- 英
- anterior cerebral artery (N), ACA
- ラ
- arteria cerebri anterior
- 関
- 中大脳動脈、後大脳動脈
- 図:KH.347(分布) N.130(頭蓋内) N.132-135
起始
走行
- 内頚動脈から前方に向かって分岐し、視神経の奥(大脳を下部から見て)に潜り前方かつ正中に向かう。正中付近で前交通動脈を出して交通しつつ両側性に脳梁の正面に沿って脳梁幹の半分以上進む。その間、大脳縦裂の外に向かって枝を出す。終枝は後大脳動脈と吻合しうる。(N.132-135の図から想像)
分布
枝
臨床関連
- hypesthesia and paresis of the contralateral lower extremity
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 金森 政之,高沢 弘樹,米澤 慎悟,面高 俊介,川口 奉洋,緑川 宏,佐々木 達也,西嶌 美知春
- 脳卒中の外科 = Surgery for cerebral stroke 39(5), 353-358, 2011-09-30
- NAID 10029479525
- Accessory anterior cerebral artery に発生した破裂末梢性前大脳動脈瘤の1症例
- 前田 一史,郡 隆輔,宮園 正之,亀田 勝治,久田 圭,佐々木 富男
- 脳卒中の外科 = Surgery for cerebral stroke 39(4), 294-297, 2011-07-31
- NAID 10029121870
- 症例報告 rt-PA静注療法により頭蓋内出血をきたした前大脳動脈解離による脳梗塞の1例
- 田中 秀一,川西 昌浩,伊藤 裕,横山 邦生,山田 誠,加茂 正嗣,西原 賢太郎
- 脳卒中の外科 = Surgery for cerebral stroke 38(6), 409-414, 2010-11-30
- NAID 10026963444
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- ウィリスの動脈輪ともよばれる。大脳動脈輪は脳底部において、内頸動脈と椎骨動脈の 枝が連絡して形成された輪状ないし六角形の動脈吻合である。構成にあずかる動脈は、 内頚動脈側では前大脳動脈、左右の前大脳動脈を連絡する前交通動脈、中大脳 ...
- 脳は4本の大きな動脈によって給血されている。すなわち2本の内頚動脈(前方循環用) と2本の椎骨動脈(後方循環用)である。内頚動脈は海綿動脈洞を通り抜け、蝶形骨前 床突起の内側で脳硬膜を貫いた直後に頭蓋内での最初の枝である眼動脈を出す。
- 前大脳動脈は、視交叉と視神経の外側で内頚動脈から分岐する。左右の前大脳動脈は 視神経の背側を前内側方向に走り、相互に近づき、前交通動脈によって連結する。前 大脳動脈は、大脳縦裂の間に入り、大脳の内側面を上方に向かい、つづいて脳梁の背 ...
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[★]
- 次の文を読み、16~18の問いに答えよ。
- 70歳の男性。言動の異常に気付いた家族に付き添われて来院した。
- 現病歴 : 2日前の午後、急に会話がチンプンカンプンとなり、落ちつきがなくなった。昨日は症状がやや改善したようにみえたが、今朝になっても奇妙な言動が続いている。
- 既往歴 : 10年前から高脂血症の治療を受けている。また、不整脈を指摘されたことがある。
- 家族歴 : 母親と兄とに高血圧症がある。
- 現症 : 身長160cm、体重67kg。体温36.0℃。呼吸数17/分。脈拍68/分、不整。血圧160/68mmHg。意識は清明で発話量は多いが、質問に対する答えはトンチンカンである。項部硬直はない。顔面、舌および四肢に麻痺を認めない。「口を開けて舌を出して下さい。」と命じても別の動作をする。頚部血管雑音は聴取しない。心雑音はなく、呼吸音は清である。腹部に特記すべき所見はない。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球520万、Hb 15.7g/dl、Ht47%、白血球7,700、血小板29万。血清生化学所見:空腹時血糖94mg/dl、総蛋白7.0g/dl、アルブミン3.8g/dl、尿素窒素16mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl、総コレステロール210 mg/dl、総ビリルビン0.7 mg/dl、AST(GOT)37単位(基準40以下)、ALT(GPT)45単位(基準35以下)、Na142mEq/l、K4.4mEq/l、Cl104mEq/l。CRP0.2mg/dl(基準0.3以下)。胸部エックス線写真では心胸郭比64%、肺野に異常はない。心電図で心房細動を認める。脳波では基礎律動は9Hzのα波で、左側頭部に徐波が出現する。頭部単純CT(別冊No.3)を別に示す。
- 頭部単純CTで認められる病変部位の支配血管はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [096C016]←[国試_096]→[096C018]
[★]
- 50歳の女性。突然出現した右眼瞼下垂を主訴に来院した。複視と前頚部痛とを訴えており、脳動脈瘤が疑われた。
- 考えられる病変部位はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [098B004]←[国試_098]→[098B006]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105G035]←[国試_105]→[105G037]
[★]
- 英
- internal carotid artery (N), ICA
- ラ
- arteria carotis interna
- 同
- 内頸動脈
- 関
- 総頚動脈、外頚動脈
- 図:N.98,130(頭蓋内での走行)
- 頚部では迷走神経と一緒に、さらに内頚静脈と一緒に頚動脈鞘に包まれている (KH.28)
起始
走行
分布
枝
詳細
部位
参考
- 1. 系統発生からみた内頸動脈とその分枝 Phylogenetic consideration of internal carotid artery and its branch
- http://nnac.umin.jp/nnac/Download_2011_files/2%20Tanaka.pdf
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- posterior cerebral artery (KH), PCA
- ラ
- arteria cerebri posterior
- 関
- 前大脳動脈、中大脳動脈
- 図:KH.347(分布域) M.488(分布域) N.132-135
起始
走行
分布
- 側頭葉の先端を除く内部、側頭葉の外側面の下半分。後頭葉の外表面と内部の全て。頭頂葉のうち後頭葉寄りの外部と内部 (KH.347 KL.765の図から想像)
枝
- ref(artery_cerebral_base.png,大脳動脈)
[★]
- 英
- anterior communicating artery Acom ACOM
- ラ
- arteria communicans anterior
- 関
- ウィリス動脈輪、内頸動脈、前大脳動脈、交通動脈
概念
- 前大脳動脈が吻合してできた交通動脈
- 脳動脈瘤の好発部位(欧米では最多で40%(BPT))
臨床関連
[★]
- 英
- anterior perforated substance (KA)
[★]
- 英
- callosomarginal artery, callosal marginal artery
- 関
- 前大脳動脈、脳梁
[★]
- 英
- anterior cerebral artery infarction
[★]
- 英
- cerebrum
- 関
- 脳、ブロードマン野
感覚野、運動野
発生学
機能障害
|
優位半球
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劣位半球
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左
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右
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側頭葉
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感覚性失語、Wernicke失語、同名性上1/4半盲
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頭頂葉
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対側の感覚
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ゲルストマン症候群(手指失認、左右識別障害、失算、失書)
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半側空間無視、病態失認、自己身体失認など
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前頭葉
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対側の運動麻痺、眼球運動(対側への追視)障害、運動性失語、知的及び精神的高次機能障害など
|
後頭葉
|
対側の同名半盲、両側後頭葉の障害ではアントン症候群
|
小脳
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筋共同運動障害、運動・平衡障害に関係し、運動失調を呈する。測定異常、反復拮抗運動障害、筋緊張低下、運動過多、歩行異常、異常姿勢、発語障害、眼振など
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[★]
- 英
- cerebral artery (KL)
- 関
- 大脳
種類
- ref(artery_cerebral_base.png,[大脳動脈])
[★]
- 英
- artery (Z)
- ラ
- arteria
- 関
- 静脈
[★]
- 英
- cerebral artery
- 関
- 大脳動脈
[★]
- 英
- protocerebrum、protocerebral