- 53歳の男性。突然生じた強い左背部痛のため搬入された。 2年前から痛風で尿酸排泄促進薬を内服している。身長175cm、体重91kg。体温36.0℃。脈拍76/分、整。血圧162/92mmHg。呼吸数16/分。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。左肋骨脊柱角に叩打痛を認める。尿所見:蛋白1+、糖(-)、潜血3+、沈渣に赤血球多数/1視野、白血球1-5/1視野。血液所見:赤血球428万、 Hb13.6g/dl、 Ht38%、白血球7,800、血小板21万。血液生化学所見:総蛋白6.9g/dl、アルブミン3.9g/dl、尿素窒素12mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、尿酸7.0mg/dl、 Na138mEq/l、 K3.9mEq/l、 Cl102mEq/l。 CRP0.lmg/dl。腹部超音波検査で左水腎症を認める。腹部エックス線写真で異常を認めない。
- 診断に有用なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D023]←[国試_106]→[106D025]
★リンクテーブル★
[★]
- 60歳の女性。健康診断の胸部エックス線写真で異常を指摘され来院した。自覚症状はない。既往歴に特記すべきことはない。喫煙歴はない。身長153cm、体重55kg。体温36.8℃。脈拍60/分、整。血圧118/64mmHg。呼吸数16/分。 SpO2 99%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液所見:赤血球380万、Hb13.2g/dl、 Ht33%、白血球5,600、血小板23万。 CRP 0.3mg/dl。胸部エックス線写真(別冊No. 7A)と胸部単純CT(別冊No. 7B)とを別に示す。
- 診断のために行うべき検査として最も有用なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D022]←[国試_106]→[106D024]
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- 58歳の女性。下肢のむくみを主訴に来院した。 15年前に糖尿病を指摘され、 10年前から自宅近くの医療機関でインスリン治療を受けている。 10か月前から下肢のむくみを自覚し、次第に増悪してきたため紹介されて受診した。身長155cm、体重60kg。血圧160/86mmHg。両下肢に中等度の浮腫を認める。尿所見:蛋白3+、糖(-)、ケトン体(-)。血液生化学所見:血糖127mg/dl、 HbA1c6.6%(基準4.3-5.8)、総蛋白5.7g/dl、アルブミン3.0g/dl、尿素窒素45mg/dl、クレアチニン3.5mg/dl。
- 食事療法として適切なのはどれか。
[正答]
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