- 英
- internal capsule (KH)
- ラ
- capsula interna
- 同
- 内嚢
内包
体性局在
- 内包には体性局在があり、内包膝から内包後脚に向かって、頭、上肢、下肢の順に皮質延髄・脊髄路が配列している。(B L-18 CNUR.296)
血管
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/07/05 16:01:35」(JST)
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内包(Intension)はある概念がもつ共通な性質のことを指し、外延(extension)は具体的にどんなものがあるかを指すものである。これらは互いに対義語の関係をもつ。
集合
詳細は「集合#記法」を参照
数学の集合の記法における、内包による記法と外延による記法については、詳細は集合#記法を参照。論理においても内包と外延という語は使われることがあるが、(現代においては)数学と同様である。基本的に表現法の違いであり、(外延による記法では、厳密さが必要な場合には「全ての偶数の集合」のような集合は書けない、といった違いはあるが)外延性の公理により、実質が同じであれば両者は同じものとする。よって以下のような哲学の場合のような議論は普通は必要としない。
なお、量#外延量と内包量にある「外延量」「内包量」という語は、物理学における物理量に関する熱力学的概念(示量性と示強性)及び、数学では測度論的に区別を考えることができるような術語(テクニカルターム)として考えたほうが良く、ここでの議論から類推できるようなものとは異なる。詳細はやはりリンク先の記事を参照。
哲学
「定義#外延と内包」も参照
内包はある記号(言葉)が意義とする、対象に共通な性質のことであり、外延は記号の指す具体対象のことを指す[1]。また、外延と内包は各々、概念の外側か内側かという意味合いを持っている[2]。例えば「芸術」という言葉は、「自己表現」「人間活動」などの属性を内包とするのにたいして、「演劇」「音楽」「絵画」「彫刻」「文学」などの非属性を外延として指す[1]。
すなわち「芸術」を内包的定義で表すと「芸術とはさまざまな方法で自己表現を行い、美的な価値を創出する人間活動」のようになり、外延的定義は「芸術とは演劇、音楽、絵画、彫刻、文学などのこと」となる。外延的定義ではすべての例をあげることは大抵困難なので、などのような言葉を用いて具体例を途中で打ちきることが多い[3]。
「内包」と「外延」という概念は通常互いに対義語の関係である。ただしその定義については哲学者によってより限定したものとなることもある。また、内包は志向性(Intention)との関連で論じられることが多い。
家族的類似も参考。
脚注
- ^ a b 『福武 国語辞典』 樺島忠夫・植垣節也・曽田文雄・佐竹秀雄、福武書店(原著1989年9月1日)、初版、p. 935。ISBN 4828803998。2009年3月9日閲覧。
- ^ 『岩波 哲学 小辞典』 栗田賢三・古在由重、岩波書店(原著1979年11月8日)。2008年12月19日閲覧。
- ^ 開米瑞浩 (2008年9月29日). “第18回 常識的な概念ほど、きっちり定義を考えなければならない (2/3)”. ITmedia. 2013年11月5日閲覧。
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Japanese Journal
- 辻 千秋,伊禮 三之
- 福井大学教育実践研究 (35), 97-102, 2011-02-18
- … 本稿では「速度」「人工密度」「物質密度」という内包量について、概念形成の実態を把握するために、日常経験の異なる中学生・高校生・大学生を対象に縦断的な調査を実施し、その考察を行った。 … その調査結果から、第3用法の関係性の理解と独立性の理解に課題があること、つまり、内包量の概念形成が、十分達成できているわけではないことが確認された。 …
- NAID 120002851463
- サステイナブル福祉システムの可能性と倫理的内包--J・ハーバーマスを手懸りとして
- 「デリバティブを内包する預金に関するガイドライン」の制定について
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- Capsula interna, 内包, Internal capsule 1. Capsula interna(内包)Internal capsule →内包は外側のレンズ核と内側の尾状核および視床との間にある、大きい線維束の集団で、その大部分は下方に集まって大脳脚に移行する。内包は ...
- 世界大百科事典 第2版 内包の用語解説 - 大脳新皮質と皮質下構造物とを結ぶ投射性伝導路の大脳半球における通路を指す。内囊ともいう。大脳半球は表層に大脳皮質,その深部に大脳髄質と大脳基底核をもつ。大脳基底核は尾状核 ...
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- 次の文を読み、22~24の問いに答えよ。
- 61歳の男性。複視と歩行障害とを主訴に来院した。
- 現病歴: 今日の午前10時頃、会議中に突然物が二重に見え、右上下肢が動かしづらいことに気付いた。様子をみていたが改善しないため午後5時に来院した。
- 既往歴: 10年前から糖尿病で、5年前からインスリンで加療中である。6年前から高血圧で加療中である。2年前に突然、右上下肢が動かしづらくなり、歩く時ふらつく症状があったため入院したことがある。それらの症状は数日で消失し、1週間で退院した。
- 家族歴: 兄と姉とが高血圧で加療中である。
- 現症: 意識レベルはJCS-1。顔の表情は正常。身長165cm、体重52kg。体温36.2℃。臥位で脈拍84/分、整。血圧156/80mmHg。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦で、圧痛と抵抗とを認めない。肝・脾を触知しない。右側方視で左眼は内転できず、右眼に水平眼振を認める。左側方視では両眼とも正常に動く。輻湊と垂直方向の眼球運動とは正常である。右上下肢の筋力低下と深部腱反射亢進とを認める。起立・歩行障害を認める。四肢に不随意運動はなく、頭痛、失語・失行・失認、項部硬直、顔面筋麻痺および聴力障害を認めない。
- 検査所見: 尿所見:蛋白(-)、糖1+。
- 血液所見:赤血球495万、Hb16.0g/dl、Ht44%、白血球6,500、血小板25万。
- 血清生化学所見:空腹時血糖240mg/dl、HbA1c8.2%(基準4.3~5.8)、総蛋白6.9g/dl、アルブミン4.8g/dl、尿素窒素9.2mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、AST18IU/l、ALT14IU/I。心電図と頭部単純CTとに異常を認めない。
[正答]
※国試ナビ4※ [101E021]←[国試_101]→[101E023]
[★]
- 64歳の女性。1年前に脳卒中発作が起き、その後、右顔面と右上肢とに自発痛としびれ感とが持続するので来院した。眼球運動は正常。右上下肢に軽度の筋力低下と腱反射亢進とを認める。手指を広げて上肢前方水平挙上位をとらせると、右手指が不随意に、緩徐に動く。右顔面と見議場使途に表在感覚低下を認める。
- 予想される障害部位はどれ
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105H011]←[国試_105]→[105H013]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [103B027]←[国試_103]→[103B029]
[★]
- 英
- anatomy
- ラ
- anatomia
- 関
- 体表解剖学、臨床解剖学、神経解剖学、比較解剖学
系統解剖
運動
骨
部位ごとの分類
関節ごとの分類
神経
部位別
上肢
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下肢の皮神経
脳幹の神経解剖
血管
臓器に分布する血管
各体部位に分布する血管
- 頚部
[★]
- 英
- corpus striatum (N,B), striatum (KL), striate body
- 同
- 新線条体
- 関
- 淡蒼球=古線条体、大脳基底核
解剖
機能
- 大脳皮質と黒質から入力を受けて出力を淡蒼球と黒質とに送り、視床を介して大脳皮質に戻る回路
線維連絡
入力線維
出力線維
疾患関連
[★]
- 英
- anterolateral central artery (N)
- 同
- レンズ核線条体動脈 lenticulostriate artery (KH)
- 関
- 外側線条体動脈 lateral striate artery, 内側線条体動脈 medial striate artery。シャルコー脳出血動脈、ウィリス動脈輪
由来
走行
前外側中心動脈
- 前外側中心動脈=外側線条体動脈 lateral striate artery+内側線条体動脈 medial striate artery
参考
- http://www4.ocn.ne.jp/~etrt/15yms.htm
- [show details]
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- corticobulbar tract
- 同
- 皮質核路、皮質球路、皮質核線維
経路
中心前回→内包(膝)→大脳脚→(交叉)→脳神経核
参考
- https://i2.wp.com/healers-diary.com/wp-content/uploads/2017/07/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88-2017-07-13-8.12.46.png?w=690&ssl=1
- http://www.skmc.jp/BrainAndNeuron/sekizui/image/conrticospinal-3-600.png
[★]
- 英
- globus pallidus (KH), pallidum
- 同
- レンズ核淡蒼部 pars pallida nuclei lentiformis
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解剖 (KL.753)
神経連絡 (KL.754)
入力線維
出力線維
-globus pallidus
[★]
- 英
- posterior limb of internal capsule
- ラ
- crus posterius capsulae internae
- 関
- 内包
- 内包には体性局在があり、内包膝から内包後脚に向かって、頭、上肢、下肢の順に皮質延髄・脊髄路が配列している。
- 後脚には皮質脊髄線維、皮質網様体、皮質橋線維、歯状核視床皮質線維が含まれる(B L-18 CNUR.296)
[★]
- 英
- anterior limb of internal capsule
- 関
- 内包、内包後脚
[★]
- 関
- 滑液包、嚢、嚢状、ブルサ