- 英
- middle cerebral artery (KH), MCA
- ラ
- arteria cerebri media
- 図:KH.347 (動脈分布) N.132-135
由来
走行
- 大脳半球の側頭葉の溝の中を上方に枝を出しながら後方に向かう
分布
- 側頭葉:外側面の上方。内側面の前方
- 前頭葉、頭頂葉、後頭葉:島を中心に扇状に広がる
枝
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/06/05 17:34:47」(JST)
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動脈: 中大脳動脈 |
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英語 |
Middle cerebral artery |
ラテン語 |
arteria cerebri media |
グレイの解剖学 |
書籍中の説明(英語) |
栄養 |
大脳 |
起始
|
内頸動脈
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分岐
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前外側視床線条体動脈
|
静脈
|
中大脳静脈
|
テンプレートを表示 |
中大脳動脈(ちゅうだいのうどうみゃく)はウィリス動脈輪の枝の一つ。大脳の側頭葉域を栄養する。前大脳動脈と共に内頸動脈からの直接の枝であり、後大脳動脈とは、後交通動脈で連絡されている。
関連項目 [編集]
頭頸部の動脈 |
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総頸 |
外頸
|
上甲状腺
|
上喉頭 · 胸鎖乳突筋枝 · 舌骨下枝 · 輪状甲状枝 · 腺枝
|
|
上行咽頭
|
後硬膜 · 咽頭枝 · 下鼓室
|
|
舌
|
舌骨上枝 · 舌背枝 · 舌深 · 舌下
|
|
顔面
|
頸枝 (上行口蓋, 扁桃, オトガイ下, 腺枝) · 顔枝 (下唇, 上唇 / 鼻中隔, 外側鼻, 眼角)
|
|
後頭
|
胸鎖乳突筋 · 硬膜 · 後頭枝 · 耳介 · 下行枝
|
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後耳介
|
茎乳突孔 · アブミ骨枝 · 耳介枝 · 後頭枝
|
|
浅側頭
|
顔面横 · 中側頭 (頬骨眼窩) · 前耳介枝 · 前頭枝 · 頭頂枝
|
|
顎
|
1st part: 前鼓室 · 深耳介 · 中硬膜 (上鼓室, 岩様部枝) · 副硬膜 · 下歯槽 (オトガイ, 顎舌骨筋)
2nd part: 咀嚼筋 (深側頭, 翼突筋枝, 咬筋) · 頬
3rd part: 後上歯槽 · 眼窩下 (前上歯槽) · 下行口蓋 (大口蓋, 小口蓋) · 翼突管 · 蝶口蓋 (後鼻中隔枝, 外側後鼻)
|
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内頸
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頸部
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頸動脈洞
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錐体部
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翼突管 · 頚鼓
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海綿静脈洞部/
眼
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眼窩: 後篩骨 · 前篩骨 (前鼻中隔枝, 外側前鼻枝, 前硬膜枝) · 涙腺 (外側眼瞼) · 内側眼瞼 · 末端 (眼窩上, 滑車上, 鼻背)
目: 網膜中心 · 毛様体 (短後毛様体, 長後毛様体, 前毛様体) · 下垂体 (上下垂体, 下下垂体)
|
|
大脳動脈輪
|
前大脳 (前交通, 前内側視床線条体) · 中大脳 (前外側視床線条体, 眼窩前頭, 前頭前, 上皮質枝, 下皮質枝, 前側頭葉) · 後交通 · 前脈絡叢
|
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鎖骨下 |
椎骨
|
硬膜枝 · 脊髄 (後脊髄, 前脊髄) · 脳底: 橋 · 迷路 · 小脳 (後下小脳, 前下小脳, 上小脳) · 大脳 (後大脳)
|
|
甲状頸
|
下甲状腺
|
下喉頭 · 気管枝 · 食道枝 · 上行頸 · 咽頭枝 · 腺枝
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頸横
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浅枝 · 背側肩甲
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肩甲上
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肩峰枝
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肋頸
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深頸 · 最上肋間
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 虚血性脳血管疾患により血行再建術を受けた患者の術後せん妄の発症,持続期間,重症度に関連する要因
- 原沢 のぞみ,水野 敏子,清水 悟
- 老年看護学 : 日本老年看護学会誌 15(1), 21-30, 2011-01-15
- … 本研究の目的は,虚血性脳血管疾患により血行再建術を受けた患者の術後せん妄の発症,持続期間,重症度に関連する因子を明らかにすることである.対象は,内頸動脈内膜剥離術もしくは浅側頭動脈-中大脳動脈吻合術を受けた患者144名であった.術後せん妄の発症要因34項目およびその経過について医療記録から情報収集を行い,せん妄の発症および重症度の判定は,日本語版NEECHAM混乱・錯乱スケールを用いた.対象者の平均年 …
- NAID 110008460312
- Neurological CPC 突然の左片麻痺,頭痛,便失禁で発症し,右中大脳動脈領域に広範なearly CT sign,右内頸から中大脳動脈に高度の狭窄を認めた62歳男性例
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- 脳動脈瘤、くも膜下出血 脳動脈瘤とは脳内部の中ー小動脈(径1ー6mm)に発生する瘤状あるいは紡垂状のふくれた部分のことです。これは今の所、高血圧や動脈硬化、家族性の原因などが示唆されていますが、要因の不明なものが大半を ...
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[★]
- 次の文を読み、59-61の問いに答えよ。
- 78歳の男性。意識障害のため搬入された。
- 現病歴 普段どおり起床し、特に変わった様子はなかった。8時ころ外出した妻が昼過ぎに帰宅し、床に倒れている患者を発見した。意識がもうろうとしており、救急車を要請し救命救急センターに搬入された。
- 既往歴 75歳で慢性心不全、心房細動、高血圧。
- 生活歴 2世帯住宅で1階に妻と二人暮らし。
- 現 症 意識レベルはJCS II-10。体温37.1℃。脈拍72/分、不整。血圧182/94mmHg。心尖部に3/6度の収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。神経学的所見で顔面を含む重度の左片麻痺を認める。
- 検査所見 心電図で心房細動を認める。頭部MRIの拡散強調像で右中大脳動脈(MCA)領域の高信号域を認める。
- 経過 妻の話から、発症から受診までの時間経過は不明と判断した。t-PAは使用せず、保存的治療を行った。入院後4日に意識状態は徐々に改善し、意識レベルはJCS I-3 全身状態も落ち着いていたため一般病棟に移動となった。脳梗塞再発予防の目的でワルファリン投与が開始された。1週後に2度日の家族面談が予定されている。
- 回復期リハビリテーション病棟でのリハビリテーションは順調に進み、屋内歩行は遠位見守り、屋外移動は車椅子介助が必要である。食事、整容は自立している。更衣、トイレ動作は軽介助、入浴は介助レベルとなった。本人、家族とも自宅退院を強く希望している。退院準備として必要がないのはどれか。
- a 家族に介助の仕方を指導する。
- b 日中2時間の安静を本人に指示する。
- c ワルファリンの投与量を最終決定する。
- d 自宅を訪問して改修プランを提示する。
- e 多職種によるカンファレンスを開催する。
[正答]
※国試ナビ4※ [104B060]←[国試_104]→[104B062]
[★]
- 次の文を読み、16~18の問いに答えよ。
- 70歳の男性。言動の異常に気付いた家族に付き添われて来院した。
- 現病歴 : 2日前の午後、急に会話がチンプンカンプンとなり、落ちつきがなくなった。昨日は症状がやや改善したようにみえたが、今朝になっても奇妙な言動が続いている。
- 既往歴 : 10年前から高脂血症の治療を受けている。また、不整脈を指摘されたことがある。
- 家族歴 : 母親と兄とに高血圧症がある。
- 現症 : 身長160cm、体重67kg。体温36.0℃。呼吸数17/分。脈拍68/分、不整。血圧160/68mmHg。意識は清明で発話量は多いが、質問に対する答えはトンチンカンである。項部硬直はない。顔面、舌および四肢に麻痺を認めない。「口を開けて舌を出して下さい。」と命じても別の動作をする。頚部血管雑音は聴取しない。心雑音はなく、呼吸音は清である。腹部に特記すべき所見はない。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球520万、Hb 15.7g/dl、Ht47%、白血球7,700、血小板29万。血清生化学所見:空腹時血糖94mg/dl、総蛋白7.0g/dl、アルブミン3.8g/dl、尿素窒素16mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl、総コレステロール210 mg/dl、総ビリルビン0.7 mg/dl、AST(GOT)37単位(基準40以下)、ALT(GPT)45単位(基準35以下)、Na142mEq/l、K4.4mEq/l、Cl104mEq/l。CRP0.2mg/dl(基準0.3以下)。胸部エックス線写真では心胸郭比64%、肺野に異常はない。心電図で心房細動を認める。脳波では基礎律動は9Hzのα波で、左側頭部に徐波が出現する。頭部単純CT(別冊No.3)を別に示す。
- 頭部単純CTで認められる病変部位の支配血管はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [096C016]←[国試_096]→[096C018]
[★]
- 次の文を読み、59-61の問いに答えよ。
- 78歳の男性。意識障害のため搬入された。
- 現病歴 普段どおり起床し、特に変わった様子はなかった。8時ころ外出した妻が昼過ぎに帰宅し、床に倒れている患者を発見した。意識がもうろうとしており、救急車を要請し救命救急センターに搬入された。
- 既往歴 75歳で慢性心不全、心房細動、高血圧。
- 生活歴 2世帯住宅で1階に妻と二人暮らし。
- 現 症 意識レベルはJCS II-10。体温37.1℃。脈拍72/分、不整。血圧182/94mmHg。心尖部に3/6度の収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。神経学的所見で顔面を含む重度の左片麻痺を認める。
- 検査所見 心電図で心房細動を認める。頭部MRIの拡散強調像で右中大脳動脈(MCA)領域の高信号域を認める。
- 経過 妻の話から、発症から受診までの時間経過は不明と判断した。t-PAは使用せず、保存的治療を行った。入院後4日に意識状態は徐々に改善し、意識レベルはJCS I-3 全身状態も落ち着いていたため一般病棟に移動となった。脳梗塞再発予防の目的でワルファリン投与が開始された。1週後に2度日の家族面談が予定されている。
- 入院後14日に回復期リハビリテーション目的で1週後に転院と決まった。転院までに主治医が行うべきことはどれか。 3つ選べ。
- a ADLの最終確認を行う。
- b 診療情報提供書を作成する。
- c 身体障害者診断書を作成する。
- d ソーシャルワーカーに転院時の家族支援を依頼する。
- e 本人と家族へリハビリテーションの最終ゴールを説明する。
[正答]
※国試ナビ4※ [104B059]←[国試_104]→[104B061]
[★]
- 次の文を読み、59-61の問いに答えよ。
- 78歳の男性。意識障害のため搬入された。
- 現病歴 普段どおり起床し、特に変わった様子はなかった。8時ころ外出した妻が昼過ぎに帰宅し、床に倒れている患者を発見した。意識がもうろうとしており、救急車を要請し救命救急センターに搬入された。
- 既往歴 75歳で慢性心不全、心房細動、高血圧。
- 生活歴 2世帯住宅で1階に妻と二人暮らし。
- 現 症 意識レベルはJCS II-10。体温37.1℃。脈拍72/分、不整。血圧182/94mmHg。心尖部に3/6度の収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。神経学的所見で顔面を含む重度の左片麻痺を認める。
- 検査所見 心電図で心房細動を認める。頭部MRIの拡散強調像で右中大脳動脈(MCA)領域の高信号域を認める。
- 経過 妻の話から、発症から受診までの時間経過は不明と判断した。t-PAは使用せず、保存的治療を行った。入院後4日に意識状態は徐々に改善し、意識レベルはJCS I-3 全身状態も落ち着いていたため一般病棟に移動となった。脳梗塞再発予防の目的でワルファリン投与が開始された。1週後に2度日の家族面談が予定されている。
- a ソーシャルワーカーへ連絡する。
- b 介護保険主治医意見書を作成する。
- c 嚥下機能の評価を担当科に依頼する。
- d 心血管系の評価を循環器科に依頼する。
- e リハビリテーションの経過を把握する。
[正答]
※国試ナビ4※ [104B058]←[国試_104]→[104B060]
[★]
- 次の文を読み、61~63の問いに答えよ。
- 28歳の1回経産婦。妊娠35週時に胎児発育異常を指摘され紹介状を持って来院した。
- 現病歴:分娩予定日は最終月経から算出された。定期的に妊婦健康診査を受けており、これまで血圧や尿検査の異常を指摘されたことはない。4週前から胎児の発育異常が疑われていた。
- 既往歴:特記すべきことはない。
- 妊娠・分娩歴:25歳時に妊娠38週で3,200gの男児を正常経腺分娩。
- 生活歴:喫煙は20本/日を8年間。
- 現症:身長155cm、体重50kg(非妊時45kg)、腹囲78cm、子宮底長28cm。体温36.6℃。脈拍80/分、整。血圧120/60mmHg。意識は清明。腹部は軟で、時折不規則な子宮収縮を触知する。児先進部は頭部で未固定、子宮口1cm開大、展退度30%、破水はない。超音波検査で胎児奇形は認めない。前医での胎児推定体重の推移と入院後の胎児心拍数陣痛図とを以下に示す。
- 入院後の胎児超音波検査所見として考えにくいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102G061]←[国試_102]→[102G063]
[★]
- 55歳の男性。左中大脳動脈領域の脳梗塞で2週前から入院中である。意識は清明。右片麻痺と失語症とが残存している。食欲はあり、臥位から座位になることがかろうじて自力でできるものの、車椅子やポータブルトイレへの移動には介助が必要である。患者本人はリハビリテーションに意欲的で、自宅での生活を希望している。妻と2人暮らしで、同じ町内には娘が暮らしている。
- 地域連携クリニカルパスに沿った対応はどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [106E054]←[国試_106]→[106E056]
[★]
- 77歳の男性。脳梗塞後のリハビリテーションのために入院中である。5か月前に右中大脳動脈領域の広範な脳梗塞を発症し、急性期病院で治療後に左片麻痺と高次脳機能障害とに対するリハビリテーションのために回復期リハビリテーション病棟に転院した。妻と2人暮らしで、年金で生活している。日常会話に支障はない。軽度の温痛覚低下と左半側空間無視とを認める。短下肢装具とT字杖とを用いた平地歩行が可能だが、階段昇降には介助を要する。本人、家族とも自宅退院後の介護保険の利用を希望しており、主治医意見書の記載を依頼された。
- 意見書の記載項目に含まれないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111E039]←[国試_111]→[111E041]
[★]
- 70歳の男性。急に右上下肢が勤かなくなったため、発症から1時間後に搬入された。意識レベルはJCS I-2。全失語と右片麻痺とがみられる。脈拍88/分、不整。血圧152/94mmHg。既往歴に高血圧と心房細動とがある。頭部MRIの拡散強調像(別冊No.23A)と頭部MRA(別冊No.23B)とを別に示す。
- 診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105A059]←[国試_105]→[105B001]
[★]
- 30歳の1回経産婦。妊娠28週の妊婦健康診査のため来院した。3週前に幼稚園に通う4歳の息子に皮疹が出現したため、かかりつけ医を受診したところ頬部の紅斑と手足のレース様紅斑とを認めると言われた。幼稚園では同じ疾患が流行していた。超音波検査で、児の発育は正常であるものの胎児に胸水と皮下浮腫とを認めた。
- 血流速度計測を行うべき胎児血管はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110G041]←[国試_110]→[110G043]
[★]
- 50歳の女性。突然出現した右眼瞼下垂を主訴に来院した。複視と前頚部痛とを訴えており、脳動脈瘤が疑われた。
- 考えられる病変部位はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [098B004]←[国試_098]→[098B006]
[★]
- 頭部外傷患者の受傷後4時間の頭部単純CT(別冊No. 7)を別に示す。
- 出血源として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109I023]←[国試_109]→[109I025]
[★]
- 頭部MRA(別冊No.1)を別に示す。
- 矢印で示す血管はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105B005]←[国試_105]→[105B007]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [098H054]←[国試_098]→[098H056]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105G035]←[国試_105]→[105G037]
[★]
- 英
- internal capsule (KH)
- ラ
- capsula interna
- 同
- 内嚢
内包
体性局在
- 内包には体性局在があり、内包膝から内包後脚に向かって、頭、上肢、下肢の順に皮質延髄・脊髄路が配列している。(B L-18 CNUR.296)
血管
[★]
- 英
- internal carotid artery (N), ICA
- ラ
- arteria carotis interna
- 同
- 内頸動脈
- 関
- 総頚動脈、外頚動脈
- 図:N.98,130(頭蓋内での走行)
- 頚部では迷走神経と一緒に、さらに内頚静脈と一緒に頚動脈鞘に包まれている (KH.28)
起始
走行
分布
枝
詳細
部位
参考
- 1. 系統発生からみた内頸動脈とその分枝 Phylogenetic consideration of internal carotid artery and its branch
- http://nnac.umin.jp/nnac/Download_2011_files/2%20Tanaka.pdf
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- anterolateral central artery (N)
- 同
- レンズ核線条体動脈 lenticulostriate artery (KH)
- 関
- 外側線条体動脈 lateral striate artery, 内側線条体動脈 medial striate artery。シャルコー脳出血動脈、ウィリス動脈輪
由来
走行
前外側中心動脈
- 前外側中心動脈=外側線条体動脈 lateral striate artery+内側線条体動脈 medial striate artery
参考
- http://www4.ocn.ne.jp/~etrt/15yms.htm
- [show details]
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- anterior cerebral artery (N), ACA
- ラ
- arteria cerebri anterior
- 関
- 中大脳動脈、後大脳動脈
- 図:KH.347(分布) N.130(頭蓋内) N.132-135
起始
走行
- 内頚動脈から前方に向かって分岐し、視神経の奥(大脳を下部から見て)に潜り前方かつ正中に向かう。正中付近で前交通動脈を出して交通しつつ両側性に脳梁の正面に沿って脳梁幹の半分以上進む。その間、大脳縦裂の外に向かって枝を出す。終枝は後大脳動脈と吻合しうる。(N.132-135の図から想像)
分布
枝
臨床関連
- hypesthesia and paresis of the contralateral lower extremity
[★]
- 英
- posterior cerebral artery (KH), PCA
- ラ
- arteria cerebri posterior
- 関
- 前大脳動脈、中大脳動脈
- 図:KH.347(分布域) M.488(分布域) N.132-135
起始
走行
分布
- 側頭葉の先端を除く内部、側頭葉の外側面の下半分。後頭葉の外表面と内部の全て。頭頂葉のうち後頭葉寄りの外部と内部 (KH.347 KL.765の図から想像)
枝
- ref(artery_cerebral_base.png,大脳動脈)
[★]
- 英
- middle cerebral artery infarction、MCA infarction
- 関
- 中大脳動脈閉塞、中大脳動脈性発作、中大脳動脈症候群
[★]
- 英
- middle cerebral artery stroke
- 関
- 中大脳動脈閉塞、中大脳動脈梗塞、中大脳動脈症候群
[★]
- 英
- middle cerebral artery embolism
- 関
- 中大脳動脈塞栓症
[★]
- 英
- middle cerebral artery embolism
- 関
- 中大脳動脈塞栓
[★]
- 英
- cerebrum
- 関
- 脳、ブロードマン野
感覚野、運動野
発生学
機能障害
|
優位半球
|
劣位半球
|
左
|
右
|
側頭葉
|
感覚性失語、Wernicke失語、同名性上1/4半盲
|
頭頂葉
|
対側の感覚
|
ゲルストマン症候群(手指失認、左右識別障害、失算、失書)
|
半側空間無視、病態失認、自己身体失認など
|
前頭葉
|
対側の運動麻痺、眼球運動(対側への追視)障害、運動性失語、知的及び精神的高次機能障害など
|
後頭葉
|
対側の同名半盲、両側後頭葉の障害ではアントン症候群
|
小脳
|
筋共同運動障害、運動・平衡障害に関係し、運動失調を呈する。測定異常、反復拮抗運動障害、筋緊張低下、運動過多、歩行異常、異常姿勢、発語障害、眼振など
|
[★]
- 英
- cerebral artery (KL)
- 関
- 大脳
種類
- ref(artery_cerebral_base.png,[大脳動脈])
[★]
- 英
- artery (Z)
- ラ
- arteria
- 関
- 静脈
[★]
- 英
- cerebral artery
- 関
- 大脳動脈
[★]
- 英
- deutocerebrum、deutocerebral