- 63歳の女性。 「鼻血を止める方法を教えてください」と救急外来に電話があった。
- 現病歴:本日19時から、自宅で特に誘因なく鼻出血が出現した。 30分たっても止血しないため、救急外来に電話したという。
- 既往歴:約10年前に高血圧症と診断され、自宅近くの診療所で降圧薬を処方されている。
- 患者は20時30分頃来院した。助言に従い止血を試みたが、効果がみられなかったという。
- 生活歴:特記すべきことはない。
- 家族歴 :父親が高血圧性脳出血のため76歳で死亡。
- 現 症:意識は清明。脈拍88/分、整。血圧166/80mmHg。左鼻孔からの出血を認め、しばしば口腔内に溜まった血液を吐き出している。他の身体所見に異常を認めない。
- 救急外来担当医が耳鼻咽喉科医師に対応を要請している間に、座って待機していた患者が床にうずくまった。呼びかけに対する反応は明確でなく、顔面は蒼白で冷汗を認める。脈拍56/分、整。血圧104/72mmHg。呼吸数16/分。胸部聴診で呼吸音に異常を認めない。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 63歳の女性。 「鼻血を止める方法を教えてください」と救急外来に電話があった。
- 現病歴:本日19時から、自宅で特に誘因なく鼻出血が出現した。 30分たっても止血しないため、救急外来に電話したという。
- 既往歴:約10年前に高血圧症と診断され、自宅近くの診療所で降圧薬を処方されている。
- 自宅で実施可能な手当の説明として適切なのはどれか。
- a 「仰向けで安静にしてください」
- b 「おでこを氷嚢で冷やしてください」
- c 「首の後ろをトントンと軽く叩いてください」
- d 「前かがみの姿勢で鼻を強くつまんでください」
- e 「ティッシュペーパーを丸めて鼻の穴に詰めてください」
[正答]
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- うつ病の患者の訴えで典型的と考えられるのはどれか。
- a 「妻が浮気をしている」
- b 「食事に毒が入っている」
- c 「いつも誰かに尾行されている」
- d 「お金がなくてどうにもなりません」
- e 「周囲の雰囲気が変わってしまった」
[正答]
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