- 45歳の男性。皮疹を主訴に来院した。 2週前に両側の下腿の皮膚病変に気付いたが、疼痛や瘙痒感はなかった。 1週前から皮膚病変が拡大してきたため受診した。両側の下腿から足背にかけて皮膚病変がみられる。病変は隆起しておらず、圧迫しても赤紫色が消退しない。下腿から足背にかけての写真(別冊No. 3)を別に示す。
- この病変を特徴づける皮疹の種類はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106F024]←[国試_106]→[106F026]
★リンクテーブル★
[★]
- 78歳の男性。意識障害のため搬入された。
- 現病歴: 7日前から上腹部の鈍痛と38.3℃の発熱とがみられていた。 6日前にかかりつけの診療所を受診し、解熱薬を処方された。 5日前、症状が軽快したため、薬の内服を中止した。 2日前から再び右上腹部痛を自覚し、 37.6℃の発熱と全身倦怠感とがみられた。昨日から食欲低下と悪寒とを伴うようになったため、中断していた解熱薬の内服を再開した。昨日の時点で、尿の色が濃いことに気付いていた。本日、起床後に悪寒と悪心とが出現し、意識がもうろうとした状態となった。家族の問いかけに対してつじつまの合わない返答がみられたため、家族が救急車を要請した。
- 既往歴: 7年前から高血圧症に対しアンジオテンシン変換酵素阻害薬を内服中。3年前に腹部超音波検査で3、 4個の胆石を指摘された。
- 生活歴:喫煙は15本/日を58年間。飲酒は日本酒2合/日を58年間。
- 家族歴 :父親が脳出血で死亡。
- 現 症:意識レベルはJCS II-10。身長164cm、体重59kg。体温39.0℃。心拍数112/分、整。血圧82/58mmHg。呼吸数24/分。 SpO2 97%(3l/分酸素投与下)。眼球結膜に黄染を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部はやや膨隆し、軟で、肝・脾を触知しない。右季肋部を中心に圧痛を認める。
[正答]
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- 32歳の3回経妊2回経産婦。産裾8日。凝血塊を含んだ大量の性器出血を主訴に来院した。妊娠39週5日で3,600gの男児を経腟分娩し、 3日前に退院した。体温36.2℃。脈拍92/分、整。血圧112/72mmHg。腹部はやや膨隆しているが圧痛はない。子宮底は臍高で軟らかく触知する。子宮口は1.5cm関大している。腟鏡診で暗赤色の凝血塊を認める。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球350万、 Hb8.8g/dL、 Ht29%、白血球8,000、血小板26万。 CRP0.2mg/dL。
- 現時点の対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106F023]←[国試_106]→[106F025]
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