- 英
- mastopathy
- 同
- 乳房線維嚢胞症 fibrocystic disease of breast, mammary dysplasia, fibrocystic disease
- 関
- G9M.202
- エストロゲンとプロゲステロンの不均衡(エストロゲンが過剰な状態)
- 乳房の乳腺に腫瘤・硬結を触れる
- 月経前に悪化し、月経後に軽快する → 女性ホルモンの関与
- 腫瘤部に圧痛を有し、乳頭からは乳汁用の分泌物がみられる。
- 触診で乳房に多くは両側性で弾性・軟~硬の可動性ある腫瘤を認める。
- マンモグラフィー:不均一高濃度乳腺、散在性石灰化
- 超音波エコー:豹紋状エコー
- 経過観察:閉経を迎えると消失するため
- 乳房痛が強いときにはダナゾールを用いることがある。
参考
- http://www.marianna-u.ac.jp/breast/03_breast_cancer_i/index4.html
WordNet
- any pathology of the breast (同)mazopathy
UpToDate Contents
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- 1. 良性乳房疾患の概要 overview of benign breast disease
Japanese Journal
- 香川産科婦人科雑誌 = Kagawa journal of obstetrics and gynecology : official journal of the Kagawa Society of Obstetrics and Gynecology 16(1), 9-15, 2014-09
- NAID 40020322303
- 症例報告 閉経後の女性に認められた,インスリン治療歴の短い糖尿病性乳腺症の1例
- 急性乳腺炎・乳腺症に対して葛根湯・桂枝茯苓丸が有効であった6症例
- 非浸潤性乳管癌(DCIS)の鑑別における超音波フローイメージング分類の役割
Related Links
- 乳腺症, =乳腺障害のこと。 ⇒30才~更年期までに発生する、乳腺の硬結で、両側に あるのが多い。 嚢胞乳腺症, =嚢胞形成を伴う乳腺の病態。 乳腺線維嚢胞症, 乳ガンを 発症することがある。 乳腺線維腫, =乳腺線維腺腫症(fibroadenosis) 1.良性腫瘍 ...
- 2011年10月10日 ... 乳腺症ってお医者様によっても認識が違うようです、 病院を受診する前に乳腺症の知識 を蓄えましょう!
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★リンクテーブル★
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- 74歳の女性。左乳房のしこりを主訴に来院した。30年前に左乳房にゴルフボール大のしこりがあるのに気付いていたが、大きさに変化がないためそのままにしていた。先日、入浴時にしこりの増大に気付き心配になり受診した。乳房に色調の変化やひきつれを認めない。表面平滑で弾性硬、可動性良好な径3cmの腫瘤を触知する。腋窩リンパ節を触知しない。左乳房のマンモグラム(別冊No. 24A)と胸部CT(別冊No. 24B)とを別に示す。
- 考えられる診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112D048]←[国試_112]→[112D050]
[★]
- 50歳の女性。右乳房のしこりを主訴に来院した。2年前から右乳房の2cm大の腫瘤に気付いていたが、あまり変化がないため医療機関を受診していなかった。4か月前から増大し痛みを伴ってきたため心配になり受診した。右乳房腫瘤は長径17cmで、弾性軟、胸壁への固定を認めない。皮膚には発赤や腫瘤の浸潤を認めない。腋窩リンパ節を触知しない。胸部CT(別冊No. 25)を別に示す。
- 最も可能性が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113D057]←[国試_113]→[113D059]
[★]
- 22歳の女性。右乳房のしこりを主訴に来院した。右乳房に長径約2cmの卵形の腫瘤を触知する。腫瘤は表面平滑で弾性硬、可動性は良好で圧痛を認めない。乳頭からの分泌物を認めない。乳房超音波像(別冊No. 8)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112D021]←[国試_112]→[112D023]
[★]
- 50歳の女性。人間ドックのマンモグラフィで異常を指摘されたため来院した。両側の乳房に腫瘤を触知しない。両側の腋窩リンパ節を触知しない。持参したマンモグラフィの病変部(別冊No. 14)を別に示す。
- 診断として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106I058]←[国試_106]→[106I060]
[★]
- 49歳の女性。1週前からの右乳房乳頭からの分泌を主訴に来院した。右乳房に腫瘤は触知しないが、圧迫すると乳頭から血性の分泌液を認める。マンモグラムで異常を認めない。超音波検査で拡張した乳管像を認める。
[正答]
※国試ナビ4※ [103A045]←[国試_103]→[103A047]
[★]
- 左乳頭直下の母指頭大の腫瘤を主訴とする患者で、腫瘤を指で圧迫したところ乳頭から分泌物を認めた。そのときの乳房の写真(別冊No. 8)を別に示す。
- 考えられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [110I032]←[国試_110]→[110I034]
[★]
- 43歳の女性。左乳頭からの血性分泌を主訴に来院した。左乳房に腫瘤は触知しない。圧乳房エックス線単純写真で腫瘤像と微細石灰化像とを認めない。最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [097A015]←[国試_097]→[097A017]
[★]
- 両側乳房の疼痛を主訴とする乳腺疾患で最も頻度が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [ ]←[国試_111]→[111A002]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [110D001]←[国試_110]→[110D003]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [100B023]←[国試_100]→[100B025]
[★]
- 英
- breast lump, breast mass
- 関
- 乳房
- 2008/12/16 内分泌 病理 (breast_patology.ppt)
- 表:IMD 427(乳房のしこりをきたす疾患)
腫瘍様病変
炎症
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- 英
- danazol
- 商
- ボンゾール
- 関
- ダナゾール療法、ボンゾール療法
- エチステロン(17α-エチニルテストステロン)の誘導体。
- 抗ゴナドトロピン作用(FSH,LHの分泌を抑制)を有し、無月経をきたす。例えば、子宮内膜の偽閉経療法として用いられる。また、乳腺症にも用いられる。
- 作用機序:(下垂体)LH,FSHを程度低下させ、エストラジオールを中等度低下させる。(子宮体内膜)子宮内膜のアンドロゲンレセプターに結合して増殖を抑制。(NGY.198)
[★]
- 英
- apocrine metaplasia
- 関
- 化生、乳腺症
- 2008/12/16 内分泌 病理 (breast_patology.ppt)
病理
- あぽくりんかんせんとおなじそしきぞうに化生する
- ひじょうにあかみがつよいのがとくちょう
- 弾道分泌 うちがわに飛び出している
[★]
- 英
- König sign, Konig sign
- 同
- König徴候, Konig徴候
- 関
- 乳腺症
- 腫瘤は指先で触れることができるが、つまむと消失する。
[★]
- 英
- duct papillomatosis
- 関
- 乳腺症
[★]
- 英
- fibrocystic disease of breast
[★]
- 英
- mammmary gland (KH)
- ラ
- glandula mammaria
- 関
- 乳房
臨床関連
- 乳腺疾患
- 炎症性疾患
- 乳性乳腺炎
- 急性化膿性乳腺炎
- 慢性乳腺炎
- 乳腺脂肪壊死
- モンドール病
- 乳腺症
- 腫瘍性疾患
- 良性腫瘍
- 乳腺線維腺腫
- 乳管内乳頭腫
- 葉状腫瘍
- 悪性腫瘍
- 乳癌
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- 英
- sis, pathy
[★]
- 英
- adenosis
- 同
- アデノーシス
- 関
- 乳腺症、閉塞性腺症