- 58歳の男性。 2時間前に突然、右側の手足が動かしにくくなったことを主訴に家族に伴われて来院した。 53歳時から職場の健康診断で高血圧を指摘されていたが、自覚症状がないためそのままにしていたという。
- 意識は清明。体温36.4℃。脈拍84/分、整。血圧178/92mmHg。呼吸数16/分。 SpO2 98%(room air)。右顔面神経不全麻痺を認める。右上下肢にBarre徴侯と腱反射亢進とを認める。病的反射と感覚障害とを認めない。頭部CTには明らかな異常を認めない。緊急で頭部MRIを撮影することとした。
- この患者の病変を描出できる可能性が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106B042]←[国試_106]→[106B044]
★リンクテーブル★
[★]
- 64歳の男性。呼吸困難を主訴に来院した。 4日前に左胸痛と息切れとが出現し、次第に増悪してきたため受診した。
- 体温36.2℃。脈拍100/分、整。血圧120/80mmHg。呼吸数20/分。 SpO2 92%(room air)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。頚部リンパ節を触知しない。左胸部に呼吸音を聴取しない。
- 血液所見:赤血球420万、 Hb13.0g/dl、 Ht37%、白血球4,400(桿状核好中球5%、分葉核好中球60%、好酸球1%、好塩基球2%、単球7%、リンパ球25%)、血小板21万。CRP0.4mg/dl。来院時の胸部エックス線写真(別冊No. 4A)を別に示す。入院後、胸腔ドレーンを挿入したところ、直後から咳嗽と泡沫状の喀痰とが出現した。この時点の胸部エックス線写真(別冊No. 4B)を別に示す。
- 胸腔ドレーン挿入後の病態として正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106B043]←[国試_106]→[106B045]
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- 51歳の男性。特定健康診査の結果、薬物治療の要否について医師の判断を求める必要があると判定された。特定健康診査の結果を示す。
- 身長168cm、体重70kg、腹囲88cm。血圧156/82mmHg。
- 血液生化学所見‥空腹時血糖102mg/dl、トリグリセリド152mg/dl、HDLコレステロール45mg/dl、LDLコレステロール124mg/dl(基準65-139)。
- 医療機関受診を勧奨する根拠となった項目はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106B041]←[国試_106]→[106B043]
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