃。脈拍72/分、整。血圧128/62mmHg。眼瞼結膜に貧血はなく、眼球結膜に黄染を認めない。腹部は平坦、軟で、肝を正中に4cm触知する。脾は触知しない。
- 検査所見:血液所見:赤血球392万、Hb12.2g/dl、Ht38%、白血球3,100、血小板7万、プロトロンビン時間62%(基準80~120)。
- 血清生化学所見:総蛋白6.8g/dl、アルブミン3.3 g/dl、総コレステロール173 mg/dl、総ビリルビン1.8mg/dl、AST45単位、ALT25単位、LDH288単位(基準176~353)、アルカリホスファターゼ245単位(基準260以下)、γ-GTP45単位(基準8~50)。免疫学所見:HBs抗原陰性、HCV抗体陽性、抗核抗体陰性、抗ミトコンドリア抗体陰性、α-フェトプロテイン2,800ng/ml(基準20以下)。 ICG試験(15分値)32%(基準10以下)。静脈路を確保したうえで行った食道内視鏡写真を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [099I013]←[国試_099]→[099I015]
[★]
- 統合失調症治療薬の副作用で最も出現頻度が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105G068]←[国試_105]→[105I001]
[★]
- 乳房の腫大を認める15歳の男子でみられるのはどれか。2つ選べ。
- a. 低身長
- b. 陰毛脱落
- c. 血性乳頭分泌
- d. 腫大部の疼痛
- e. 陰嚢の色素沈着
[正答]
※国試ナビ4※ [101B079]←[国試_101]→[101B081]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [114C033]←[国試_114]→[114C035]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [110D001]←[国試_110]→[110D003]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [099D085]←[国試_099]→[099D087]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [100G080]←[国試_100]→[100G082]
[★]
- 英
- cirrhosis of liver (M), liver cirrhosis LC, cirrhosis
- 関
- 肝臓
定義
(アトラス肝臓病 金原出版 谷川久一、阿部弘彦 昭和62年1月30日 p.57)
- 1. 肝細胞死が原因で、びまん性の結合組織増生が肝臓全域に見られる
- 2. 肝実質の結節性再生と小葉構造の改築が認められるもの
概念
- 肝硬変はびまん性に線維化した肝病変の終末像であり、慢性肝炎とともにもっともしばしばみられる肝の病態である。臨床的には様々な程度の肝細胞機能不全状態と門脈圧亢進症による症状がみられる慢性疾患である。
疫学
- 人口10万人あたりの死亡率12.5人
- 45-59歳の男性では死亡順位第4位
- 西日本に多い
病因
病理
- 炎症による細胞の破壊と再生を繰り返す結果、再生した肝細胞と新たに形成された線維性の隔壁を有する結節が形成され(再生結節)、肝硬変となる。(BPT.647)
- ウイルス性肝炎の慢性化による肝硬変では、3mm以上の結節がみられる(macronodular cirrhosis)。
- アルコール性肝炎の慢性化による肝硬変では、平均3mmの結節がみられる(micronodular cirrhosis)。
病態生理
- 肝機能低下により(1)エストロゲンの肝臓における異化が低下、(2)アルブミン合成能が低下、(3)門脈圧亢進が起こる。(1)によるエストロゲンなどの血管拡張因子により血管が拡張し循環血漿量が減少する。(2)による膠質浸透圧の低下はサードスペースへの体液移動を引き起こしさらに循環血漿量を低下させる。これには(3)も相加的に作用すると思われる。循環血漿量の低下はRAA系の亢進をきたし、アルドステロンによるNa、水の貯留引き起こす。
- 非代償性肝硬変では、肝網内系(クッパー細胞など)の機能低下、白血球減少による易感染性を呈する。
症状
合併症
- 参考2
身体所見
[show details]
- 腹部:脾腫 ← 門脈圧と脾腫の程度は相関しない (QB.B-315)
検査
血算
-
- 血小板減少が門脈圧亢進の最初の徴候(HIM.1978)
- 白血球減少 ← 門脈圧亢進によるうっ血性の脾腫に伴う脾機能亢進。 骨髄での産生低下も原因らしい(出典不明)
血液生化学
-
- 総ビリルビン T-Bil:上昇
- アンモニア NH3:上昇
- Fischer比:低下
- 線維化マーカー (ヒアルロン酸、IV型コラ-ゲン):上昇
- 膠質反応(TTT,ZTT):上昇
- γグロブリン:上昇 ← 門脈血に含まれる細菌の抗原が肝臓をシャントしてリンパ組織に到達するためとされている(uptodate)
-
-
- 糖の処理障害により食後高血糖を来しやすく、糖尿病を発症しやすい。
- 低ナトリウム血症、血漿浸透圧低下 ← 血液中の水が間質に移動する結果、電解質も共に移動する。血液中には水が過剰となり、低ナトリウム血症、血症浸透圧低下となる。volume depletionに対してADHが主に作用するからか、あるいはH2Oが移動しやすいからなのかは不明。
免疫血清検査
- 多クローン性γグロブリン血症
- IgG:増加する傾向あり。 ← 門脈血が肝臓を通過せずにリンパ組織に流れ込む結果。著しく高値であったら自己免疫性肝炎。(参考1)
- IgM:高値であったら90-95%はPBCである。(参考1)
- 壊死、炎症が持続的に起きているから上がると解釈することもできる、みたい。
画像
- (US,CT, MRI,Angio,肝シンチ、上部消化管内視鏡)
腹腔鏡、肝生検
- 分枝鎖アミノ酸(branched chain amino acids, BCAA)と芳香族アミノ酸(aromatic amino acids; AAA)の分子比(モル比)
-
- 肝臓、末梢(筋肉など)でよく代謝される
- ほぼ肝臓で代謝される
診断
治療
- IMD 参考2 YN.B-47
- 治療のゴールは、(1)肝疾患の進展を遅らせたり治癒させること、(2)他の原因による肝臓障害を予防すること、(3)合併症の予防、(4)肝移植の時期を決定することである。
- 方針:原疾患の治療を行い、肝硬変の進展を抑えるように食事、生活療法を行う、非代償期には合併症の治療を行う。
- (1)肝疾患の進展を遅らせたり治癒させる:原疾患の治療を行う(自己免疫性肝炎であればステロイドや免疫抑制薬、アルコール性肝障害であれば禁酒、ウイルス性肝炎であれば病原体に応じた治療)。
- (2)他の原因による肝臓障害を予防する:肝臓に障害を与えないようにする(アルコール摂取、アセトアミノフェンの過剰服用)。予防接種を受ける(肝予備能がほとんど無ければA型肝炎、B型肝炎。肺炎球菌、インフルエンザウイルスに対する予防接種も考慮される。
- (3)合併症の予防:肝細胞癌、静脈瘤出血、特発性細菌性腹膜炎、肝腎症候群、肝性脳症、肝肺症候群
- (4)肝移植の時期を決定:
代償期
- 食後の安静、適切な熱量(25-30kcal/kg/日)で適切な蛋白質(1.2-1.5g/kg)の食事を摂取、ビタミンB、ビタミンK補充
- 肝庇護薬(ウルソデオキシコール酸、グリチルリチンなど)
非代償期
-
- 食塩制限(5-7g以下)。飲水制限(1L/day)(腹水貯留時)
- 蛋白質の補充:分枝鎖アミノ酸の多い食事、分枝鎖アミノ酸製剤の点滴。NH3が上昇するなど肝性脳症の危険があれば低蛋白食とする。
- 膠質浸透圧の維持:アルブミン製剤
- 早朝低血糖に対し、夜食を勧める(肝機能低下により糖新生↓のはず)。(出典不明)
- 利尿薬:抗アルドステロン薬(スピロノラクトン)、トルバプタン、フロセミド、サイアザイド → 後2者はhypokalemiaからmetabolic alkalosisを惹起、アンモニアのNH4+ ⇔ NH3 + H+の平衡を左に移行させてアンモニアの排泄を阻害、高アンモニア血症を増悪しうる(非イオン化状態では尿細管で再吸収されやすいはず)(出典不明)。
- 腹水濃縮再注入法
- 肝内門脈大循環シャント、腹膜静脈短絡術
- 食道静脈瘤の治療:内視鏡的食道静脈瘤硬化術・結紮術、外科的治療
- 肝性脳症の治療:腹水の食事療法に準じるが、NH3再吸収につながる便秘の予防に気をつける。
- 肝移植
予後
- 死因:(1)肝性脳症、(2)静脈瘤破綻、(3)肝癌合併
- (1),(2)の治療が発達したことにより、(3)での死亡が増加している。
参考
- 1. [charged] Diagnostic approach to the patient with cirrhosis - uptodate [1]
- 2. [charged] Overview of the complications, prognosis, and management of cirrhosis - uptodate [2]
国試
[★]
- 英
- digitalis
- 関
- 強心薬、強心配糖体, cardiac glycosides、ジギタリス効果。メチルジゴキシン、ジゴキシン、ジギトキシン
|
effect expression
|
max ffect
|
sustain
|
half-time
|
absorbance
|
excertion
|
治療域血中濃度
|
ジゴキシン
|
-1hr
|
3-6hr
|
2-6day
|
36hr
|
60-85%
|
kidney
|
1-2 ng/ml
|
ジギトキシン
|
1-4hr
|
5-10hr
|
2-3week
|
4-5day
|
90-100%
|
liver
|
10-25 ng/ml
|
特徴
構造
薬理作用
- 1. 心筋収縮の増強 (mechanical effect)
- 2. 房室結節で不応期を延長 (electrical effect)
- 洞房結節での伝導速度が低下し、不応期が延長する → だから上室性頻拍のおいて心拍数を下げることができるし、リエントリー性の上室性頻拍を洞調律に戻すことができる。
作用機序
房室結節で不応期を延長 (mechanical effect)
- →心筋収縮を増強する
房室結節で不応期を延長 (electrical effect)
- →房室結節をブロックする。
- 1. 心臓組織に直接作用
- 2. 自律神経に作用し、副交感神経の緊張亢進、交感神経の活動性抑制
動態
- ジゴキシンは腎代謝で半減期が短い。治療濃度 1-2ng/ml
- ジギトキシンは肝代謝で半減期が長い。
適応
- 心不全患者の心不全入院を減らす。予後は改善しない。
- AFを伴うHFでは、心室レートをコントロールし十分な心室充満圧を得るためにジギタリスが用いられる。(ジゴキシンは1-2ng/mlで用いる)
注意
- 低カルシウム血症、腎機能低下例、薬物相互作用に注意
禁忌
YN.C-59
副作用
- also see GOO.922
[★]
- 英
- Kallmann's syndrome Kallmann syndrome
- 同
- Kallmann症候群
概念
遺伝
病態
- 視床下部の先天性の形成異常(神経核の欠損など)を来して、GnRHの分泌低下と嗅覚の異常を呈する。
症候
検査
鑑別疾患
治療
- 挙児を希望する場合にはhCG-hMG療法やGnRHの間欠投与
参考
- 1. [charged] 先天性性腺刺激ホルモン放出ホルモン欠乏症(特発性低ゴナドトロピン性性腺機能低下) - uptodate [3]
OMIM
- 1: #308700. KALLMANN SYNDROME 1; KAL1; Gene map locus Xp22.3
- http://omim.org/entry/308700
- 2: #147950. KALLMANN SYNDROME 2; KAL2; Gene map locus 8p11.2-p11.1
- http://omim.org/entry/147950
- 3: #244200. KALLMANN SYNDROME 3; KAL3; Gene map locus 20p13
- http://omim.org/entry/244200
- 4: #610628. KALLMANN SYNDROME 4; KAL4; Gene map locus 3p21.1
- http://omim.org/entry/610628
- 5: #612370. KALLMANN SYNDROME 5; KAL5; Gene map locus 8q12.1
- http://omim.org/entry/612370
- 6: #612702. KALLMANN SYNDROME 6; KAL6; Gene map locus 10q24
- http://omim.org/entry/612702
国試
[★]
- ~な乳房/乳腺がある状態、~個の乳房/乳腺がある状態
[★]
[★]
- 英
- breast
- 関
- 二次性徴
動脈
- 内胸動脈←鎖骨下動脈:内側乳腺枝
- 外側胸動脈←腋窩動脈
- 胸肩峰動脈←腋窩動脈
- 肋間動脈←胸大動脈:外側乳腺枝
部位名
- 参考1
- 乳房を正面から見て乳首を中心に縦、横で4分割する。上内側がA、下内側がB、上外側がC、下外側がD、乳輪部がE、C領域の腋窩に向かう上外側の領域がC'と呼ばれる。
参考
- http://www.bms.co.jp/nyugan/info/02_03_01.html
[★]
- 英
- woman、women、female sex、female
- 関
- オス、雌性、メス、女、女子、雌
[★]
- 英
- chamber、tuft
- 関
- チェンバー、チャンバ、チャンバー、容器
[★]
- 英
- feminization、feminize