- 11歳の男児。呼吸困難のため搬入された。学校給食で食パンとシチューを食べた後、昼休みに校庭でサッカーをしていたときに皮膚掻痒感と蕁麻疹とが出現した。養護教諭が保健室で休ませて様子をみていたところ、患児が呼吸困難と気分不快とを訴えたため、救急車を要請した。意識は清明。体温36.8℃。脈拍92/分、整。血圧86/48mmHg。呼吸数32/分。 SpO2 90%(room air)。ぐったりとしている。顔面と四肢とに膨疹が散在している。胸部で喘鳴を聴取する。 1か月前にも同様のエピソードがあったという。
- 病態として最も考えられるのはどれか。
[正答]
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- 35歳の女性。 2か月前からの全身倦怠感を主訴に来院した。 1年前に会社の健康診断で貧血と高コレステロール血症とを指摘されたが、精査を受けたことはない。 2年前に、分娩時に大量出血し、輸血を受けたことがある。授乳経験はない。月経周期は不整である。身長162cm、体重50kg。脈拍60/分、整。血圧84/60mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液所見:赤血球350万、 Hb9.1g/dl、 Ht25%、白血球6,800、血小板18万。血液生化学所見:空腹時血糖68mg/dl、総コレステロール269mg/dl、 AST26IU/l、 ALT21IU/l、 CK297IU/l(基準30-140)、 Na126mEq/l、 K4.9mEq/l、 Cl94mEq/l、 Fe18μg/dl、 TSH0.3μU/ml(基準0.2-4.0)、 FT4 0.6ng/dl(基準0.8-2.2)、コルチゾール1.6μg/dl(基準5.2-12.6)。
- まず選択すべき治療薬として適切なのはどれか。
[正答]
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- 16歳の男子。 2日前からの発熱と左の側腹部痛とを主訴に来院した。小児期から年に2回ほど高熱を出し、そのたびに抗菌薬治療を受けていたという。体温39.0℃。左肋骨脊柱角に叩打痛を認める。血清クレアチニンl.0mg/dl。排尿後の腹部超音波検査で残尿を認めない。左腎に水腎症と軽度の萎縮とを認める。尿培養でグラム陰性桿菌を認めた。抗菌薬投与で解熟し、症状は消失した。
- 引き続き行う必要がある検査で適切なのはどれか。
[正答]
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